2018年9月18日火曜日

スイス旅行記(2章) 4大名峰 ディアボレッツァ

ところで、今回はHISのツアーに申し込んだスイス旅行なんだけど、そのパッケージの名も、「スイス4大名峰を巡る旅」というもので、そりゃあすごい贅沢で長い距離を巡る旅だったわけですよ。
さて、第1峰目は、4000m級のディアボレッツァです。場所は、リンク先地図の右下のサンモリッツとティラーノとの間辺り)。比較的名前はマイナーだけど、その雄姿は大したものです。この山に魅了されて帰って来た村人はいないと言われる悪魔(魔女)の峰という意味だそう。
今回のレンズはHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRと、HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AW。全く違う表現ができる二つを使い分けてみました。

ティラーノからバスで折り返し、このゴンドラに乗ります。
一気に3000mへ。
コーザンビョー、大丈夫かなーーー・・・

展望台へ到着。すごい天気だ。
ラリホーと踊りだしたいシチュエーションだが、ここではしゃぐとトンデモナイ高山病の症状(頭痛)が出てくることは良く分かってますとも。空気はもちろん大変薄い。この超広角レンズ、絶妙にゴーストが出てこの高原の眩しさを表現してくれてます。ラリホー

これが展望台からのディアボレッツァ連峰。22mmで撮影。

せっかく超広角を持ってきているので15mmにて撮影。少し明るめに撮ります。どうよ、この広さ。ゴーストは出てますが、これは効果として楽しんでます。これが嫌な人は、ハレ切りでもしてくだされ。
山の名前は左から、なだらかなPIZ PALU(3901m), 真ん中のPIZ BELLAVISTA(3922m), 真ん中奥に小さく尖った三角のCRAST AGUZZA(3854m), 一番高いPIZ BERNINA(4049m) ←遠近的関係上低く見えますが・・・・。

さて、HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWに換装します。このペンタックス最高峰レンズの山写しの実力はドンなもんじゃろう、と。
 PIZ BELLAVISTA, CRAST AGUZZA, PIZ BERNINA同時ですが、たった50mmのレンズなのに迫力があります。ひどい逆光なのにゴーストもありません。やっぱ、すごい実力なんじゃないの、これ?

左にレンズを移して、PIZ PALU, PIZ BELLAVISTAです。
モルテラッチ氷河も迫力で迫ってきます。

より最高峰のPIZ BERNINAを中心で写してみます。

さて、HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWですが、このレンズはF1.4と焦点深度がメチャ浅いことが特徴です。
通常、上の写真のようにF8ぐらいで写すのが山岳写真ではセオリーかも、だけど、やっぱりこういう場所でも開放にしちゃいたいですよね。開放にしたくてうずうずしてます。
開放写真はこちら。山小屋にピントは合ってます。
うーむ、すごい立体感。3D写真みたいだ。

これを山岳撮影に適用するとどうでしょうね、というのが下の写真。
ピントの合ったピークから、遠景なのになだらかにボケる山麓というのはこういうレンズじゃないと撮れないですよ。大したもの。
ただし、ウエブにアップする際に自動的に圧縮されるのですが、そのせいによって空の階調が悪くなっているのは開放で撮った方。F値が関係しているのかどうかは知りませぬ。

今回初登場だったか、僕の自画像、というか、娘が
「お父さんって、これまで自分のことを全く写してないから、死んだときの遺影の代わりに私が撮ってあげるよ」
と縁起でもないことを言いながら撮ってくれたもの。
本当は50過ぎのおっさんの見苦しい写真など載せたくなかったんだけど、娘がぱっと撮ってこんな感じで撮れてしまうHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWの底力の恐ろしさよ、ということをお見せしたくてね。腕前はレンズでカバーできる、という見本です。ペンタックスを買った、少なくともK-1を買った人はあまねくこのレンズは買う方が宜し、と実感しつつあります。
(うーむ・・・・しかし、これが遺影になるのかな??)

最後に、ディアボレッツァ近くの有名な白い湖と黒い湖。

この次は、サンモリッツへ帰り、そこからロープウエーにてピッツネイル山頂へ登ります。

今回の僕のスイス旅行記全体を読んでみたい方はこちらへどうぞ

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