2021年8月30日月曜日

北海道旅行6日目 礼文島4時間コース(岬めぐりコース) 後半 HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR

 (北海道旅行まとめはこちら) 

礼文島4時間コースのハイライトはゴロタ山だ。
見たこともないような雄大な景色に感動すること請け合いだが、そこにたどり着くまでは結構な登りを体験することになる。頂上にたどり着いた時にはゴロター!!と倒れ込むことからゴロタ山と言われるようになった、とその昔適当なことを教えられたが、実はそうかもしれないな、と思うほどだ。

では、前回の続きからのお話。

ゴロタ山に南側から登るコースでは、鉄府海岸から急な階段を汗だくで登ることになるが、これがしんどい。下の写真は、やっと階段の終わりが見えたあたりのピース。やけくそな明るい表情が物悲しい。


だが、そんな疲れを吹き飛ばす景色の中で、踏み分け路を夢見心地で歩くことになる。

2021年8月28日土曜日

北海道旅行6日目 礼文島4時間コース(岬めぐりコース) 前半 HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR

ちょうど10年前に北海道を1か月近く旅行する機会に恵まれたことがあり、その中で一番感動したのがここ礼文島だった。
その時は、「愛とロマンの8時間コース」というトレッキングに挑戦してしまい、8時間というタイトルは嘘で12時間近くもかかって死ぬ思いで歩き切ったのだが、控えめに言ってすごく感動した。ここは日本か、というぐらいに。

 だから、今回もここでトレッキングをするのが一番の目的の北海道旅行だったのだ。

だだし、前回は8時間コースの過酷さにホトホト懲りたので、今回は4時間コースに挑戦することにした(ちなみに通称4時間コースは、4時間じゃ歩けないじゃないかと中高年から文句多数だったため、最近では岬めぐりコースと呼ばれるらしい)。

ちなみに、カメラはK-1にHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRだけを取り付けて歩いた。本当はHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRという超広角レンズも持ってきたかったが、間違いなく膝を壊しそうだったので断念した。

まずは、下の地図(地図はこちらのサイトのものを使わせて頂いた)のスコトン岬近くの宿 星観荘から浜中まで車で送ってもらってのスタートだ。4時間コースは浜中から西上泊に行き、鉄府、ゴロタ山を通ってスコトン岬を目指すコースとなっている。

まずは浜中から延々と西上泊にある澄海(すかい)岬に向かって舗装道路を歩く。比較的なだらかではあるけど最初から微妙にしんどい登りだ。



澄海岬は車で行けるとても海のきれいな展望台だ。

2021年8月24日火曜日

北海道旅行5日目 いよいよ礼文島へ

 素晴らしかったクッチャロ湖とそのコテージを朝ゆっくりめに出て、いよいよ本日礼文島へ渡航する。今回の旅の一番の目的地だ。

これまでの度と比べると比較的移動距離はないものの、フェリーでの移動が入ってくる。これはこれで良いものだったが。

と、礼文島のご案内の前に、旅程で立ち寄った場所のご案内など。

まずはクッチャロ湖そばにあるオホーツク海に臨むベニヤ原生花園だ。

花園というほど花が咲き乱れている感じはないが、原生なのでこんなものなのだろう。

2021年8月21日土曜日

北海道旅行4日目  超広角で撮る暮れなずむクッチャロ湖 HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR

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ここクッチャロ湖の夕焼けは日本一、かどうかは分からないが、かなり見ごたえはあるものではあった。

日が沈んでしまい暮れなずむ湖で、その素晴らしかった夕暮れショーに呆然と佇む二人なのだが、この写真は結構気に入ったので冒頭に持ってきた。

本日はHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRという超広角レンズ特集なのだが、HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRという標準ズームは24㎜というかなり広角までカバーしているとはいえ、HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRのここ一発での描写力の素晴らしさには及ばないかと思う。

以下、HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRで撮影したクッチャロ湖の他の撮例と、宿泊施設について。

2021年8月20日金曜日

北海道旅行4日目 クッチャロ湖の奇跡の夕焼け

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 この日はクッチャロ湖畔に泊まるため、知床から下路で300kmを走らなければならない日だ。

クッチャロ湖は、あまり知られていないけど夕日の素晴らしい湖。これを見たいがためにほとんど一日中移動だけの日を作ったのだ。雨が降ったら終わりなのに、よーやる。


道はこんな感じ。下路で300kmといったら、本州ならば死にそうになるが、ここではほぼ信号もないためずっと70キロで走れるので楽と言えば楽だが、それでも300kmだ。

道程の朝からの説明になるが、まず、知床を出てすぐの斜里の付近で「天に続く道」というのがある。こういうのも北海道ならではなので、とりあえず立ち寄りたい。


せっかく網走を突っ切って行くので、網走監獄が見たいとの家族の要望で来てみた。先を急ぐので門だけ。

実は、娘にナビを頼んだら現在使われている網走刑務所に案内され、囚人たちが草むしりしているところを突っ切って、門番に追い返されたという経験をしてしまった。全然フレンドリーなところじゃなかった。


北上するにつれて天気が徐々に悪くなってきた。雨が少しずつぱらつき始めた。ここは柱状節理とオホーツクが楽しめるウスタイベの千畳敷だ。
道すがらにあるのでこの辺のドライブならば立ち寄ってみよう。

こちらは神威岬。ほんの少し道から外れたところにある。
アイヌから神威と名付けられただけあり、こちらはちょっと壮観だ。ただし、ここを上手く写真で表現するのは難しかった。
この辺りから雨は本格的に降り始めてしまった。

クッチャロ湖畔のコテージ着いた頃には結構な雨で、せっかく楽しみにしていたクッチャロ湖の夕焼けを撮る企画は無しかあ・・・・と僕の晴れ男パワーのぼんくらさを嘆いた。家族も
「おとーさん、晴れ男パワーはどうしたの?」
と微妙に責めてくる。がっかりしてしばらくコテージでゴロゴロしていると、なんと外には虹がかかっているじゃないですか。
「おとーさん、すごい!!」
とそこから僕は家族の尊敬を一身に浴びた。

みんな、湖まで行こう!と飛び出た一枚目の写真がこちら。

2021年8月17日火曜日

北海道旅行3日目 晴れた知床五湖と連山

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 知床五湖のトレッキングでは、まずフィールドハウスにてクマに関するレクチャーを受けなければならない。クマに遭遇しない方法、クマに遭遇してしまった場合の対応などを教わるのだが、講師がディズニーランドのなんちゃらアドベンチャーのガイドのような語り口で、ワクワクしてくる。いや、もちろんみんな大真面目なのだが、ここは大自然アトラクションなのだな、とおぼろげに思った。

とはいえ、その日の朝にもクマの目撃情報があったらしく、ついさっきまでここは閉鎖されていたとのこと。参加者の空気にも地味に真剣みと緊張感が高まる。

レクチャーが終わったら、日本人の習性としてみんな我先にフィールドへ飛び出していくのだが、僕はゆっくりと外に出ることにした。先頭を切って歩いて、クマに食べられるのはごめんだからだ。先頭を勇んで歩き始めた人は、歩き始めて、しまった・・・・と気付いたことだろう。

こんな景色では、とにかく晴れてくれないと写真的にはよろしくない。僕の晴れ男パワーは今回も健在だった。

ちなみに知床五湖の全体図をフィールドハウスのサイトから拝借して説明すると、基本的に一方通行で5つの湖を回るようになっている。ほぼ平坦な3kmのコースなので、とても気持ちが良い。

こちらのコースでは、湖が美しいだけではなく、知床連山がいつも正面に見えるのがまたたまらぬ。右が羅臼岳で三峰、サルシイ岳、硫黄岳と連なっている。
今回持ち歩いたのはHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR。このレンズはかなりな広角まで使えるので実に重宝する。

ここらでHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRからHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRへとレンズを換装し、より広角にダイナミズムを出してみようと思う。このレンズは出目金でC-PLフィルターが使えないのが難点とよく言われるが、空などとても鮮やかに色が出るので、あまりフィルターを付けたいと思うことの無いレンズだ。水面の反射を抑えたい場合はどうしようもないのだが・・・・
下の写真は、このレンズの特徴を生かした構図で写せたと思う。このようにパンフォーカスが得意なレンズだ。

2021年8月16日月曜日

北海道旅行3日目 知床へ

 今回の北海道旅行の一つの目的地は知床である。知床に行って何をするかと言うと、知床五湖に行きたいがためなのだが、今回はそこに至るまでの北海道らしい景色などをご紹介したい。



ここはジェットコースターの路と言われる、数キロにおよぶ道が上下にうねっている壮観な道路。思わずぶっ飛ばしたくなる衝動にかられるけど、もちろん取り締まりの厳しい北海道でそんなことは致しませぬ(北海道でなくとも・・・・)。
ちなみに、このショットは同乗者に後ろの安全を確かめながら撮影してます。撮影は200mmの望遠にて圧縮効果を出しています。

2021年8月14日土曜日

北海道旅行2日目 1日乗馬体験 アイヌコタン 阿寒湖 三香温泉

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一日中乗馬を存分にする。これが今回の前半の主目的だった。

しかし前日は生憎の雨で、僕の晴れ男パワーもなまくらになったかと思われたものの、当日は曇りとなり、絶好の乗馬日和。

(晴れならば写真映えはするけど、暑すぎてとても1日中乗ってられない)

出発前に乗馬のレクチャーを受け、まずは始めの休憩地点まで熊笹の海をクルーズする。なんて気持ち良いんだ。

これが今回お世話になった北斗君。おとなしい子だが、やや自分勝手な道を行こうとするのが難点。小走りになった時も結構揺れてきつかった。


2021年8月13日金曜日

北海道旅行1日目 鶴居どさん子牧場へ到着

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 お疲れ様です。ほぼ二週間にも及ぶ北海道旅行から帰ってきた。

正直しんどかった、というか、ちょっと盛り過ぎな計画だった。その分、情報量もまあまあ多いかもしれないのでしばらくはこのネタで色々と写真をアップしていきたいと思う。お付き合いの程、宜しくお願いしたいです。

元々僕は飛行機で行ってレンタカーを借りようと思っていたのだが、長期にレンタカーを借りるぐらいならば、フェリーで愛車を持って行っても良かろうとの思いで仙台から苫小牧までフェリーという選択にした。車で行くと、レンズもたくさん持って行けるので。ちなみに今回は、大三元レンズ3本を持って行った。

簡単に描いているけど、まずその前日に横浜から仙台まで車で行っているので、それだけで330kmぐらいの走行距離になっている。ここからして今回の計画は結構しんどいものだった。

苫小牧に到着すると、今回の旅行の第一目的である乗馬のために、そのまま釧路湿原まで直行することで1日目は終わってしまった。なにせ、ちょっとそこまでのつもりの釧路湿原は300km以上の距離である。これが一つの県(道)内かよ、と。


今回は旅行記的に書いていくので、凝った写真じゃないものもつらつらと登場する感じになるかと。

まず、フェリーで苫小牧へ到着の様子から。

フェリーのきたかみは比較的新しく、エコノミーシングルと言う個室を取ったのでなかなか快適でよく眠れた。これが個室じゃないと、結構人の気配が気になって眠れなかった、という前回の経験が生きた結果だ。

おおお・・・・ついに北海道が見えてきた、と。フェリーの左側、室蘭、支笏湖方面の写真だ。空、デケー。

(HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR使用)


遠くには羊蹄山が美しい形を見せている。幸先は良さそうだ。

苫小牧からは、釧路湿原の北にある鶴居という場所まで長距離をひたすら走らなければならない。しかも雨の中を。
明日の乗馬は大丈夫かなあ・・・・・と思いながら、やっと夕刻に到着。鶴居どさん子牧場である。

こちらは町営であるため、宿泊も乗馬体験も結構お安くできる。宿泊は2食付きで5600円。安い。部屋もまあまあだ。部屋からは明日乗るであろう馬たちが放牧されているのを眺めることができる。

ここからはHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWを取り出して、少ししっかりと撮ってみようと思う。