2016年12月31日土曜日

K-1で振り返る2016年

ついに今年も終わります。良い年だった。K-1も買ったし、FAリミテッドも2本買っちゃったし(^^)

今年の振り返りとして、K-1で撮影したベストな一枚を選びたいところですが、色んなところに行って色んな写真を撮ったし、お気に入りも色々あって一枚だけ、というのは結局選別できませんでした。それ、あかんパターンやん・・・という気がしなくもないですが、今年の締めくくりということで自分が好きな写真をピックアップしてみました。
選別する中で、「そうか、僕はこういう写真が好きだと思ってるんだな」ということも見えてきたので、やってみる価値はあったかな、と思いました。

まず、エーゲ海クルーズに行った時の写真から。HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WRで撮ったものです(アルベロベッロだけはsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited)。
なんか、絵葉書ですな。良くも悪くも。
でも、結局僕はこういうのが好きなんでしょうね。

 








次にポートレート。
これはもうsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedという神レンズの独断場。撮った僕もモデルもあっけにとられる写真が上がってきます。しかもK-1の肌色補正の秀逸さよ。
何度もこのブログで書いていますが、ペンタックスを買ってFAリミテッドレンズを1本も持っていないってあり得ないです。値段が高いとか迷っている間に、どんどんシャッターチャンスを逃していますよ。





相当暗い金沢の裏路地。K-1の高感度&手振れ5段補正のおかげで素晴らしい雰囲気で撮れたと思います。これまで、暗くてもフラッシュが欲しいと思ったことがない。まあ、フラッシュは光の効果として使うために、本当は必要なんですけどね。今は優先順位的に低くて買ってません。
HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRにて。

下は、ペンタックスのラスボスレンズと言われているsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited。うーん・・・・なんだ、この。


秋の裏磐梯。ここは本当に美しいところです。来年も行くんだろうなあ、と性懲りもなく。HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WRにて。






次に星空編。
裏磐梯のような美しい星空が見られるところでは是非写しておきたいですよね。アストロレーサーとか使わなくても、高感度なK-1なら充分星って写るんだよなあ・・・。イマイチアストロレーサーの必要性というか使い道が分かっていません・・・・・
Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMにて。



僕は星の王子さまが好きで、この写真は
「星の王子さまの大切なバラが写せた!!」
と狂喜した一枚。
あまり、誰も評価してくれないんだけど(笑)、僕が楽しければそれでよし。
HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRにて。


番外編(K5Ⅱsにて)
大好きだったK5Ⅱs。K-1を買って手放すことになったけど、その最後の一枚、に近い写真。うむ、うむ。

皆さん、良いお年を!

                          

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2016年12月24日土曜日

横浜から、メリークリスマス

最近、車にあまり乗っていないので、洗車したついでにちょっと足を延ばして新港埠頭の近くまできました。僕なんか、Xmasだからといって特別なことがあるわけじゃありません、残念ながら。

この場所でsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedでも撮ってみたのですが、31mmは広角単焦点で、この場所はいらんもんまでゴチャゴチャ写ってしまい、画角を調整できない単焦点はイマイチ。
下の写真はHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRです。やはり標準ズームとして使いやすいし写りも信頼できます(15秒露光)。

以前、K-1を買ったばかりの頃にSigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMにてこの場所で撮った写真を再掲します。結構気に入ってるもんで・・・(^^)

Happy Xmas!
                    

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2016年12月15日木曜日

弟子3号の写真の上達が著しい

最近僕のことを何故か「師匠」呼んでくれる人が何人かいて、
(その割には彼らが僕のことを全然尊敬しているとは思えないのだが・・・w)
折角そう呼んでくれる自称僕の弟子の人たちには、できるだけ教えられることは伝えるようにしています。

その中でも全くの初心者から僕のことを師匠と呼び始めたSさん(弟子3号)は熱心で、最近すごく上達していると思うのであります。
この人は、特にモノクロームに感性が鋭いようで、僕も感心することしきりです。
例えば以下のような作品。カラーで紅葉を表すよりもそれ以上の色彩感を見る人の心の中に描き出すような作品だと思いました。
レンズはsmc PENTAX-D FA Macro 100mm F2.8 WRです。


下のレンズはHD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WRです。

2016年12月14日水曜日

これまでに食べたとてつもなく美味しいもの 10選

僕は別に、グルメというほど御大層なものではないけど、食べることに関しては本当においしいものならちょっとぐらい高くてもお金を払ってきた。

だからこれまで結構おいしいものを食べてきた方だと思うけど、では、これまでの人生で一番おいしかった10の一皿を挙げろ、と言われると考え込んでしまう。美味しかった食事を思い出すと、それぞれに素晴らしいもので、順位付けなどできない、と思うからだ。

でも、自分の中に何年経ってもあまりにも鮮烈に思い出せる食事というのがあって、これを超えるものって多分それほどは無いよな、という一皿はいくつかある。
口に入れた瞬間にテーブルに突っ伏して、絶句したまま目を閉じて咀嚼し、全てを飲み込んだ後に呆然とした、というレベル。
皆さんも、そういう経験ありますよね?これを機会に、皆さんもそれぞれこれまでのすごい食事を思い出していただけたらと。


僕の場合を、ちょっと思い出せるままに順不同で書き連ねると、

1)浅草の紀文寿司
ここ、もう親方が亡くなったのであの奇跡の寿司を食べることができない。中央大学法学部卒という経歴の親方(笑)。以前友人たちを連れて行くと亡くなった後で、跡を継いだ人が寿司を握ってくれたのだが・・・・・・わざわざ行った友人たちには申し訳ないことをした。

2)仙台 秋保温泉の宗園
温泉旅館でこれほどのレベルの食事が出るとは・・・・・
特に、鮎そうめんが。今でも初夏に食べられるかも、だけど、本当にもう一度あのレベルで食べられるのかな?

3)横浜中華街 大珍楼のフカヒレ姿煮
お皿いっぱいに美しく透明なフカヒレがスープに沈んでいたので、はじめは姿煮なんて無いのかと思った。それほど上等のフカヒレとスープだった。

4)同じく大珍楼の上海蟹老酒漬け
生きたままのブランド上海蟹を老酒に数日漬けた生のカニ。ミソが絶品というか、悶絶。

5)福島須賀川の蕎麦
これはある企画で素人の蕎麦名人が採算度外視で最高の材料と最高の手間をかけて作ってくれたもの。どんな蕎麦屋に行ってもあれ以上のものが食べられるはずがない。

6)呉で通りがかりで食べた鯛のフルコース
軽く食事をしようと思って車で通りがかりで入った鯛専門の料亭。あまりにも高貴な鯛料理の数々でもう一度行きたいと念じながら、今ではその名前も思い出せない・・・・・確か、音戸大橋が遠くに見えるところだったような・・・・・

7)札幌 ジンギスカン本店
札幌中に数あるジンギスカンの店とは一線を画するとんでもないところ。

8)ラブレーのフレッシュフォアグラ
表面をカリッと焼いて中は完全に生のフォアグラ。マデラ酒の甘いソースがたっぷりかかって、デカいフォアグラがリゾットの上にべっとり載っているという頭がおかしくなるような一品。

9)乳頭温泉鶴の湯の一番高い囲炉裏のある特別な部屋に泊まった時の食事
「昨日、タモリさんが泊まられましたよ~」
と言われたこの部屋。
1万円程度で泊まれる囲炉裏の本陣は大人気で、半年前の予約解禁日にほとんどが埋まってしまうけど、この高い部屋はまだ少し予約が取りやすいかも。
高いだけあって、食事も本陣とは全然違う。
あの日、
「人生最後の食事に何を食べる?」
という話題が出て、僕の回答はこの食事、だった。何度かここに泊まったことがあるけど、この日はとにかく特別だった。
(もしかすると、タモリ用に特別だったものの残りだったのかも??)


とまあ、このぐらいで止めておきますが、これほど長年にわたって色々食べても、気絶しそうになる一皿ってほとんどあり得ない、というか、事故レベルの遭遇率なのである。しかも、二度と食べられそうにないもの多し。
(だから、常連の美味しいお店もここには登場しない)

なんでまた、こういうことを長々と書いてきたかというと、先日数年に一度あるかないか、というすごい一皿に出会ったからだ。
それがこれ。



例の代官山のラブレーで食べた時の事(本当はここでのクリスマス会を大人数で企画していたけど、事情によりキャンセルした、その個人的残念会)、マスターが、
「今日は、すごい牡蠣とキャビアが入ってます」
という甘い誘いに乗って軽い気持ちで注文したんだけど、なんとそのたったの一口が2200円(早く言ってよ~・・・)。後でその会計を見てギャフンといったものの、一口で食べたその味は、間違いなく上記の上位5選に入賞するすごさ。もう一度書くけど、
口に入れた瞬間にテーブルに突っ伏して、絶句したまま目を閉じて咀嚼し、全てを飲み込んだ後に呆然とした、というレベル。
「多くの方が、本当のキャビアの味をご存じないです。」
とマスターが言ったように、このポーランド産の生キャビア(と陸前高田の生牡蠣)の素晴らしさよ。
「キャビアなんか、高いだけのしょーもない珍味だ。」
などと勝手な断定をこれまで下していてすみません。本当のキャビアの味を知らなかったのは僕です。


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2016年12月9日金曜日

TAMRON SP AF70-200mm F2.8 (IF) MACROで撮る横浜ポートレート

やはりこのTAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROって、撮っていて快感が走るレンズです。
「スゲーレンズで俺は撮ってるんだー!」
という非日常感、ですねw。
ただし、腕も疲れる。

僕はこのK-1というフルサイズカメラを持つまで、デカいレンズが嫌いでした。というか、これまでデカいレンズを持つという素晴らしさに想像が至らなかったのでしょう。しかし、K-1というまあそれなりにデカいカメラを持つと、不思議なことにデカいレンズが苦にならなくなるんですね。いや、ホントに。

ということで、久しぶりにモデル1号を誘って横浜へ撮影しに来ました。
とはいえ、何やらこの日はやたら寒く、
「寒いからもう帰ろうよ」
と言われ、早々に撤収。

僕も彼女も寒さでこわばってノリも悪かったため、この写真以外あまり良い写真は撮れませんでした。
しかし、このSP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROという超望遠は、上のように圧縮効果を強く出すことで魅力的な写真が撮れるんだな、ということを再認識。望遠レンズだから単に人物をアップで写せばよい、というものではなさそうでしたね(そういう写真はことごとくイマイチだった・・・)。そう考えると、やはりsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedのようにアップで写して素晴らしいレンズとは使い方が異なることを理解するって大事だと思います。

他にも圧縮効果を強く出した撮例を少し。





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2016年12月5日月曜日

CANON使いのカメラに堪能な友人も驚く神レンズ

NYで活躍する建築デザイナーの社長(Ryushi Kojima)と親しくさせていただいていますが、先日横浜方面に来られる機会に、僕の行きつけのボッテガレガーロというイタリアンにて一緒に飲みました。
この方、CANON使いで写真家としてもセミプロ、デザイナーらしい確固とした写真スタイルを持つ人で、僕はこの人の写真にはいつも注目していました。
例えばこんな感じの写真を撮られてます。





いやもう、クールですね。この人の写真大好きです。
僕は「これらの写真は僕のスタイルでは撮れない!やられた・・・」と思っていつも拝見していたんですが、先日お会いしてお話していると、実は彼も僕の写真を見て「自分には撮れないスタイルだ」と、感心していただいていたとのこと。
いやー、うれしい!

そんな感じで、お互いの撮る写真を認め合っているという感じになったのですが(あちらがお世辞じゃなければ・・・・w)、最後にお互い感じていたことが一致して、
「自分には撮れないスタイルで悔しいけど、あなたのスタイルで撮ろうとも思わない。だから僕らは友達なんだよね(笑)」
という結論に落ち着きました。
まさに。 それはそうですよね。

2016年12月2日金曜日

smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedで撮る平泉

今回の平泉への旅行では潔く、神レンズ姉妹smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedとsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedの2本しか持っていきませんでした。

ということで、先日smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedの方だけの写真をアップしたので、今回はsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedの方だけ。

まずは大日堂のご本尊から。
ちょっと左右の方々は新しめのまばゆさですが、中央の大日如来様は素晴らしくしぶいです。


この季節の東北は、本当にこれだけの柿を誰が食べるんだろうかというぐらいいたるところに柿が実ってます。これら、きちんと皆さん食べてるんでしょうかねえ?
この写真は柿に露光を合わせ、背景を暗く沈ませています。