2017年8月28日月曜日

金精峠から写す、夜明けの男体山の神々しさよ

昼間にだけ男体山を撮ってもなかなかフォトジェニックに撮ることって難しいので、やはり写真愛好家?としては早朝の絵面を撮りたいわけです。

起きましたよ、朝4時。
オレもよーやるな、と思いつつ、おっさんなので早朝起きるのは全く苦ではなくなってます。たとえ3時だろうが、パチッと目が覚めるのだった。
目をこすりながらカメラをつかんで車に乗り込み、やってきました金精(こんせい)峠。栃木と群馬の県境にある標高1840m(!)の峠で、ここは、男体山の隠れた撮影ポイントです。その昔は有料道路だった気持ち良いドライブウエィ。この場所の標高、全国の国道で第3位ですってよ、奥さん。うーむ、すごい。
どーですこの、素晴らしき景色。下に見える湖が今泊まってるホテル(おおるり山荘)のある湯の湖。その向こう側にある草原のようなのが戦場ヶ原。その先には中禅寺湖があるはずだけど隠れて見えず。
そして何と、その先のいろは坂より向こう側は雲海が広がってます。ここは軽く雲の上だったんですね。奥日光ってホント標高の高いところにあるんだなあ、と実感するのだった。

2017年8月27日日曜日

満月の湯の湖湖畔を真昼のように撮る

この日の夜は湯の湖にある硫黄泉かけ流しの湯元温泉おおるり山荘に宿泊です。
二人で泊まるならバイキングでアルコールも飲み放題で6000円ちょっとという、「おいおい、大丈夫か??!」という値段設定ですが、温泉は素晴らしく、部屋もきれいだし、高望みをしないならばバイキングもまあまあだったし、値段を鑑みると結構良かったです。飲み放題の日本酒はさすがに飲めたもんじゃなかったけどw、ビールは飲み放題でハッピーでした。
さて、ホテルの目の前に広がる湯の湖は夜になると歩けないほどホントに真っ暗です。これは撮りがいがあるな、と。もちろん満天の星空です。

しばらく撮っていると、山の端から月が登ってくる気配です。
むむ、これは面白いものが撮れそうな予感・・・・・

中禅寺湖湖畔から戦場ヶ原へ

中禅寺湖に行ったら、北側中央付近にある「中禅寺湖ボートハウス」に立ち寄ることをお勧めします。
うへー、すげえ眺めだ、と感嘆してもらえることは間違いなし。
入場も無料です。

このテラスの椅子に座って、ジュースなどを持ち込んでゆったりすると気分は高原リゾートです。
僕が行ったときはすがすがしい晴れでしたが、さすがに真夏なのでちょっと暑いのでこの椅子に座ってのゆったりした時間はありませんでした。


2017年8月26日土曜日

湖畔の朽ちた木々たちをHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRで撮る

クマ出没という看板で脅される中禅寺湖畔トレッキングですが、朽ちた木々たちがもののけ姫の世界観を出してくれます。

こんな光と影のコントラストが強い状況でも、K-1とHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WRとのコンビは頼もしい実力を見せてくれます。
下の木は、森から出てきたおっこと主をイメージしてます。お気に入りのショットになりました。

2017年8月23日水曜日

イギリス大使館、イタリア大使館別荘周辺で特権階級の気分を味わう

中禅寺湖の南側にイギリス大使館、イタリア大使館別荘というのが隣接してあり、今は公園として公開されています。
こんな素晴らしいロケーションで別荘を構えていた外国の大使館の連中というのはものすごい特権階級だったんだな、と改めて思い知らされます。歴史マニアならばご存知のアーネスト・サトウもここにいたんですね。
この内部には200円ほどの入場料で入ることができ、湖に面して昔の特権階級の気分が味わえるようです。
僕はこんなところで時間をつぶすよりは写真を撮ってまわりたかったので入場しませんでしたが、みんな素晴らしい眺めにご満悦みたいでした。
下の写真は英国大使館の方です。リビングにはソファーがいくつもあって、湖に向かって窓は大解放されてます。

2017年8月21日月曜日

中禅寺湖 湖畔と空を青く切り取る(八丁出島まで歩いていく)

僕が中禅寺湖を訪れた時はこんなにきれいに晴れてくれたんだから、是非とも湖まで下りて湖面をきれいに撮りたいところです。


先日半月山山頂から中禅寺湖を撮りましたが、その下側に像の鼻のように細長く伸びた半島のような八丁出島というところを紹介しました。
多少歩くけど、そこまで行ってみましょう。
車は立木観音の前の無料駐車場にとめます。英国大使館、イタリア大使館別荘(後日紹介予定)を過ぎると、下のように八丁出島が見えてきます。やたら「クマ出没注意」とかの看板が気になりますが、気にしないことにします。

2017年8月20日日曜日

壮大な天体ショー 雷雨を写す

奥日光からの写真中継の途中ですが、ここでものすごい雷雨になってきたので中継を切り替えます。

その昔、学研の科学と学習で雷特集があった時に、雷って一瞬なのにその雷を写している写真がたくさん掲載されていて子供心に不思議に思ってました。雷の写真を写すって、どうやってんだろって思ったことありますよね?
そして、僕もこんな写真を撮ってみたいなあ、と思っていました。

2017年8月18日金曜日

奥日光 迫力満点な湯の滝を可変NDフィルターで撮る

先日紹介した竜頭の滝から戦場ヶ原を抜けて湯の湖まで車で行き、そこから流れ落ちる大滝が湯滝です。ここ、なんと駐車場代が500円と破格。こんな田舎で500円とかよく言うな、と憤慨して駐車場の前でUターン、滝の上に無料駐車場があるのを発見してシメシメ。これでタダだ、ざまーみろと滝の下までの階段を降り始めて、その500円の意味が良く分かった。滝の落差は24階分ぐらいに相当する70mですってよ、奥さん。
下の写真の滝のそのまた上あたりから降りてこなきゃいけないのだった。当然帰りはこれを登らなきゃいけないので、まあなんだ、先の半月山と同じ日にやる撮影行程じゃあなかったな、ということです。これだったら500円を払う価値はあったぞ、とw

しかし、こんな苦しい思いをするだけのことはあり、相当迫力のある滝を間近で見ることができるので、行って損はない滝です。
情緒としてはどうかな?という気もしましたが、迫力に関しては保証できます。何せ24階分の落差なんだから(うむむ)。
下の写真の露光時間は常識的な1秒です。うん、まとまりが良いですね。
HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR

2017年8月15日火曜日

奥日光 竜頭の滝を可変NDフィルターで撮る

今回は可変NDフィルターを使ってシルクのような滝の流れを撮ってみましょう。
NDフィルターって、明るさによって何種類か持っていたいところですが、荷物的にも予算的にもそんなにたくさん持っていけない。ところがこの可変NDフィルター、1枚でND2からND450まで変えられて、晴天時でも数十秒のシャッタースピードを得られるという優れもの。ついにゲットしましたよ(ちなみに例えばND4というのは、光量を1/4にするという意味です)。

僕が使っているのはこれ。
             
え?上の商品は高い?口径82㎜だし、高いですよね。
だったらこういうのがあります。ただし、安いのでやや画質が黄色っぽくなるらしいですが、こういう安いのでとりあえず遊んでみるというのが正しいかもです。
             

さてこの可変NDフィルターを使って撮るのは、中禅寺湖の北側にある竜頭の滝。ここって、茶屋の狭いテラスのようなところで撮るようになるので、ハイシーズンの休日なんかで三脚を広げて撮っていたらひんしゅくを買いそうなのでご注意あれ。僕の撮ったこの日は平日だったのでまあなんとか、という感じだった。
レンズはHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRです。
下の写真は0.3秒。あれ?0.3秒程度でも結構きれいに流れてますね?

2017年8月14日月曜日

中禅寺湖 半月山上の大パノラマ編

お久しぶりです。
しばらく奥日光・那須方面に一人旅に行っておりまして、ブログに全く触れてませんでした。何故一人旅かというと、夏休みに妻と娘が妻の実家に帰省しちゃうんですが、
「母がもてなしに大変になるので、あなたは別に一緒に帰省してくれなくて良いから」
という連れない通告を受けましてですね、しょうがないのでシメシメと一人旅になるというわけです。僕にはこういうことが結構あるので、自然と一人旅の機会も多くなるのだった。


さて、早朝に横浜を出発して、9時ごろには中禅寺湖畔南方にある半月山の山頂の駐車場に着きました。
こんな感じの駐車場ですね。
この駐車場の向こう側に見える小山が半月山で、その山頂付近の展望台までここから20-30分ほどの登山をしなければならないのです。下から見上げると結構な山で、登る前からゲンナリします。

涼しいと思った気温も登り始めるとその湿気で汗がしたたり落ちます。
坂も結構急だ。
下の写真はおよそ半分ぐらい登って駐車場を見下ろしたところ。こういう写真を撮るのも結構頑張ってるんですよ。
こんなに大変なのに、HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRに加えて、SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROまで持ってきてしまったよ。アホだ、オレ。

やった、やっと着いたよ展望台。
うお、マジすげえよこの絶景。登ってきた甲斐があったというものだ。