中禅寺湖 湖畔と空を青く切り取る（八丁出島まで歩いていく）

僕が中禅寺湖を訪れた時はこんなにきれいに晴れてくれたんだから、是非とも湖まで下りて湖面をきれいに撮りたいところです。

先日半月山山頂から中禅寺湖を撮りましたが、その下側に像の鼻のように細長く伸びた半島のような八丁出島というところを紹介しました。

多少歩くけど、そこまで行ってみましょう。
車は立木観音の前の無料駐車場にとめます。英国大使館、イタリア大使館別荘（後日紹介予定）を過ぎると、下のように八丁出島が見えてきます。やたら「クマ出没注意」とかの看板が気になりますが、気にしないことにします。

この辺りで、沖をゆったりと通り過ぎる遊覧船でも撮りながら呆然としましょう。

上の写真より少しだけ広角にしてより青っぽさを出してみます。って、あんまり変わらないか。

しかし、ＨＤ ＰＥＮＴＡＸ－Ｄ ＦＡ 24-70ｍｍ Ｆ2.8ＥＤ ＳＤＭ ＷＲは風景ではホントすごい実力です。K-1買ってこのレンズを買わないという選択肢って、無いよなあ・・・・・

そこから更に、とてつもなくすがすがしい遊歩道を1ｋｍ？ぐらい歩くと八丁出島付近に到着です。
先日から紹介しているPLフィルターは空を青く写し、水面の下まで写し込むのに必須です。

 この付近でお会いしたアマチュアカメラマンの方は、午前4時からここで男体山の雲が取れるのを待っているとのことでした（この時はもう昼前）。僕も物好きな人間だと自分を思っていたけど、この人もなかなかの変態だと思いました。

 男体山は神の山なので、上のようにずっと雲がかかっており、僕がいる間にあきらめてその人は帰ってしまいました。

下の写真の場所でボケーっとしてると右の方から複数の獣の声。見ると30mぐらい向こうで茶色の熊が何匹も湖に飛び込んで水浴びしてるじゃない！
「∑(￣ﾛ￣|||)！！！
こりゃやっばい、どうやってこの場を脱出しよう」
と、口から心臓が出そうになって、落ち着いてよくみると、デカい4匹の犬。その後ろには飼い主のおじさんたち。
「あんなデカい犬をここで放すなや！ぼけぇ（という、心の叫び）」
ともう、心臓バクバクですわ。あんまりびっくりしたんで、犬たちの写真を撮り忘れた。
（実際には人懐っこくて、ずぶ濡れのまま僕に近づいてきた。ブルブル近くでされそうだったので、僕は身を固くしてたけどｗ）

下の写真は、より神の山としての男体山を撮れたんじゃないか、と露出に成功したと思える自画自賛の写真です。八丁出島も良い感じのわき役になってるし。