2016年7月31日日曜日

東地中海クルーズ旅行 サントリーニ島 イアの街 編

いよいよあのサントリーニ島へ上陸。
ここへはさすがにオーケストラ号は接岸できず短艇での上陸でしたが。オプショナルツアーにてバスに乗り、まずはワインセラーに到着です。下の写真のように素晴らしい景色を楽しみながらワインの試飲をできるところです。写真の真ん中辺にわれらがオーケストラ号が停泊しているのが見えます。
ここではもっぱら試飲だけで、ワインなんざ買いませんでしたとさ。だって、アルコールは船に持ち込めないんだもん。
この写真でざっくりとサントリーニ島の説明をすると、船の右上の崖上に白く見えている街が最大の街フィラ。そして船の遠く真上に見えている白い街が本日ご紹介するイア。

もう少しこの写真で説明すると、船が浮かんでいる場所は大きく湾のようになってます。これは、3600年ほど前に大噴火を起こした噴火湾です。だから、全体的に崖のような絶景が広がっている島になっているんですね。


さて、イアの街に着きました。
例の崖に沿って多くの白いファンタスティックな町並みが建っているんですが、もうね、全てが幻想的。いやー、すげーところにきたなあ・・・と。
遠くに見える大きな船が、オーケストラ号です。


2016年7月27日水曜日

東地中海クルーズ旅行 エーゲ海を写して知る、C-PLフィルターの威力編

こんな美しいエーゲ海を撮ろうとすると、C-PLフィルターは絶対に必要ですね。
そんなことは、このブログをご覧になっている方々には当たり前のことですが、今回改めて、
「使うと使わないとでは、全然違うな」
と痛感したので、改めて記事にします。


C-PLフィルターというのは円偏光フィルターのことで、乱反射する光を一方向のみに整える役割を持っています。使い方はどこかをぐぐってください。
C-PLフィルターを使うとまず青空がきれいに映ることが期待できますが、もう一つ大きな効果は水面の白い反射を抑える、ということです。
通常、上のような写真では空の光が海面に反射して白っぽくなり水中が見えなくなりますが、ここでは海の底まできれいに見えてます。
こりゃあ~・・・・・すげえや、エーゲ海。
絵具で書いたような海に息を呑みます。
(本日のレンズは全てHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR)

                        

(HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR用の82㎜径だと、さすがに高いですね・・・・)

2016年7月26日火曜日

東地中海クルーズ旅行 オリンピア編

いよいよ船はエーゲ海に入り、海が信じられないほど青くなってきました。
エーゲ海といえばジュディオングの歌が自然に出てきますが、これがそうか、と実物を前にテンションが上がってきます。
ギリシャの島影も瀬戸内海の物とは全然違います。


いよいよ次の寄港地、カタコロン。
オリンピアへ行くための港ですが、
「ちっちゃ!」
というぐらい小さいです。こんな巨大な客船が寄港できるとはとても思えなかったのですが、ちゃんと接岸してました。すごいですね。
すごいといえば、この海の青さ・・・・・・

2016年7月24日日曜日

東地中海クルーズ旅行 アルベロベッロ(神 smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedでの撮影)編

いよいよペンタックスの神レンズといわれるsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedの出番がやってきました。
これは、この旅行の直前に妻の大ひんしゅくを買いながら清水舞台的に買ってしまったレンズですが、やはりこの神レンズを持たずしてクルーズ旅行に行くことはできませんでした。

買ってみて慣れるまでは、その中望遠でしか使えないというでっかく写りすぎる単焦点域にかなり戸惑い、結局この日までHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WRレンズしか、ほぼ使ってませんでした。
正直、smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedは結構難しいですよ。
でも、少しずつこのレンズに慣れてきたので、アルベロベッロではほぼこのsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedを付けっ放しにしたのです。
結果、これは違うな、と。驚きました。
サムネイルで全体的に写真を眺めてみても、このレンズで写した写真だけが明らかに違うし、浮き上がって見えてきます。さすがに、超絶的にこのレンズが神格化されている(笑)だけのことはあるように思えてきました。

2016年7月23日土曜日

東地中海クルーズ旅行 ベニス(オーケストラ号出航)編4

なんか長い飛行機と散々楽しんだベニスで、これで旅もそろそろ終わりかという気分になってきたけど、実はまだ旅は始まってもいなかったんだよね。

そう、今回の旅は船に乗ってから始まるのです。今日がその初乗船の日。

いつものように、乗船式~!とかやろうと思ったんですが、この船、大きすぎて初乗船の日は近くから写真に写しきれないんですわ。目の前は船の壁で、タラップぐらいしか写せないという情けない写真になる感じだったのでもうそれは無し。

カタコロンでやっと全体像をきれいに写すことが出来たので、それを掲載しておきます。
とにかくデケーのですわ。

総トン数 92400トン (戦艦大和 基準64000トン)
乗客2500名
長さ 293m (戦艦大和 263m)


雰囲気としては、ランドマークタワーが横倒しになって海の上を進むっていうイメージが近いです。
実際に初めて目にすると、アゼーン、という感じです。

さーて! 乗船!!

2016年7月22日金曜日

東地中海クルーズ旅行 (黄昏行く)ベニス編3


絶対ベニスの夜景を撮ってやるぞ、と頑張るのだが、何しろ何時になっても明るいまま。
夜8時半でこんな感じだ。

くそ、日本ではもう明け方の3時半じゃないか。眠いはずだよ。
移動の疲れもあって意識は朦朧としてくるのだった。

でも、僕頑張るよ。

ってな感じで、今回は貴重なベニスの夜景編です。

2016年7月21日木曜日

東地中海クルーズ旅行 ベニス(裏路地迷子)編2

ベニスというのはわざと風通しを悪く作っている町で、路地が迷路のようになっている。
ネットから印刷したしょぼい地図で行ったもんで、歩き始めて間もなく迷子になったのだった。

それでも良いのだ。何せ、裏路地がとにかく素晴らしい。
すごく広いのにどこまで行ってもベニス。美しきベニス。
だんだんサンマルコ広場なんてどうでもよくなってきたよ。

今回は、迷子の末のベニス裏路地編です。
         

2016年7月20日水曜日

東地中海クルーズ旅行 ベニス編1


東地中海クルーズ旅行からやっと帰ってきました。
ベニス→アルベロベッロ→オリンピア→サントリーニ島→アテネ→コルフ→コトル→ベニス
という行程で、相当素晴らしいクルーズ旅行でした。

もちろん写真も相当な量を撮ってきて、その総容量30GBというなかなかのものです。
大容量RAWデータの大量現像という大変な困難を前に、時差ボケと相まってボーゼンとしてますが、ゆっくりアップしていきます。

まずは出発からベニスにたどり着くまでの写真です。
(上の写真は、客船がベニスを出航するときの写真ですが、それはまた後程)


2016年7月7日木曜日

初中級者用カメラのお勧めテクニック本 「覚えるべき50の掟」

先日、僕がカメラの技術を教わった素晴らしい教科書として、以下の本をご紹介しました。
そして、多くの方々がこの本を買われたようで、ためになったという感想を多くいただきました。

                       
この本は、露出の意味からその設定方法、ホワイトバランス、シャッタースピード、広角(風景)の撮り方とその考え方、絞りのプレビュー、マクロなど、多岐にわたる「写真撮影の技術」に関してほとんどのことを網羅している本です。

僕はこの本からかなり多くの、技術に関することを実戦的に理解できました。

でも、いわゆる初中級の方にとっては、やや固い内容の本かもしれません。

そういう方のために、結構柔らかい内容だけど、とっかかりとしてすごくためになる本をご紹介します。

                      

これは、中級者の人が読むと知っていることばかりなのかもしれません。
でも、僕は今見ても大事なことがいくつも書かれていると思っているし、何度見ても

「ふむ、これは次に気を付けて撮ろう。」

と思えることがいくつもあります。
というか、柔らかい本なのでそんなに難しいことを考えなくても、時間が余ってぼーっとしている夜にこの本を手に取って眺めるだけでもカメラワールドに浸れるので、なんとなく幸せな本です。

さて、
・彼女を撮るときにどこにピントを合わせるか?
・その時の露出は?
・やってはいけない、彼女の首切り写真とは?
・星空を写すときに星が流れない基本的な設定は?
・花を撮るときに合わせるピントの場所は?
・影の写し方

これらのことを当然のように知っている人にはお勧めしませんが、知らなければ一応買っておいて損はしません。

特に、中級者の方でも意外に知らないことかもしれないな、と思ったのが、モノクロームの光の使い方。


さて、先日お知らせしたように、明日からしばらくアドリア海の方に行ってきます。
ろくすっぽネット環境が無いらしいので、たぶんブログの更新はしません。
その代わり、帰ってきたら怒涛のようなブログの更新になると思いますので、ご興味がある方は楽しみに待っていただけているとうれしいです。


2016年7月6日水曜日

キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!! PENTAX smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited 開封式



突然告りますが、実を言うと、今週末からアドリア海へ行って、ずっと船の上に乗ることになるのです。

で、僕はそれに合わせてこのペンタックスの神レンズといわれている、smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedを買ってしまったのです。どーもすみません。
誰に謝ってるのかわからんけど、どーもすみません。たぶん、かみさんに謝ってる。

僕は先日、K-1とHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WRという破戒ショッピングをしたばかりで、絶対にいつかはあの神レンズを買ってやるとは思いつつも、お金も無くなったし
「まー、早くて一年後だな。」
と思ってたわけです。

でもですね、あの神レンズを持たずにアドリア海に行くって、どーよ、と。
どーなんっすか、奥さん。
そう思いますよね?

一年後にこのレンズを買ったとして、単にアドリア海でのシャッターチャンスを逃しただけじゃないですか、ご主人!

と、僕は僕に問い詰めましてですね、買ったですよ。悩みに悩んで。このぎりぎり出発2日前に。

これの新品、高いですよね。高い。
でも、こいつだけは中古じゃなくて新品というなんの理由もないこだわりが頭を巡ったのだった。

今日、待ちに待ったこいつが宅急便で届いたんだけど、うちのかみさんが、
「また何買ったのよ? この間、すごく高いカメラとレンズ買ったばかりじゃないの。いー加減にしなさいよ。 ねー、何買ったのよ?」
と、相当怒りモード。しかもしつこい。
「僕、クマプー」というあどけない目でその場をごまかし(嘘のような話だが、これで何とかごまかせた)、荷物を持って自分の部屋にこもって、こそこそと開封式です。
一応僕も、こういうブログは体張ってますんで、そこんとこヨロシクです。


2016年7月5日火曜日

麗しの金沢 割烹いしみ

武家屋敷街の入り口にあるカウンター割烹 いしみ。
ああいう雰囲気の良い武家屋敷街を歩いていると、ちょっとぐらい高くても、金沢らしい料亭で食べて飲むということをしたくなるものだ。
ここの外観は、すごく雰囲気が良くて、しかも高そうだ・・・(笑)

いちげんではなかなか入りづらいんだけど、ここは表に値段表が貼ってあり、おおよその支払いのイメージが付く。まー、これなら良いか、と。

ふらっと入っていくと、親方から
「あんた誰?」
みたいな胡乱な目で見られたものの、ひとりですけど良いっすか?と訊くと、ああ、良いよ。と快諾。

今回僕が頼んだのは、一番安い金沢会席 5000円コースだ。

料理の写真を撮られるのを嫌う親方もいるので、一応
「写真、撮って良いですか?」
と訊くと、
「おお!!すごいカメラだねえ。いやあ、良いよ、良いよ。」
と、ノリノリモードの親方に変身w。

僕はこういうところに入ると、
「とりあえずビール。」
とはあまりやらない。最初から地酒の冷酒だ。
ビールは、2杯目からは飲み飽きるんだよね。

突き出しはマグロのたたき。


親方と打ち解けると、もうカメラが大好きみたいで、
「ちょっとさ、ちゃんと地酒の銘柄が写るように、こうして、こうして、こういうアングルで撮ろうよ。」
と、ノリノリ。
「こんな感じに写しましたけど、どうっすか?」
「おお!!、良いね、良いね~(^^)」
なんてやり取りを何度やったか。
お造りのヒラメは豪勢にたっぷりのエンガワをふるまってもらってます。イカはアカイカ。甘いね、しかし。

2016年7月4日月曜日

麗しの金沢 武家屋敷街

金沢で、しっとりと落ち着いた街並みといえばここ、武家屋敷街。
今でも普通に人々が住んでます。

こんなところに住みたいですねえ。って、それにはそれなりのお家柄が必要みたいです。
当たり前か。

場所は繁華街である香林坊から少し奥まったところで、比較的アクセスはしやすいです。

静かだ。とにかく静か。
まあ、人が住んでいるので、騒がしくても困るのだろうけど。

2016年7月3日日曜日

麗しの金沢 にし茶屋街と 寿司 さ々木

なんか、茶屋街ばかりですけど、今度はにし茶屋街です。
こちらはかなりこじんまりしていて、1ストリート、という感じです。

さて、そろそろ金沢に来たんだし、寿司ぐらい食わせろ、モードになってきました。



寿司屋はここか?とか、色々探すんですが、こういう茶屋街には寿司屋とか料亭とかほとんどないのが金沢というのは不思議な街です。

2016年7月2日土曜日

麗しの金沢 ひがし茶屋街と主計町(かずえまち)茶屋街

金沢といえばここ、ひがし茶屋街です。
もうね、雰囲気がしっとりと落ち着いていて、黄昏行く夕闇にたたずめば、
「金沢までわざわざ来た甲斐があった」
と納得の場所。

ただ、ここは料亭とか寿司屋とかたくさんありそうでほとんどないところです。
ここでそういうところに入って悦に入ろうとしていくと当てが外れます。
多くのお店も夕方には閉店です。

2016年7月1日金曜日

麗しの金沢 (ひがし茶屋街近くの寺院群)


さてお次は、有名なひがし茶屋街、と思ったけど、その前にその近くにある寺院群をアップします。

多分多くの観光客は、こんなところには来ません。実際、ほとんど観光客らしき人たちを見ることはなかったんだけど、なかなかの見ごたえ、写しごたえのある区画でしたよ。

金沢の特徴として、とにかく裏路地が素晴らしい。こういうところに加賀百万石の文化の深さがうかがえるんだよなあ。

今回は、これまでとはちょっとテイストを変えた写真で統一してます。このテイストは気に入ったので、ユーザー登録の5番に設定しました(笑)。