2022年4月9日土曜日

さよなら YOKOHAMA

 随分と更新がご無沙汰なのですが、花粉もひどく人間じゃなくなってまで写真撮影をする気にならず、カメラをしばらく触っていなかった。

というのもあるのだけど、実は最近戸建てを買ってしまいまして、かなりドタバタしてたのだった。



僕の現在のマンションは、いわゆる横浜らしい場所(関内・桜木町界隈)に何とか自転車で行ける距離にあるのだけど、そろそろ戸建てに住んでみたいという思いが募り、戸建ての見学をしてみたんですわ。見学だけですよ~、とか言いながら。


まあ、その手の軽い気持ちでどっぷりと何かにはまり込むというのは良くある話で、僕もその日のうちに好条件の掘り出し物件に当たってしまい、うっかり家を買っちゃった、という次第。

いえね、一応買ったのは横浜市内の物件なんですけど、これまでのように気軽に関内・桜木町という場所にトコトコ行けなくなったんだなあ、というのが一方において悲しくて、ちょっと最近は茫然としてます。

横浜市って、実は結構広く、北は横浜のヒマラヤと言われる高級住宅地域から、東はほとんど川崎っぽい風情のところから、南は八景島まで、横浜市だからといっても、いわゆるYOKOHAMA(ここではいわゆる横浜らしい場所をYOKOHAMAと書く)とはちょっと違うのでは?という感じが大半を占めている。かく言う僕も、新入社員時代の寮は緑区というヒマラヤ地域に住んでおり(高級住宅街なので、住むには良いところだ)、しかもその当時は地下鉄があざみ野まで繋がってなかったのでYOKOHAMAまで行くために旅行気分で行かなければならないという遠さで、ここはYOKOHAMAじゃねーぜ、と強く思っていたものだった(だからこそ、その反動で今の場所のマンションを買ったんだけど)。

ところで、ここでいういわゆるYOKOHAMAと言う定義だけど、僕が勝手に考えているYOKOHAMAというのは、「汽笛が聞こえる場所」ではなかろうか、と25年住んでて思うのだ。特に、大みそかの年が変わる時刻にYOKOHAMA中に響き渡る汽笛よ。しみじみとYOKOHAMAを実感する時だ。

10月以降にはYOKOHAMA地域を離れ、横浜の西部辺りに移り住むことになり、ちょっとYOKOHAMAとは疎遠になるのかな、というのは残念な反面、新しい戸建てに住む、というのももちろん楽しみにはしてます。

でもまだ、半年も後なんだよなあ・・・・・・