2021年8月30日月曜日

北海道旅行6日目 礼文島4時間コース(岬めぐりコース) 後半 HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR

 (北海道旅行まとめはこちら) 

礼文島4時間コースのハイライトはゴロタ山だ。
見たこともないような雄大な景色に感動すること請け合いだが、そこにたどり着くまでは結構な登りを体験することになる。頂上にたどり着いた時にはゴロター!!と倒れ込むことからゴロタ山と言われるようになった、とその昔適当なことを教えられたが、実はそうかもしれないな、と思うほどだ。

では、前回の続きからのお話。

ゴロタ山に南側から登るコースでは、鉄府海岸から急な階段を汗だくで登ることになるが、これがしんどい。下の写真は、やっと階段の終わりが見えたあたりのピース。やけくそな明るい表情が物悲しい。


だが、そんな疲れを吹き飛ばす景色の中で、踏み分け路を夢見心地で歩くことになる。



天国と言うのがあの世にあるなら、是非こんなところであって欲しい。
後ろを振り返ると、通ってきた澄海岬が遠くに見える。

海はどこまでも美しいブルー。何度も書くけど、C-PLフィルターは忘れないことだ。


これまで歩いてきた美しき踏み分け路が愛おしい。

突然、スコトン岬が右手に現れた。本日のゴールだ。まだまだ距離はあるけど、少し元気が出る。

この辺りから、高山植物のお花畑を進むことになる。すごい、天国だ。

この礼文島に魅了されて、毎年(毎月という人もいる)ここに来る人たちがいることを納得する時間だ。ここが、天国じゃないか。

到着! ついにゴロタ山頂上。
ここも花が咲き乱れたスペースとなっている。

この踏み分け路を下ってあのスコトン岬を目指すのだが、しばし休憩。
若干ガスってるのが残念だが、本来ならば雲の中の山頂だった。贅沢を言っては罰が当たるのじゃ。

遠くに見えるあの澄海岬からここまで来た。

高山植物は海に向かってもたくさん植生している。

さて、いよいよスコトン岬へ向けて出発。

この辺りもお花畑の中を突っ切って歩く夢のような体験ができる。しかも、目を上げれば絶景だ。

この辺りまで降りてくると、高山植物は少なくなってくるが、足取りは軽くなってくる。

随分スコトン岬は近くに見えるようになってきた。

ゴロタ山を振り返るとこんな感じ。さらばゴロタ山。
ここから江戸屋山道に向かう。

江戸屋山道にはトド島展望台があるので、ここで少し最後の休憩を取りたい。正面に見えるのが、礼文島の北側の2本の角のひとつ、金田の岬だ。

そしてもう一つの角が、このストコン岬。その先にトド島が見える。

この江戸屋山道は、電柱の無い最高の舗装路だ。このトレッキングの最後を飾るラストウオーキングに相応しい気持ち良さだ。ここもフォレスターのCMに使われたらしい。


もう一度名残惜しいゴロタ山を振り返る。

そしてストコン岬方面。あと少しだ。

いよいよスコトン岬にあるオレンジ色の建物が見えてきた。


着いた━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ここがスコトン岬だ。まさに最北限に相応しく、スコトンと道が終わっている。感無量だ。

と、その先に最後の展望台が。
あそこまで行くのに残った体力を振り絞る必要があった。

展望台からトド島までの海。
トド島までずっと海の底が見えていることに感動して欲しい。
ビールが待ち遠しい。


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