2018年9月23日日曜日

スイス旅行記(6章) 夕闇と星空のマッターホルン特集

僕らが今回参加したのは、HISのパッケージツアーでした。
その中で特に素晴らしい企画だと思ったのが、
「マッターホルンを望む展望台での星空観賞ツアー」
です。このパッケージを選んだのはこの企画があったから、と言っても過言ではないかも。
リンク先のスネガ展望台(地図やや左下)まで夜のケーブルカーを我々のためだけに貸し切ってもらって行きました。贅沢なことだよ。
そして、近くのLeisee湖まで真っ暗な中を歩いて、逆さマッターホルンを撮ったのがこれです。

つくづく、全行程晴れてくれて本当に良かった・・・・という感想しかありません。
本日は、マッターホルン三昧の写真です。
少し時間は戻りますが、ツアーの皆さんと一緒に食事をした後、ツェルマットを散策します。そして、日本人橋という場所に近づくとマジックアワーに染まるマッターホルンが見えてきました。なんか、時間的にギリギリだったよ。なんて運が良いんだ。


そして、下がこの旅を代表する写真として序章の1枚目に選んだものです。レンズはさすがのsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited。
納得がいくマジックアワーマッターホルンの写真が撮れたと思っています。この惑星の裏側まで来た甲斐があったというものです。

さて、我々一行はスネガ展望台へのケーブルカー駅へ集合し、ガイドさんと待ち合わせます。展望台まで行き、真っ暗な中をLeisee湖へ向かって三脚をセットです。
今回もつくづく思いましたが、こういう星空撮影の本番ではとにかく真っ暗で、慣れていないと星にピントを合わせることすら不可能だと思います。日頃から、裏庭からのしょぼい星空で良いので、十分に練習をしておきましょう。真っ暗な中でのレンズ交換も難易度が高いです。K-1はLED照明が本体に付いているので少しマシですが、それでも少しマシ程度のものです。
(ところで本体LEDですが、三脚に取り付けるために下側にもあると良いですよね?)

上側の写真では真っ暗でやっとこさ撮った写真。右側に瀬が見えたりしてちょっとイマイチかなあ。カメラの設定ももうちょっと追い込みたいところ。
写真左側の明るい星が木星。画面には写っていませんがその左側に明るい火星がありました。天の川もきれいに写っています。
あとここで4時間ぐらい粘れればマッターホルンの真上に天の川がかかるらしかったのですが、残念ながら団体行動なので今夜はここまで。でも、充分です。充分満足。山の神様、ありがとうございます。


(おまけ)
時差ボケか何か知らないけど、とにかく早朝に目が覚めて寝れなくなること多し。この日も4時ごろ目が覚めて、やることもないので夜のマッターホルンを撮っていました。青色の光は天文台だとガイドさんが言っていたと思います。マッターホルンの麓に小さな明かりが見えますが、ヘルンリヒュッテです。ここがマッターホルンの登山基地になります。何気なく何枚か撮っていたのですが・・・

あれ?ヒュッテから光が伸びてます。

ああ、これは登山者のグループが出発しているのだ。こんな遠くから登山者たちの行動が見られるなんて、とちょっと感動。頑張れ!無事に!

そのまま夜が明け、神々しい山が姿を浮かび上がらせてきました。
夜明けのゴールデンマッターホルンはまた後日。

今回の僕のスイス旅行記全体を読んでみたい方はこちらへどうぞ

ペンタックス好きで山岳写真を写すなら、この教科書を買っておきましょう。

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