いつもは撮影した中で良いものを選んでブログにアップしているのですが、色々な反省(言い訳)をしつつ、今回のホタルは失敗写真を晒してみようと思います。要するに、これは良い、と思えるホタル写真が皆無ということになったわけです。
こりゃあひどい、と笑ってやってください。
しかしさすがにホタルの失敗写真をトップに持ってくる勇気がなかったもので、海ほたるからの爽やかな写真でまずはごまかしておきます。
週間予報ではかなり微妙でしたが、気持ちよく晴れました。
この次の日は台風の前哨雨となるので、僕の晴れ男パワーは今回も健在でした。
今回のレンズは基本的にHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRという超広角レンズばかりを使っています。
何故この写真をわざわざ載せているかというと、0.4秒の手持ち撮影でも全くぶれていないな、という僕の技術、ではなく、K-1の5軸・5段手振れ補正がすごいな、と思ったもので。
さて、件のホタルの写真ですが、一番まともに思えたのが下の写真。
いや、困ったもんですね。だめだこりゃ。
どうしてこんな写真しか撮れなかったのかを反省を含めて理由を箇条書きでまとめてみます。これからホタル撮影に行く人の何かの参考になるかもしれないところもあるかもしれません。
・まず、この日はホタルの数が去年よりも1/100以下だったと企画の方がガッカリされていたほど少なかった。いないものは撮れない。もちろん、企画された方のせいではありません。
・ツアーの都合上、やっとホタルが増えてきた時間帯で集合時間になった。まあ、これは団体行動なのでしょうがないですね。
・とにかく観光客が多かった。この橋の周りに150人ぐらいいたんじゃなかろうか?三脚の場所はなんとか確保したけど、そこから良い場所を見つけて動く、という自由さは無し。
・ライトやスマホをホタルに向けてかざす心無い観光客。ほとんどはマナーの良い人たちですが、割合としてはかなり少ないなりにホタル狩りではマナーの悪い人が必ずいます。少しでもそういう人がいれば長時間露光撮影は失敗します。
・これが一番の失敗理由ですが、真っ暗すぎてピントを合わせることができないのです。ホタルなんかを狙って、ピントを合わせられるもんじゃありませんよ、あなた。写したいところにライトを向ければピントを追い込めるのですが、そんな非人道的なことが許されるはずもなく・・・・
・もう一つの理由が、ライブビュー画面を煌々と付けて画面確認しながら撮影ができなかったのが痛かったです。真っ暗な中で背面のライブビューを付けると、周りが驚くほどのまぶしさになります。他人のスマホ画面には文句を言って、自分は明るい背面モニターを点けているというのではヤバイですよね。アウトドアモニター機能で暗くできるのはK-1の良いところですが、それではピント合わせができない、というね、この・・・
もう少し広角でこの現場を写したのが上の写真。ライトをつけて歩く人たちが。あまりにも真っ暗なのでしょうがないと言えなくもなく。 まあ、あのぐらいであれば撮影に影響をあまり与えませんが、ホタルが驚いて光らなくなる、と言われますよね。
もう途中で撮影をあきらめ、ホタルをゆっくり自分の目で鑑賞するという方針に切り替えました。
とにかく今回は、技術的なこと以前に、特別な事情を持つホタル撮影という難しさに打ちのめされました。ただでさえホタルを鑑賞するというのは特殊な体験なのに、1度目の撮影で上手くいきっこない、と思いました。
「次回はカメラを覆う大きな布を持っていこう!」
これが技術的な結論でした。→しかし、目視でのホタル観賞ができなくなるなあ・・・・
では、このホタルツアーに参加して失敗だったのか、といえば、なかなか楽しかったです。バスも快適だったし参加させて頂いてよかった。今回企画していただいた方々には感謝です。
実は、ホタルの現場に着く前に道の駅うまくたの里、未楽囲おびつ(青い卵が買える)、三井アウトレットパーク木更津などに寄り、充実した買い物も楽しめたりしてます。
今回、アウトレットで超絶掘り出し物をゲットできたのが、下のa.testoniのレザースニーカー。残りサイズが一つ。自分の足に合えば捨て値価格というね。
a.testoniってマイナー?でご存知ないかもですが、イタリアの高級靴ブランドです。僕は以前購入した定価15万円クラスの革靴をひとつ持っていますが、これ以上ないほどの気持ち良い履き心地。履いた時に空気がシューっと抜ける音がするほどのフィット感です。革靴がこれほど疲れないなんて、と驚くわけです。やはり靴専門のブランドは違う。
このスニーカーの革の柔らかさ。感動的です。
また、甘い匂いのする革がたまらんですね、イタリア製ってのは。
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