2016年3月26日土曜日

京都御所 禁裏初訪問 その1 (禁裏外側編)

出張やら学会やら、何かと京都を訪れることが多くて、もうあまり行きたい京都での観光地はないのですが、実は京都御所だけはまだ行ったことがありませんでした。

何せ、近代に入るまではこのようなすごいところに我々庶民が立ち入るなど及びもつかないわけでして。位階が必要なのですよ、位階が。

今回京都にまたもや行く機会があって、いよいよここを訪ねることができたのです。ここの禁裏(つまり、天皇が執務して暮らしていらっしゃった場所)に入るためにはネットを通じた予約が必要です。予約さえ取れれば、無料でガイド付きの観覧が約60分許されます。

先日、桜の写真の企画がある、と書きましたが、実はこのことです。
が、少し時期が早くて、ほとんど咲いていませんでした。
下の写真が、まあそれっぽく写っているものです。





禁裏の中に入れないと、京都御所というのはとにかくただっ広くてどちらかというと、つまらん場所です。

こういう砂利の殺風景で広大な景色が延々と広がっています。


ただ、さすがに今の季節はこういうきれいな花も多く咲いてます。これはモクレンですよね。

禁裏の門には格式があり、門をくぐれる人の位は決まっています。
この門は宜秋門といって、公家たちが通勤に使っていた門らしいです。


で、こちらが天皇陛下しか通れない門、建礼門です。


ついでに禁裏以外の門を紹介すると、「蛤御門の変」で有名な蛤御門は御所の外側の西側にあります。
幕末ファンならば当然知っていますよね。
長州が薩摩と会津の陰謀による政変で追い落とされ、それを陳情に長州が兵を率いてやってきて、幕府、薩摩、会津の兵と大激突をする場所です。それがこちら。意外にちっちゃいです。

あの猛将 来島又兵衛はどの辺で亡くなったのかな、などと、思いを馳せます。
この門には激戦の証拠としての弾痕などが見られます。


ここでの写真は、禁裏の外側ということもあって、僕のやる気がある写真は少ないです。(笑)
いよいよ禁裏内の写真に続きます。

レンズはHD PENTAX-DA 20-40mm F2.8-4 ED Limited DC WRです。


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ちなみに、ランキングでの題名は、「どうして、ペンタのレンズは凄い写真が撮れるのか?」です。

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