2018年11月2日金曜日

小田和正ツアー最終日 「encore!!」 に大感動

今回ダメ元の家族3枚分が運よくネット予約で取れてしまい、家族で行きました。娘はまだしも、毒舌家の妻は小田さんを別に好きでもないと公言するタイプで、本気でこのチケットをヤフオクで売り払うのではないかと心配しました。
が、幸い?妻はチケットを売り払うこともなく家族そろっての小田さんコンサートです。当日の席はステージを右側から見るS席アリーナで、事前販売にて抽選で当たった席にしてはまあまあかと。
以下は、小田さんに興味ある人だけどうぞ。僕の日記みたいなもんです。

以下に、当日のセットリストとカッコ内に僕の感想を入れておきます。

1. 会いに行く(うおおお! 生小田さんだぜえええ)
2. 愛の中へ(実はこの辺りまで小田さん声の調子悪し。ツアーでやっとここまでたどり着いた満身創痍の小田さん。大丈夫かなあ・・・)
3. こころ(やっと小田さんの喉が温まって声が出るようになってきたぞ。「君が好き!」   トークも大盛り上がり)
4. たしかなこと

5. 愛の唄(僕が中二病のころ、これを弾き語りしてたなあ・・・と思い出したりして)
6. ア・ソーリン  – ピーター・ポール&マリー(ハロウィン用の特別曲をギター弾き語り 「あ、間違えちゃった!!」と中断、大爆笑w)
7. 秋の気配(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!横浜の代表曲。これを生の弾き語りで聴けるこの幸せよ。いつも身震いするオフコース時代初期の渾身の傑作)
8. 小さな風景(この曲大好きだ。原曲は松たか子のコーラスがまた良し)

9. 愛を止めないで(無論、総立ち)
10. そんなことより 幸せになろう(バイオリンの金原千恵子さんが画面大映しで大活躍。この人のバイオリンの弾き方好きだなあ)
11. 東京の空(横浜の空も、今日も青く澄んでいる)
12. 言葉にできない(会場卒倒の涙なしで聴けない迫力のピアノソロ)
13. good time &bad time
14. Yes-No(会場大合唱。観客にマイクを向けて歌わせるのが恒例。僕も練習して行ったんだけど、マイクを向けられる機会なし)
ご当地紀行(コンサートのある都市を、コンサート前日?ぐらいに小田さんが実際に歩いて地元をビデオで紹介するというスペシャルサービス(この時間は小田さんのステージ休憩も兼ねている)。今回は全国の総集編。会場爆笑)

15. 坂道を上って(オフコース解散を思う小田さんの痛恨曲)
16. time can wait

17. ラブ・ストーリーは突然に(この曲から、マジで全観客席の中にどんどん入って多くの観客にマイクを向けて一緒に歌いだす。僕も小田さんまであと数mだった)
18. キラキラ(この曲も続いてずっと会場の観客席の中。車いすの方々全員と握手を続けていた)
19. YES-YES-YES(僕も歌い過ぎてだんだん声が出なくなってきたが、小田さんはまだ歌うのか・・・・)
20. さよならは言わない(ピアノを弾きながら小田さん感極まって泣く)
21. 生まれ来る子供たちのために(引き続きピアノ弾き語り。呆然とする名曲)
22. 風と君を待つだけ(これも名曲だが、どう曲に乗って良いのか一番観客が迷っていた曲w)
23. 今日も どこかで
24. この道を(これまでこの曲に対する僕の評価は、まあ良い曲、って感じだったけど、コンサートでは最も崇高だった意外な感動曲。小田さんも泣き、バラードなのに誰も座ることができなかった貴重な感動体験)
25. 君住む街へ(みんな大合唱)
アンコール
26. my home town(横浜のための曲。大名曲)
27. またたく星に願いを(多くのバルーンが会場中を飛び回り、大盛り上がり。僕もバルーンに触れたぜ)
28. ダイジョウブ
2度目のアンコール

29. さよなら(原曲そのまま。鈴木さんのギターソロも再現。僕の13歳の頃が蘇るよ)
30. やさしい夜
「ここで発表があります」と神妙な面持ち。おいおい、引退とか言い出すのではと会場固唾を飲むが、「あまりに会場に来れなかった人が多過ぎたので、来年春に追加コンサートやります」とのこと。大歓声。「今日来た方はあまり来ないで、来れなかった方に譲ってあげてください」って。あはは・・・
31. また会える日まで
普通はここで確実に終わるところなのですが、最終日ということもあり小田さんをステージから帰さない大歓声と拍手とアンコール。小田さんも、「ま、最終日だし」という感じでメンバーとその場で打ち合わせて決めた曲がこちら。

32. 会いに行く(限界を超えていたであろう小田さん。最後はもう声がややかすれて出ていなかったですが、それだけに会場の人たちの感謝が渦を巻いてました。すすすすげえ感動)



あれから2日経っての感想。
71歳ですよ、小田さん。そんな老人の入り口ともいえる人が3時間半近く一人であのハイトーンで歌い、広い会場を走り回り、観客の一人一人と向き合い、観客への感謝と愛を全身で行動を以て表現し、限界を超えるところを見せられると、
「人はここまでできるものなんだ。」
と、感嘆したという陳腐な言葉では言い表せない感動を全ての人に与えたと思います。
これまで小田さんにはやや批判的だった妻も、翌日コンサートの感想を話しながら涙ぐんでいました。曲に、というよりは小田さんの生き様に感動したようです。
あんなふうに人は生きることができる。それを目の前で証明してくれました。2日経っても感動が尾を引いていて、小田さんの曲を電車で聴いていると小田さんの生き様を思い出して涙ぐみそうになってやばいです。バカみたいっすね。

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