2018年4月23日月曜日

テニスでの動態追随能力を試すぜ HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW

僕はテニスを土日4時間ずつやるという、テニス漬け人間ですが、テニスの写真なんてこれまでほとんどアップしたことがありません。人がやってる素人スポーツの写真なんて、別に面白いと思ってもらえないのが分かっているからです。
しかし、このHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWの動態追随能力を試すにはテニスなんて持って来いの素材なので、うちのサークルの写真などアップしてみます。



普通、テニスを写真に写そうとすると、まずはサーブから写すもので、これは誰が撮ってもそれなりに格好良く写ります。場所がほとんど移動しないので、タイミングだけの勝負で良いからです。しかし、ストロークは動き回るのでかなり難易度が上がります。そしてボレーはいつボールが飛んでくるか分からないし(ずっとファインダーを覗き込んでいるのでボールの行方が見えないため)、動きも一瞬で変化するので最も難しい被写体の一つだと思います。

今回K-1にHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWを取り付けた連写能力を試すために、以下のような設定にしています。
AV
F=5
ISO AUTO
連写AFモード Hi AFC
測光 スポット(これは後で気付いた設定ミス)
AF範囲 広範囲AUTO
AWB

今回はこの高級望遠レンズを借りていますが、僕個人の望遠レンズはサードパーティレンズであるTAMRON  SP AF70-200mm F2.8 (IF) MACROです。このタムロンレンズは安くて悪くない写りではあるものの、AFCでのテニスを写すなどの動態追随能力はちょっと使えないレベルかと思いました。
さて、HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWはどうでしょうね。






上は、ずっと良いピントの追随を示しています。タムロンしか知らないとこのピントの能力は感動的ですが、最後の写真でピントを外しています。
他にもたくさんこのレンズで写して思ったのですが、このレンズは連写が始まった数枚目まではタムロンとは比べ物にならない正確な追随を示すようです。しかし4枚目ぐらいで急にピントを外す、ということが散見されました。これは、レンズの特性なのか、K-1のせいなのか、はたまた僕の腕前のせいなのか、としばらく悩んだのですが、よく観察すると、ピントを外す前にボールが画面を横切っています。もしかすると、これにAFが反応しているのかもしれません。
また、ご覧のようにコートの周りにはネットが張り巡らされています。これがくせ者で、これにピントが惑わされてピンボケになっているものも多かったと思います。


下の写真も、3枚目でピントが外れています。ボールとの関係を見ると、どうもAFが画面を横切ったボールに反応している、というのが当たりのようですね。4枚目でピントが戻っている、ということは、それはそれで追随能力が高い、という証拠のようです。






今回、タムロンのレンズよりもずっとHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWはスポーツ撮影に使えそうだ、というのは分かりましたが、じゃあ爆速レンズか、と言われると多分他社の方がすごいんでしょうね。使ったことないのでその辺は噂で聞くレベルでしか書けませんが。
ということで、今回の評価は中途半端な感じで終わります。
定量的な実験ができる条件でもないですしね。


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