ずっとこのピーターソン先生のような滝を撮りたいと露出修行に励んでいましたが、やっと最近、
「そうか、こうやって撮るのか!」
と、自分でも納得できる滝を撮れるようになってきたように思います。
何度もお勧めしますが、この露出の本は実に勉強になりますよ。
この滝を撮る前日に泊まった秘湯は、那須塩原にある名賀屋本館。
こちらの露天風呂は普通に混浴。みなさん混浴を楽しんでました(というのは秘密です)。しっかし、素晴らしいところだったなあ。
竜化の滝の駐車場に車を止めてしばらく歩くと、まず見えてくるのが風挙の滝。これはこれで結構良い滝です。
この日ぐらい薄暗い天気だと、長時間露光で滝を流して撮るのにPLフィルターで充分です。
いや待てよ、
と、もう少し引いて周りの景色感を入れて撮った写真。僕はこちらの構図の方が好きです。
撮りたい対象だけに集中しないことって難しいです。
そこからしばらく歩いた上流にある名もない滝。
どうですこの露出感。上手く撮れたなあ・・・・と自画自賛。
これだけ暗くて明暗コントラストが強い場所の4秒露光です。
やっと着いたよ、竜化の滝。
うお! すごい迫力だ。現場に来てみなきゃ分からない素晴らしさ。正直、写真ではちょっと伝えきれない。
ところで、先のピーターソン先生からの滝を写す際のアドバイス。
「滝を白く写せてるか?」
普通に撮ると、滝はグレーになります。お手持ちの滝の写真を見返してみましょう。
竜化の滝をちょっと別角度から撮ったんですが、ふーん、そうか。という感想でしょうね。
これはPLフィルターを使ってます。だから葉の色も岩肌もしっとりと落ち着いてます。今日アップしてる滝だけを見てるとこれが当たり前だと思うでしょ?
ここでPLフィルターを使わなければどーなるのか?というのを見てみましょう。
上の写真と全く同条件で、PLフィルターをはめたままPLの効果を効かなくしてます(なんのこっちゃか分からない人は、ググってみてください)。
下の写真では、葉の色も岩肌もいやらしく光ってしっとりと濡れた雰囲気が台無しです。うん、まあ、そういうことです。
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