日の丸構図で勝負の5000円札逆さ富士 HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR

わざわざ富士五湖まで行ったのに桜は咲いておらず、桜はあきらめたものの、逆さ富士という被写体があります。
夜遅くまで仲間と話が盛り上がったのに明け方には目が覚めてしまうのは、歳を取ることの長所のひとつかも。
暗いうちから車を飛ばし、本栖湖に到着です。

この時間帯だけが辛うじて逆さ富士を撮ることができました。
5000円札のこれを撮りたかったのですが、わざわざ明け方から本栖湖くんだりまで行った甲斐はあったようです。こんなにきれいな本栖湖逆さ富士を撮れたのは初めてだ。

使っているレンズはHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRです。大三元の標準ズームレンズですね。
これは、もう間違いのない風景レンズの王者です。
下は広角にして日の出の瞬間を撮ったものですが、ややクロップして何もない空間はカットしています。

上記、5000円札と比較して、左側の松の木が写っていないじゃないか、と思うかもしれませんが、実は5000円札の位置はこの撮影場所からさらに６５０ｍぐらいだったか急な坂を30分ほど登ったところにある展望台まで行く必要があります。
途中まで行ったのですが、日は登りきってしまうし、カスミもひどくなり、逆さ富士は湖面に写らなくなってきたので断念して帰りました。
下のような写真を何枚か撮ってお茶を濁すことになります。

本栖湖を後にし、精進湖に行きましたが、ここでも何とか逆さ富士を堪能できました。ちょっと小さいので湖面のさざ波がやや大きい感じですが、逆さ富士は逆さ富士です。

この日の前後は黄砂が結構飛んでいたようで、良好な条件とはいきませんでしたが、明け方のこの雰囲気ではそれはそれで良い感じです。
湖面の落ち着いた反射の雰囲気は、もちろんC-PLフィルターを使っています。