2017年10月29日日曜日

運慶展 smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedで国立博物館を撮る

運慶
すごい人ですよね。NHKで放映していた 「仏像ミステリー 運慶とは何者か?」という特番を観て感動し、これはもう絶対行かねばなるまいと万障お繰り合わせの上この台風の中行ってまいりました。
この特別企画、何が凄いって、認定されている彼の作品は全国にたったの31体しかないのですが、そのうち22体がこの東京国立博物館に集合しているってことです。運慶とこの展示会のすごさはとてもこのサイトでは表現できないので、番組の再放送があればぜひご覧あれ。
というか、絶対この展覧会に行かれた方が良いですよ。次のこんな機会は一生ないかも、です。

展示会内部はもちろん撮影禁止なので、僕からの作品の紹介はありません。
ひとつだけ僕からの感想というか鑑賞する視点をご紹介するならば、是非作品の力強い目線一つ一つと真正面から目を合わせてみてください。

合いません。合わないのです。

特に、一番有名な無著菩薩(ポスターの左側)は完全に悟りの境地に達した目であり、空を観ています。本当に悟った菩薩の領域に達している人を、我々はこの俗世で容易に目にすることはできません。でも、運慶はそれを像で永遠の形象にしているのです。だからこそ、これほど多くの人たちを魅了するのでしょう。
とにかく今回は、これらの超絶的な作品を三脚を使用して存分に撮りたいという欲求を抑えるのが一番つらかったです。
よって、今回は国立博物館とその周辺をペンタックスのラスボスレンズと言われているsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedで撮るとどんな雰囲気かをご紹介します。

まずは、博物館正門の道路を隔てた公園にあるシロナガスクジラ。
実物大で、すごい迫力です。雨の中のテカリを抑えるためにPLフィルターを装着しての撮影です。
さすが、smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedは本当に素晴らしい描写をしてくれます。
広角過ぎない広角で、それでいて強い遠近感。
こんな写真こそ、このレンズの得意とするところかなあと思ってます。

 表慶館前の向かって左側のライオン。
絞って、カチッとした表現にしています。これもsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedらしい描写、です。このレンズをお持ちの方は同意していただけるかと。
よくみると、右上に僕の傘が・・・・。今日は本当にひどい雨だった。K-1は良いけど、このレンズは防滴じゃないので、かなり気を使ったよ。本当はHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WRを持ってくれば良かったんだけど、やっぱりね。

下のライオンは、向かって右側の像。よく見ると、狛犬みたいにアとンになってますね。ここではあえて開放で撮ってます。良いなあ。。。このレンズ。って一人で満足しちゃえるのがうれしいレンズ。

本館前のプラタナス(?)。迫力です。このレンズの遠近感も発揮できていると思います。
いやもう、たまらん雨だ。こんな中でも運慶展はかなり混んでいた。すごい人。
ホント、みんな好きだよな、とマジで思う。
 これを読んで行こうかな、と思う人へ。晴れてる休日なんてメチャ混みだと思うので、そのおつもりで。


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