2019年1月4日金曜日

HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWでのポートレートは反則級か?

前回に引き続き、クリステルさんのポートレートです。

あれからつらつらと考えましたが、このHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWで撮るポートレートって、何が特殊かというとやはりF値1.4という化け物みたいな明るさにあるのでしょう。反則級とも言えます。

つまり、F1.4なんていうと、その焦点深度は浅ーーい。これまで持っているレンズからは想像を絶してます。だからこそ、ピントの厳密さにはこだわるし、前回のスッタモンダはそのためでもあったのです。

これまで、ポートレートでの神レンズはsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedだ、とかって散々書いてきましたが、それと比べてどうなんだよ?って思いますよね。それについて書いてみようと思います。



一言で書きますと、簡単なのは77㎜です。もうですね、あのレンズはあまりテクニックがどうだ、とか考えなくても素晴らしい写真が撮れちゃう感じ。
それに比べてこのHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWは色んな意味で難しいかな、と思います。
難しさの一つは、前述のように焦点深度の極端な浅さ。わずかなピントずれも許してはもらえません。それなら絞れば良いじゃん、って思われるでしょうが、このレンズでポートレートを撮るのはこの開放のすごさを楽しむためだし、そのために僕はこのレンズを買ってるので、絞りません。ええ、絞りませんとも。
大体ですね、見てくださいよ。このアウトフォーカスの美しさ。これを表現できるレンズを存分に楽しみたいじゃないですか。

もう一つの難しさは、77㎜と比べると(当たり前のことを書きますが)若干広角で、ポートレートとしては画角的に少し慣れが必要かと感じています。普通に撮ると下の写真のように腰から上が写るので、やや人物写真としては難易度が上がるかと(胸から上で撮るのが簡単)。


そんなこんなを鑑みても、やはりこのレンズは圧倒的です。
バシッとハマった時に出来あがる写真は女性の魅力を存分に引き出してくれるレンズかと。少なくとも、僕はグッと来てます。


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