2017年3月22日水曜日

箱根駅伝 往路優勝トロフィー(金指勝悦氏のワイングラス)ゲットーー!! smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited

先日、箱根に旅行に行ったことをアップしました。
箱根の有名な伝統工芸品と言えば寄木細工があります。
この箱根の寄せ木細工の世界で名人と言えば金指勝悦(かなざしかつひろ)氏であり、その名声は箱根駅伝 往路優勝トロフィーを作っておられる、といえばどれほどのものかが分かると思います。箱根駅伝ファンの人であれば、
「ああ! あれか!」
と気づくはず。
寄木細工というと、様々な種類の木を組み合わせて無垢のブロックで模様を作り、薄くスライスして製品に貼り付ける、というものが主流ですが、この金指さんの作品はその無垢のブロックをろくろで削り出して作るという非常に贅沢で希少性の高いものです。
したがって、金指さんの作品を扱っている店でも大作は1,2年に一度しか作品が流通してこないという状況。しかもご高齢らしく、最近はあまり大作はないとのこと。
そんな金指寄木細工の作品が、芦ノ湖そばの一茶というお店にありました。しかも、もう作るのをやめたという宣言のワイングラスです。これは、上記リンクのトロフィーにも似たものがあり、どれほどのレベルの作品なのか理解していただけるものと思います。もう二度と手に入らないかも、と思ってしまえば、ちょっと高くても買わざるを得ませんでした。



この作品は無垢の削り出しなので、どの方向から鑑賞しても素晴らしい幾何学模様が見られます。ちなみに、金指さんの作品には底部に何やらハンコが押してあります。ただし、押し忘れることも多いらしいので、印がないからといって偽物だというわけでもない。実際に印のない作品もチラホラあった。

ところで、みなさんはお気づきになっただろうか?
このワイングラスのステムには、リングがはめ殺しになっていることを。
どうやって作ったのだろう?と、なんとなくは分かるけど、実際に作るとなると大変な作業だと思う。

こうして上部から眺めると、やはり寄木の無垢を削り出していることがよく分かります。



さて。娘には入学祝にぐい吞みを。


僕のこの作品、この底部からの角度が大好きです。本当に計算されつくした完璧なデザインだと思います。



 妻はこのぐい吞みをチョイス。
上の作品とは全く趣の違う、花びらのようなデザインです。



真正面から見るとこんな感じ。
この写真ではかっちりとした幾何学模様ですが、少し角度を変えるととても柔らかな花びらに見えるのが不思議です。

上の娘用作品のデザインとは全く柔らかさが違うものです。
黄色の樹木(漆の木らしい)の木目の美しさに惹かれますね。

ちなみに、これら金指さんの作品は、娘がお世話になった予備校の四谷学院の先生や、高校の先生方にも購入して配りました。本当に喜んでいただけたそうです。
                  
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ちなみに、ランキングでの題名は、「どうして、ペンタのレンズは凄い写真が撮れるのか?」です。

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