2020年3月7日土曜日

「なぜ今フルサイズ一眼「レフ」を使っているのかと、改めて問われたならば」

どうもこんにちは。
最近、寒いのと花粉がひどいのでカメラを持って出る機会がトンと下がっているのに加え、コロナウイルスですってよ、奥さん。怖いですね。
こんな環境の中、カメラブログをやっている人たちって、よくもまあネタが途切れないな、と感心する日々を送っています。

HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AW

しかしですな、外出してカメラを撮るようになるのを待っていると、夏まで更新がないかもしれないので、カメラ雑談などを。

僕はご存知の通り、PENTAXのK-1という一眼レフを使っているのですが、最近はミラーレスカメラがはやりですね。コンパクトでしかも認証機能などものすごい性能になっています。
しかしどうも好きになれないな。どうしてだろ?
と、思っていたんだけど、昨日友人が送ってくれたサイトの記事を読んで、その理由に合点がいきました。そのサイトがこちらなんですが、
「なぜ今フルサイズ一眼「レフ」を使っているのかと、改めて問われたならば」
このサイトの中でカメラの分類を行っていました。



そのサイトにて、ミラーレス機は「家電的カメラ」カテゴリーに分類されていました。
ああ、そうか、あれは家電製品か、と。僕はひざを打ったわけです。
家電製品ならばスペック競争をやって、やれ画素数がいくつだわ、顔認証機能が素晴らしいだわ、連写機能がドータラだわ、動画がドーノということになりますよね。実際、効率的でもあります。

でも、あんなにデカいカメラを扱う、というのは完全に物好きな趣味の世界ですからね。僕は感性に訴えてくる方のガジェットに心が震えます。カメラならば、そのサイトで「光学的カメラ」カテゴリーに分類されていた一眼レフです。その気持ち、例えて言うなら、正確で1年以上動いているクオーツの腕時計よりも、一日腕にはめないと止まってしまうような高価な機械式腕時計が好きだ、というようなものです。
一眼レフというのはご存知の通り、高価なペンタプリズムを通して被写体を目で覗いて写真を写します。実際の美しい風景、きれいなモデルを直接目で確認しながらシャッターを押すのです。
HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR

それが快感だからあんな重い機材を背負って現地まで行くわけでしょ?

HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AW

こんなきれいな女性はペンタプリズムを通して直接確認したいですよね?
だけど電子ファインダー(EVF)を見ながら写すって、どうよ、と。気分、上がるのかな?というのが僕の個人的な疑問。
コンサートに行った時に、よくビッグモニターでアーティストが映し出されているじゃないですか。あれは大きく顔を確認できるので良いんだけど、ずっとそれを見ていると、
「なんか、家でTVを観ているのと変わんねーじゃん」
って思ったことないですか?だから僕は、小さくしか見えなくても、モニターをできるだけ見ないでアーティストを凝視するようにしています。それと同じ感覚かな?

また、一眼レフの快感ってもうひとつあると思っていて、写したときにミラーが作動する
「ガシュッ!!」
っていう音と、そのミラーショック。
これぞ、ショットしたっていう実感ですよね。
特に、フルサイズだとミラーも大きいので、その快感も大きいのだった。K-1って、「ガシュッ!!」って音がまた良いんだよね。

何を言いたいかというと、PENTAXさん、別に無理にミラーレスを開発して発売する必要なんかないですからね。PENTAXファンの僕らは性能が高い家電製品を手に入れたいわけじゃないんですよ。家電製品というのは、どんなに高機能でも翌年にはニューモデルが出て古くなってしまう。そんなの、もう嫌だ。
是非、そのまま一眼レフという心を震わせる「光学的カメラ」に集中してください。ミラーレスを開発するお金があったら、更に良い一眼レフとレンズを開発して発売してくださいね。きちんと、付いてきてくれるファンはたくさんいますから。
今後のカメラのキーワードは「高機能」ではなく、「感性」だと思います。

(しかし、改めてこのHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWというスターレンズはものすごい実力を持ったレンズだと実感してます。PENTAXの良いところは、こんな超絶レンズが結構安いんですよね)

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