ここで、ユングフラウ三山(アイガー、メンヒ、ユングフラウ)と宿泊地グリンデルワルトとの関係を
地図で確認してみましょう。
グリンデルワルトからはアイガー北壁を正面に見られますが、メンヒ、ユングフラウを見ることはできません。これから到着するユングフラウヨッホ(とスフィンクス展望台3571m)はメンヒとユングフラウとの谷間にあるところで、観測所と展望台になっています。
ということで、ヨーロッパ最高地点にある駅 The top of Europe ユングフラウ駅に到着です。
一気にここまで来たのでとにかく空気が薄いと感じる。意味もなく乾いた咳が出る。はしゃいだり走ったりしたら必ず頭痛で苦しむことになるはずだ。
今回の観光ハイライトのひとつであるスフィンクス展望台(高地山岳研究所の観測ドームがある向こう側のテラス)にスイス最速のエレベーターで昇ります。
展望台からの眺めはこちら。3山の中央であるメンヒ(4107m)が真正面、すぐ近くに見えます。みんな大興奮。
ちなみにここからは、アイガーはメンヒの向こう側で見えませぬ。
下の写真はHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRで写しており広々とした圧倒的空間を楽しめます。このレンズ、山岳写真を撮るときは必須です、間違いなく。ただ、あまりに広く写し過ぎると、その山自体の迫力は出なくなるのでその意図を明確に持つことも必要そうです。ところで、ここからならあのメンヒもすぐに登れそうな感じがしますね。ってぐらいここは高所。
視線を少し左に写すとこんな感じです。このレンズ、ホント良いわ~。これほどの超広角なのに、クリアでしょ?素晴らしいですよ。
ところでメンヒって修道僧という意味ですが、下の写真は上を向いた横顔の修道士だと分かりますか。こういうことらしいです。