2021年1月22日金曜日

恩賜箱根公園で富士が姿を現した ★望遠レンズの力 HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW

 箱根関所の近くに恩賜箱根というところがあり、ここは意外に知られていない富士山の名所だ。

明治時代に箱根離宮として迎賓館的な役割も担ってきたが、戦後下賜され公園となった。というところなので、風光明媚なのは間違いないだろう。入園料もタダで、悪くない公園である。

下がその箱根離宮だ(今は展望館とか言うらしい)、といっても1980年代(だったと思うが)に立て直された比較的新しい建物。中に入ってみると公民館的で、外見から期待できるほど離宮!という豪華さはなく味気ない。

とはいえ、このバルコニーからの眺めはなかなかだ。


これがバルコニーからの眺めだ!、と言いつつ、正面の富士山は雲の中。今日は終日曇り予報だったので、なんとなく晴れているこの天気だけでも僕の晴れ男パワー炸裂と言いたいが、富士が隠れているようでは本物ではない。「天気の子」よろしく祈る僕だ。

バルコニーから右を見ると、駒ケ岳が美しい。70㎜の広角端にての撮影。
このレンズの素晴らしさはこれだけじゃなくてよ。

山頂のロープウエー乗り場をクロップしてみると、広角端なのにほとんど人が見えるぐらい素晴らしい解像力だ。本当にクリアで優秀なレンズだと分かって頂けるかと。ちなみにこれは、手持ち撮影での結果だ。手振れ補正能力も素晴らしいのだった。

ちなみに、200㎜の望遠端をクロップするとこうだ。
もう、何も言うまい。これぞ、超優秀な望遠レンズを持つ醍醐味と言えよう。これも手持ち撮影だ。エッヘン。

さて、富士山に姿を現してもらえるよう、(なんとなく)祈っていたがついに通じたようだ。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と言いたい。

2021年1月18日月曜日

箱根神社と九頭龍神社への散策 HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW

 さて、HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWというK-1ラスボスレンズを久しぶりに持ち出し、バズーカ砲を打ちまくるためにここ箱根に来ているわけだ。もちろん、箱根に来た主の目的は初詣にあるのだけど。

まあとにかく、基本的にはこれ1本にて撮影をしまくってます。

まずは九頭龍神社へのご参拝と散策にて。

こちらの神社は、非常に強い縁結びの力があるそうだ。僕も仕事や友人関係においてとても力になってもらえている方々との出会いがあり、それもこちらの神社のお陰だろう、と勝手に思い込んでいる。何事も思い込みというのも大事だ。

とはいえ、実際こちらに参拝しようとすると車で直付けできるようなところではなく、プリンスホテル辺りに車を止めて片道20分以上は歩かなきゃならないのだが。

そんな遠いところは嫌だ、と思うなかれ。そこに至るまでの九頭龍の森という散策路はとても澄み切った空気の中を歩いて、下のような撮影スポット満載の場所だらけなのだから、一度ご参拝してみるのは悪くない選択だ。

2021年1月17日日曜日

早朝の芦ノ湖畔 HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW

 初詣は箱根神社と決めているのだが、そうこうしているうちに1月も中旬になってしまい、しかもそうこうこうしているうちに緊急事態にもなってしまった。

ということで、早朝に家を車で出て、箱根までさっさと行って帰るという初詣(と撮影旅行)とすることにしたのであった。

今回のレンズはHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWである。K-1用ラスボスレンズと僕が勝手に名付けているんだけど、昨年やっと購入出来て自慢のレンズだ。しかし、やはり大きいし重いということで、出番が何気に少なかったため、今回はこれを使いまくるという狙いだ。

このレンズは本当に写りが素晴らしく、ヌケが良いのが特徴。

綺麗に、カッチリと写ります。

2021年1月4日月曜日

2021年 謹賀新年と去年の振り返りとレンズ別撮例特集(3)

 昨年撮った写真の中でお気に入りを再掲することで、レンズごとにどんな感じに撮れたかを振り返るシリーズ第三弾です。

 去年はこのHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWというですね、多分K-1にとってはラスボスレンズと言えるであろうレンズを買ったのが、自分的にガッツポーズの出来事だったかと。

このレンズの所有欲満足感はハンパなく、これをカメラに取り付けて撮影地をウロウロすると、エッヘン、な感じだ。

もちろん、写真も自分的には満足な迫力のある写真となる。昔は超望遠ズームはタムロンのSP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROにて満足していたが、わりーがもう向こうには戻れないね。なんて言いたいところだが、あれはあれで実は写りは悪くなかった。どちらかというと品質感が安っぽいという違いが大きい。いや違うな、HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWの高級感が突出している、という方が正しいか。

写りが良ければ高級感なんてどうでも良いじゃん、って思うかもだけど、スターレンズの高級感は実際に所有して使ってみてくださいよ。そりゃ、違うから。満足感が。

そして何というかこのレンズ、いわゆるヌケが良いんだよね。通常の望遠レンズは望遠端だとどうしてもモヤっとした感じが出るのだが、これはそれがない。高級レンズとはかくあるものだと教えてくれる。

下は、よく撮影に同行してくれる友人を写したもの。本当はこんなちょいメタボおっちゃんの写真をベスト写真のひとつにしたくはなかったのだが、このレンズでどういう写真が撮れるかが如実に分かる写真だったのでこれを選抜した次第だ。


余談だが、この友人は先日HD PENTAX-D FA150-450mmF4.5-5.6ED DC AWというスゴイのを(つい)購入してしまったらしく、

「いやー、このレンズは持ち歩けんわ。どうしよ?」

とかいう感想を言っていた。下が彼のレンズ。

いやww、それ、買う前に想像できない?と思ったのは内緒だ。

しかし、男と生まれたからには大艦巨砲主義という生き様で行きたいものではある。


さて、去年はHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWを購入してしまったので、本来の断トツ単焦点レンズと思っていたHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWの出番は結構少なかった。

以下が撮例だけど、やはり好きだなあ、というのはいつもの感想。


開放で風景写真を撮る時の圧倒的な奥行きよ。こういうのはこのレンズならでは、よね。


カフェや温泉地なども雰囲気が出るよね。何故、皆さん買わないかね?このレンズを、ってぐらい好きなレンズ。


このレンズはもちろんこういう被写体が得意だ。ただし、開放(F/1.4)で写すのは慎重に。焦点深度が浅すぎて、何がなんやら、という写真になるので(以下はF/2)。

また、このHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWはポートレートにて素晴らしい実力を誇示してくれる。ポートレート皇帝レンズと僕は勝手に名付けてるのだが。ただ、ポートレートレンズとしてならばsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedの方が簡単に良い写真を写せるはずなので、どちらかと言えばそちらを推奨してますが・・・ね。このレンズは、あくまでも下のようにカッチリときれいに写したい場合に素晴らしい結果を残してくれるのだった。




今回の去年の振り返りとレンズ別撮例特集だが、以下で終わりとなる。使ったレンズはHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR。去年において、このレンズの使用頻度が一番多かったし、満足度も高かった。たくさんレンズを担いで歩きたくない、って自堕落な時は結局このレンズになったりする、という僕の心情を表している。

でもね、やはり良いレンズなんですよ。


何度も書くけど、24mmという広角端が良い写りなんですわ。このレンズの一番美味しい画角は24mmかもね。


最後の最後、仙台秋保温泉の宗園に行った際の愛車をアップしてこの特集を終わります。素晴らしい宿だったという良い思い出として。


2021年1月2日土曜日

2021年 謹賀新年と去年の振り返り(2)

 昨年撮った写真の中でお気に入りを再掲することで、レンズごとにどんな感じに撮れたかを振り返るシリーズ第二弾です。

まずは、コロナ下でも第一志望に就活が決まったというクリステルさんをお祝いがてら春に撮影したものから。

この時は密を避けてSP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROというタムロンの超望遠ズームにてのポートレート。僕は現在ペンタックスのHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWという超絶大三元望遠ズームを持っているので、それと比べるとこのレンズの品質は安物だな、と思えてしまうけど、写りは結構良かった。レンズにあまりお金をかけたくない人には悪くない選択のレンズかと。



次は、あまり思い出したくないけれど、緊急事態宣言下にて散歩以外何もやることが無くなって、散歩しながら色々と写したもの。あの時代は色々と暗かった。

散歩には持って来いのコンパクトさを誇るsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedという神レンズ。花を写しても絶妙な雰囲気を出してくれます。

このレンズが使えるPENTAXカメラを持っていて良かった、と実感する瞬間だ。





パンフォーカスでの花園もなかなかの味わいだ。

下は、緊急事態宣言下にて人通りがなくなった中華街。気の毒でしょうがなかったな。





下もそんな散歩の中でHD PENTAX-DA 15mm F4 AL Limitedという巨大なレンズで散歩した時のもの。いつもの町並みがドラマチックになります。これは必須レンズだよ、おっかさん。


下は、同じくこの超広角レンズでの箱根。このレンズの描写力は絶対的だ。ちょっと高いし重いけど、K-1を買った人は必ず装備して欲しいレンズである。











2021年 謹賀新年と去年の振り返り(1)

 明けましておめでとうございます。

昨年はひどい年となりましたが、そんな中でもできるだけ頑張っている観光業やレストランを応援してきたつもりです。

いつもの年よりはあまり旅行に行けませんでしたが、そんな中での努力の成果として、去年一年の中でお気に入りの写真を振り返りたいと思います。カメラは全てフルサイズのK-1を使ってます。レンズの紹介と一緒に写真をご紹介していきますが、写真は順不同。あまり順番に意味はなく、気分で並べてます。

まずはお正月っぽい写真から。萩の菊ガ浜。神レンズと言われるsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited。安定の仕上がりです。ちょっと雰囲気を出したい時にはこれ。大好きなレンズだ。


このレンズはフルサイズのK-1に取り付けると、準広角の素晴らしいスナップシューターになるのが魅力だ。

 

箱根の九頭龍神社。HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR。実際かなりの実力。まあ、大三元標準レンズ、と言われるだけはある、ということだ。


山口県青海島。いいちこのCMっぽく撮ってみた。smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedという、素晴らしい単焦点。このレンズはポートレートにとんでもない実力を見せるが、風景でもカッチリした描写だ。




今年買ったラスボスレンズ。HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW。所有欲を満足させるのにこれ以上ないというレンズだと実感。もちろん、写りも素晴らしいため、結果の写真を観ても常に感動できる。




山口市瑠璃光寺。美しいお寺だったなあ。
大三元広角レンズであるHD PENTAX-DA 15mm F4 AL Limitedだ。このレンズも本当に素晴らしい。結構重いレンズなんだけど、海外旅行などでも3本のレンズの中に持って行かざるべからざると断言できる、しっかりとした描写の風景写真が撮れるレンズだ。


島根県津和野のSL。ここでは準広角の単焦点レンズsmc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL LimitedでSL撮影、しかも逆光と言うなかなか難しいお題に挑戦してみている。ただし、下の写真はクロップしているけど。

下の方はクロップ無し。逆光の良い感じがお気に入りだ。

smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited。FAリミテッドレンズって、やはり雰囲気が良いんだよね。じわっと来る。

smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited。その場の空気が伝わってくるのがこのレンズだ。このレンズを使えるのが、ペンタックスカメラを持つ意味と言っても過言ではない。


HD PENTAX-DA 15mm F4 AL Limited。広角ならではのパースペクティブがきれいに出るんだよね。このレンズは重いしちょっと高いけど、必須レンズの一つと言える。


最も写りと便利さを兼ね備えているのがHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR。広角端の24mmというのはかなりな広角さなので、とにかく便利だ。あまりに便利で写りが良いので、克服する楽しみがやや低いのが難か?贅沢な文句だ。

これもHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR。便利だ。
しかも、レンズのマウントからスラントで太くなる見栄えは、如何にもK-1に相応しい迫力のあるレンズを買ったぜ、という満足感も与えてくれる。
続きます。