たかが写真を撮るだけなのに、とんでもないボタンと計器が目の前に並んで、途方に暮れたのでは?少なくとも僕はそうだった。
これら、複雑なシステムをどのようにコントロールして行けばよいのか。こんなはずではなかった、というのが僕の偽らざる気持ちだった。
逆に、写真集に掲載されているような素晴らしい写真を、どのように撮ればよいのか、その撮影方法も設定方法も、K5ⅡSの説明書には書いてありませんでした。書いてあったのは、ボタンの意味とかそういうもの。
さて、途方に暮れていた時に素晴らしいと評判だったこの本を入手しました。
ナショナル ジオグラフィックの「プロの撮り方 露出を極める」
これは、露出の意味からその設定方法、ホワイトバランス、シャッタースピード、広角(風景)の撮り方とその考え方、絞りのプレビュー、マクロなど、多岐にわたる「写真撮影の技術」に関してほとんどのことを網羅している本だったのです。
美しい写真と、そういう写真を撮るための考え方と設定が分かりやすく。「ああ、そうだったのか!」 と膝を打ったとはこのこと。
決して初心者用の本ではありませんが、初心者が読んでも分からない・難しい、ということはないと思います。
特に、この本を読んで僕の写真が数段技術的に向上したと思えるのは、測光についての考え方と方法論でした。
言い換えれば、撮影とは、光をどう写すか、という技術ですからね。
この本は、いわゆる「撮影の技術」に関して余すところなく書かれてあります。
ほとんど、ガンダムに初めて乗り込んだアムロが手にした取扱説明書、ぐらいに分かりやすく、しかも高度な教科書だと断言しても良い。量産型ザクぐらいならば、すぐに倒せるようになるでしょう(笑)
写真撮影に関しては、ブライアン・ピーターソン先生は僕の心の師となっています。
もしも、一眼レフを買ったのは良いものの、その機種の実力を本当に使いきれているのか自信がない人には、この本を本気でお勧めします。
明日から、あなたの写真はがらりと変わります。本当に。
すごい本です。
「どうして写真集に載ってるこの写真は、この設定でなければならないか」
そのことが分かります。
ちなみに、写真は記事とは関係ありません。
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ちなみに、ランキングでの題名は、「どうして、ペンタのレンズは凄い写真が撮れるのか?」です。
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