「トルコにこれほどの本格的ローマ時代の遺跡があったのか」
と愕然とする 素晴らしさです。
遺跡ばかりだと色合いが少ないのでフルーツでも。こちらはフルーツがやはりおいしいですね。今の季節はザクロ。日本では高級ですが、ここトルコではたくさん切って絞ってジュースにしてくれます。200円。
安いですね。是非。ビタミンCの塊です。
ところでこれほどの遺跡が世界遺産登録されたのが2015年。
いやw、世界遺産の評価基準、おかしいでしょ?これほどのものならばファースト世界遺産の中にあったっておかしくないはず。
その凄さを少しずつご紹介。まずこれは勝利の女神ニケ。あの、NIKEの名前とデザインのモチーフとなった有名な(って、これまで僕は知らんかったけど)女神像です。
ところで、NIKEが日本でも有名になり始めた37年ほど前の僕が高校生のころ、NIKEをニケと読んでめちゃバカにされていたクラスメートがいましたが、ヤツもあながち間違いではなかったのだな、と今になって思ったりして。
こちらが高級住宅街が並んでいたメインストリート クレティス通り。
トラヤヌスの泉。皇帝に捧げられたものでここには滔々と水が流れていたそうです。
こちらがその高級住宅だったところ。2000年前はさぞや、と思えるところですね。
下は、トルコの皇帝が素晴らしさに感動し、トルコ絨毯の模様に取り入れたメインストリート歩道のタイル模様。後日、このデザインを見ることになります。
クレティス通りを下るとハドリアヌス神殿があります。手前のアーチに女神ティケ、後ろのアーチにあのメデゥーサが刻まれています。素晴らしいね。超広角HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRの威力が存分に発揮できます。
これが紀元117年に建てられたエフェソス遺跡を代表する建築物。
当時はパピルスや羊皮紙に書かれた12万巻にも及ぶ蔵書が、壁のくぼみに収められていたとのこと。その規模から、アレクサンドリア(エジプト)、ペルガモン(トルコ)と並ぶ、古代の世界三大図書館とされているんですってよ、奥さん。
出た!これが有名な大劇場。ローマ皇帝クラウディスが拡張工事を行い、完成はトラヤヌス皇帝。高さは18mにもなる三階建てで観客席は22段にもなります。24,500人を収容するほどの広大な見ごたえのある劇場でした。
トルコの猫はとにかく人懐っこい。下は超広角ですごく近寄って撮った写真だけど、これだけ近寄っても
「すげえ迷惑なんだけど・・・・つか、何か飛び出さないよね?」
という顔つきをする以外はじっとしててくれます。猫写真家にとっては天国ですよ、ここは。
劇場が良く見えるポイントは、エフェソス古代遺跡の出口付近。こりゃ広大な劇場だわ。
下がクレオパトラも通ったとされる港大通り。ははあ・・・・ここを!
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