シュリーマンが発掘したことで有名なトロイ遺跡。ギリシャとの戦争での木馬も有名。
おとぎ話かと思えば、本当にこんな遺跡があったんだねえ。
トロイ遺跡の高台からは、はるかにダーダネルス海峡が遠望できます。
つまり、この土地は地政学的に非常に重要な場所。その重要な場所をより突き詰めて推論して発見したのがシュリーマンなんですね。
トロイ遺跡の場所は下の地図の感じです。
このトロイ遺跡は年代ごとに9層にも重なっており、古くは4500年前からとのこと。
実に意外だったは、僕がこれまで偉大だと思っていたシュリーマンってのは、トルコ人からしてみればただの盗掘ヤローという評価であること。
彼の目的は遺跡の発掘ではなく、お宝を祖国へ持ち帰ることのみだったため、ダイナマイトもバンバン使います。それらの荒っぽい採掘が、現在でもこの遺跡の再考証を難しくしているとのこと。
そのダイナマイトを使った場所が、わかりやすいように下の写真では茶色く示されています。トルコ人たちの、シュリーマンへの静かな怒りが垣間見られます。
事実、彼は共同発掘者のスキをついて妻と一緒にお宝を持ってトンずら。とんでもないですね。
こちらがローマ時代の円形劇場。
おおお!と写真を撮っていると、ガイドのムスタファさんが、
「こんな円形劇場、明日のエフェソス遺跡に行くと、この写真を消しちゃいますよ。」
とのこと。へえええ・・・・・
こちらがあの有名な木馬。中に気軽に入れるので、絶好の撮影スポットです。
そこからエーゲ海に面したアイワルクのホテルへ。
やはり、エーゲ海で泳ぎたいですよね。夕暮れ時はかなり涼しくなっているのでどんなもんかと入ってみましたが、案の定、冷てー!!です。
むきになってジャバジャバと泳ぎましたけどね。ええ。
ところで冒頭の女性の写真ですが、彼女に逆ナンパされました。この冷たい海にジャブジャブと入りかけていたところで声をかけられたのです。
名前はアニータちゃん、13歳です。かわいいんだ、また。
日焼け止めを真っ白に顔へ塗ってました。
どうやら英語を勉強中で、おじいちゃんと手をつないで話しかけてきました。KドラマやKポップが大好きみたいで、K国の人を期待していたみたい。それらの質問されても、知らんがな・・・・・
まあでも日本人という答えでも目を輝かせてくれていたので、良しとする。
下がおじいちゃん。トルコ人ってのは、田舎に行くと良い感じの人たちだよ。
エーゲ海の夜風は最高です。
このぐらいの明かりがあれば、この高感度K-1とHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWというレンズで軽々と手持ち夜景が撮れます。
0 件のコメント:
コメントを投稿