2020年11月22日日曜日

秋芳洞内にてsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedへ換装

 秋芳洞内の観光コースは片道1km、往復2kmとなっているので、行きを超広角レンズHD PENTAX-DA 15mm F4 AL Limitedとし、帰りにsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedへと換装して戻ってきました。


このように全く同じ場所を上記2つの全く特性の異なるレンズを使って撮影し、それを比較するというのも面白い試みとしてやってみています。

クラゲの滝登り。
77mmで写すことで、より一つ一つの造形がはっきり分かるようになっています。

相当暗いので、レンズは開放を基本として撮っています。しかしこの優秀なレンズで開放にすると、焦点深度が異様に浅くなります。だから、余程ピントの場所を考えて設定しないと、何を撮ってるんだ?という写真になりかねません。

次に巌窟王。
まさにその名にふさわしい威容。こんな感じのポートレート?には本当に最適なレンズです。

ちょっと分かりにくいけど、小さな突起物にコケがここだけ生えています。
こんな洞窟でどうして? このライトアップで生えちゃったのだろうか?

このレンズのように中望遠レンズで撮ってもこれだけ広い洞内です。
地下にこれほどの巨大な空間があることにただただ驚きます。

こちらは広庭というところにある、富士山に似た巨大な鍾乳石。

このような写真では、広角レンズよりも中望遠レンズの方が迫力が出ますね。

次はこちらでは有名な百枚皿。
下の写真が一番分かりやすいと思うのですが、ピントの位置をきちんと狙ってその意図を表現する必要がこのレンズにはより必要となります。
下の写真、手前側を狙ってピンを置いていますが、ちょうど真ん中辺りにピンを置く、というのもアリと思います。どちらにするか、が撮影の意図、なんてことになるのでしょう。

下は真ん中付近にピンを置いているので、皿の水の中の様子が分かるようになっています。

下の写真は、如何にもこのsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedという雰囲気で撮れた写真らしく、雰囲気の良いものとしてお気に入りです。
洞内の様子、観客の様子もその場の空気が思い出せるからです。

いよいよ秋芳洞も出口。
ここでは中から外を写しています。

こんな感じで写せるこのレンズ、どこに行くにも、このレンズがお留守番することはありませんね。必須レンズです。



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