2020年11月4日水曜日

津和野の朝をFA 31mm Limitedで切り取る

 旅で旅館に泊まると、できるだけ早朝に起きて宿の周りを散歩するようにしているのだ。今回も早朝に起きて(とはいえ、歳を取ったので自然に明け方に目が覚める)、近所を散歩してきた。

まずは永明寺。指定文化財となっているそう。ただ、修復工事中で本堂などは撮影できる状態じゃなかったのでその雰囲気だけでも。

今回も最高のスナップシューター、smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedを使って31mmという絶妙な画角でのその場の空気感を味わっていただけたら、と。


こういった、近景と中景とのバランスが素晴らしいレンズです。

特にこういう写真よね、このレンズの真骨頂は。
観ている人も、この場所の空気やにおいが感じられるような写真に仕上げられることが多いです。

このお寺へ参拝しようとした一番の目的は、森鴎外先生のお墓へお参りすることでした。なむ~。


こちらは津和野からちょっとした高台まで歩かなければならないマリア聖堂。早朝に行くと、とにかく空気が清浄でとても気持ち良いところです。
ここはお勧め、と言いたいところですが・・・・

実はここ、幕末に長崎浦上のキリシタンが津和野へ流され、改宗させるための壮絶な拷問が行われた場所なのです。153人がここに流刑され、37人が命を落としています。下の像は、立つこともできない三尺牢に閉じ込められた瀕死の安太郎氏が毎夜現れたというマリア様に励まされている様子(安太郎氏は結局亡くなっています)。
この脇には、凍った水に漬ける拷問に使われた池もありますが、写真を撮る気にはなりませんでした。

・・・・というマリア聖堂。
神々しい朝日に輝いています。smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedのきれいなゴーストが珍しいです。

ここは夕方来ると、ちょっとうら寂しいかも。僕のように早朝がお勧めです。


              

おまけ

以下はHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRでの残りの写真。

太鼓谷 稲成神社の千本鳥居。思っていたよりも素晴らしいパワースポットとお見受けしました。


この神社からの津和野の眺め。中心部の殿町からは外れた方角だけど。

さて、津和野を後にして、次は萩に向かいます。
とにかく最高の天気。晴れ男の面目躍如である。
下は、日本海を望む綺麗な眺めの道の駅での写真。なんつーところだったかは忘れた。

さて、萩に着いたぞ、と。まずは反射炉という大量に鉄を熔解させるための江戸後期の設備。ここのガイドの方に色々教えていただいたけど、結局はこれは失敗作だったんだよ、と結構ディスってた(笑)。これらの技術は佐賀がすごかったんだって。
本格的な萩の写真は次回から。



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