2020年11月3日火曜日

津和野で初のSL撮影に挑戦 smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

 


山口を後にした我々は、島根県の小京都 津和野にやってきました。静かできれいな城下町です。この街は、最高のスナップシューターである、smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedで写しまくることにします。津和野と言えば、まずこの鯉。本来ならばここに花菖蒲が咲き乱れていて写真スポットになっているのですが、これじゃあただの用水路の鯉だわさ。


通りは人通りも多くなく、きれいで情緒があります。

ところで、ここ津和野は、SL「やまぐち」号の始発駅であり、鉄ちゃん垂涎の場所。僕は、これまでSLが走っているのをこの目で見たことがなく、今回は絶対に見てやるし、良い写真も撮ってやるぞ、と気張ったわけです。さて、今回持ってきたレンズ、31mm、77mm、15-30mmのどれで撮ってやろう、というのが撮影の際の一番頭を悩ませるところです。ふむ。
77mmが最も無難だと思うけど、SLをアップで写すことになり、周りの風景はあまり写らない。15-30mmはあまりに広すぎでSLは小さくしか写らないだろう。となると、このまま31mmで風景と一緒にSLを撮ってやれ、と決断した次第。チャンスは1回だ。ちょっと無謀な気がしたけど、これで行く。
津和野駅からの出発時間を待つことしばし。観光スポットの大橋付近からカメラを構える。多くの人も固唾を飲んで待っていると、山の向こうからものすごい音が。
ボー!! ガシュッガシュ!!
まるで魔王が向こうからやってきたようだ。
おおお・・来た来た。設定は連写にして、ピント追随モードにして・・・・

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

うわわわ・・・・すごい迫力。ちょっと想像の斜め上過ぎだ。
(上の写真だけはトリミングしてます)

下の写真を見ればわかるけど、あえて逆光になる位置を選択してます。
初めてのSL撮影にて結構難しいことに挑戦した、その心意気は認めていただきたいところだ。
しかし、やはり31mmで正解だったかな。この位置から77mmだと、なんのこっちゃという写真になるところだったよ。

そうそう、こういう写真を狙ったわけでして。僕の意図が反映されているかどうかの判断はお任せします。
いやー、すごかった。って、写真を写してると、実際に目では見られないという残念さは残るね、しかし。特に、たった1回のチャンスものだと。

さて、殿町にあるカトリック教会。
素朴だけど、真摯さに溢れています。

畳敷きの館内。なにげに心を打たれます。



今回の宿は「のれん宿 名月」さんでしたが、GO TOトラベル割引だけじゃなく、クーポンも二人で1万円分ももらえたのでうれしい悲鳴。このクーポンを明日までに津和野にて使わなきゃいけない、というね。
クーポンでお土産のお菓子ばかり買ってもしょうがないので、こちらの酒屋で初陣というお酒を買いまくりました。旅先でお酒5本とか、重いで、しかし。

一生懸命買い物をしてると、津和野の街はゆっくりと日が暮れてしまっていましたとさ。

              





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