ふと撮っただけでも、その空気感というか、何かが違う写真になる。
このレンズをまだ持っていない人って、このブログをご覧になっている方々の中にいるんですかね?ペンタックスを持つ理由がこのレンズにあります。そしてこのレンズには、それだけの対価を支払う説得力があります。
良いレンズって何が良いかというと、簡単に良い写真が撮れるということじゃないでしょうか。
「ハロー グッバイ」
TAMRON SP AF70-200mm F2.8 (IF) MACROも迫力ある描写ですが、こういうなだらかな美しいボケはこちらに軍配が上がっているような気がします。
「しだれ梅」
次は、同じ梅の木を、別のテイストの前ボケで飾ってみました。どちらもこのレンズらしさはあると思うんですが。
下の写真の奥行き感も、TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROの圧縮効果に負けません。ええ。
こういう派手な補色関係の写真は好きです。もうね、春ですよ、春。
こうしてみると、このレンズのボケの特徴は、二重ボケになりそでならないギリギリのテイストにありそうな気がします。この写真のボケた枝をじーっと見てください。
だからボケの味が独特なのかなあ。
下の写真は、浮世絵を意識してみました。
「白梅図」
今回、でかい大三元レンズ、SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROとHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRとの撮り比べをしましたが、お気に入り写真が多かったのは、やはりsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedだった、という結果になりました。
まあ、考えてみればしょうがないですよね。大三元って言ったって、単焦点の写りをズームで実現しようとするからあれほど大きく重くなるのであって。足ズームを使うのだと割り切って使いこなせるならば、単焦点の方が描写は良いに決まってます。
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