2016年7月3日日曜日

麗しの金沢 にし茶屋街と 寿司 さ々木

なんか、茶屋街ばかりですけど、今度はにし茶屋街です。
こちらはかなりこじんまりしていて、1ストリート、という感じです。

さて、そろそろ金沢に来たんだし、寿司ぐらい食わせろ、モードになってきました。



寿司屋はここか?とか、色々探すんですが、こういう茶屋街には寿司屋とか料亭とかほとんどないのが金沢というのは不思議な街です。



結局探せなくて、にし茶屋街を外れてちょっと歩いて、すごく雰囲気のよさそうなここ、寿司さ々木さんに飛び込みで入りました。
ランチにしてはちょっと高い(4800円ぐらい)けど、僕はどちらかというとおいしいものにはあまりお金を惜しまない方なので、まあ良いか、と。
静かで清潔な店内に、俄然期待は高まります。

冷酒の地酒を頼んで、お通しは冬瓜のような何とかとウニ。
大体どういうお店でも、お通しとかオードブルで全体のコースの予想はつきます。ほぼ間違いなく。
で、このお通しは最高においしかったので、まず間違いなかろう、と。

冷製茶碗蒸し。梅ソースがかかっていて、夏らしいですな。

金沢といえばのど黒。江戸で食べればものすごく高い魚だけど、こちらではどのお店に入っても出てくるね。
で、非常に脂が乗った魚なので、生そのままではイマイチなのだ。回転ずしとかでは生で出てくるけど、きちんとしたところは火を通すものだ。
こちらは何と笹に包まれてアツアツの蒸し物として出てきたよ。凝ってるね。

また、金沢といえばガス海老。この海老は何が貴重って、鮮度が悪ければ食べられたもんじゃない、という鮮度命。季節も短い。
甘エビよりもずっと甘くて柔らかい。のだった。江戸じゃあ多分食べられないね。

バイ貝。びしっと硬い感じが分かるりますよね。

ま、寿司はこんな感じ。
もちろんもっといろんなのが出てきたけど、全部を写すなんてなんか野暮だから、ほとんど撮影はなし。マスターと楽しくゆっくりとお話ができた。
特に盛り上がったのが、僕が一時凝りまくっていた包丁談義。

良い寿司屋で寿司を食べていると、地酒と魚の香りが鼻腔に充満してきますよね。こちらがそうだった。
そういう満足感を得られるお店は結構少ないのだった。

お店を出るときには、マスターも外まで見送りに出てくれたので、マスターも一緒に楽しんでもらえたのではないかと、結構ハッピーな昼下がりだった。昼間から酒に酔ってホテルまでの道が気持ちよかったよ。

ちなみに、こちらのお店は片町から犀川を渡ってすぐのところにあります。
以下は、このお店の前から見える風景。
この写真を頼りに、金沢ではこちらお店を訪ねてみてはどうでしょう?






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