やりました!!
PENTAXのファンであればご存知であろう、「PENTAX道場」にて免許皆伝を頂きました。
PENTAX道場といえば、実に格付け基準が厳しく、応募作の多くが門前払い!!という評価となっています。応募作全てが門前払いという時もあるぐらいでちょっとドン引きな気分になるぐらい多くの作品が容赦なく評価されている。PENTAXが運営する公式サイトで、PENTAXユーザーが応募してきた作品をここまで辛口に評価するか?と常々思っており、これに応募することをずっとビビっていいたのです。
なにせ、私も一応こういうブログを運営しておりまして、これで「門前払い!!」という評価では、泣くに泣けない。フォトコンへの応募ならば、人知れず落選になるだけなので気が楽なのだが、PENTAX道場への応募では公開評価なので門前払いが全国に知れ渡ってしまう。門前払いならば、掲載しないでおくれよ、とお願いしたいところだが、PENTAX道場ではそうはいかない。マスター黒野は門前払いになった、というレッテルはずっとついて廻りそうで怖かったのです。そんな僕の小心さを誰も攻めれないだろう。
それでもそろそろ道場の門を叩いてみたいという欲求が恐怖に勝り、ついに応募することになりました。
これが、その作品。以前ブログにも載せたけど、港の見える丘公園辺りを散策しながら撮影した秋の一風景です。12月のお題、「シルエット写真」へ応募しました。
結果、いつもは厳しい新納翔先生から、思いもよらぬべた褒めに近い論評を頂きました。
あまりにうれしいので、論評の全文を以下に転載します。
「今回のお題は、シルエットをうまく活かしつつ、それをどうやって自分の作品の中に落とし込むかがポイント。どのお題もそうですが、あくまで自分の世界観を残しつつ、課題を取り入れていくという姿勢が必要です。お題の為に撮るのではなく、「普段撮っているものの延長にたまたま課題の写真があった」というのが理想ですね。
その点から見て、この作品は本当に素晴らしいと思います。太陽にきらめくススキの穂を撮影しているところに偶然入ってきた女の子、さらには奥からやってくる車と一つの画面内に様々なドラマが共存していて実に絶妙なバランス。それらが自然調和してとても深い作品になっています。ここでシャッターを押せたことは本当にお見事!