2016年8月21日日曜日

フルフレームK-1のために4KディスプレイPCへと買い替えた

フルフレームのK-1に買い替える前は、フルフレームなんていらないだろう、と思ってました。
その理由の一つとして、7376x4932という超高画素を表示する媒体がないから、というのがありました。
なにせ、PCのハイビジョン画面では1920x1080というしょぼさです。
画素の面積でいうと、原画像の約18分の1程度(!)でしか表示できないということですね。

せっかくフルフレームであるK-1を買ったのに、こんなディスプレイで写真を楽しんでいる俺ってどうよ?と常々悶々としてました。かと言って、写真のためにPCを買い替えたいなどと妻には口が裂けても言えるはずもなく・・・・・

と思っていたところで、使っていたソニーのバイオのディスプレイ画面に横筋が1本入るようになってしまいました。このPC、ディスプレイの不具合はこれで2度目だ。ソニーは壊れやすいとは聞いていたが、やはりそうだ。もうこの会社の製品は二度と買わない。
それにしても、5年経っているこのPCにまたもや修理代をかけるのもばからしいし(前回修理は4万円ぐらいかかった)、どうしよう・・・と思っていたところに女神の言葉が!

「もうこんなPCなんか買い替えようよ。」

ハレルヤ!
女神の気が変わらないうちに早速注文しましたよ。4K!ディスプレイ(画素数3840x2160)のPCに。

ジャジャン!
とてつもない高精細な画面だ。老眼が始まった僕の目にはドットが見えないほど。
この高精細な28インチの画面は目の前にあると大迫力なのだ。
PC本体もほぼ最高スペックに近いもの。
  • OS : Windows 10 HOME 64ビット
  • CPU名 : インテル Core i7-6700 プロセッサー
  • 3.4GHz 

これだけのPCを買ったらさぞかし高いだろうと思いきや、二つ合わせて13万円台。
これは安い、ということで、躊躇なく買ってしまいました。
(ただし、オフィス系のソフトは付いていません。また、ドライブはBDに対応してません。それらは注意)

では、どれほどハイビジョンと比べて違うのかを見てみましょう。

下の写真はK-1(7376x4932)で撮影した全体画像です。

上の写真の中央部を、通常のハイビジョンディスプレイ(1920x1080)にて等倍で表示すると、下の写真の範囲しか本当の画素を見ることができないです。これでは何のためのフルフレームか、と思いますね。


では、4Kディスプレイ(3840x2160)ではどうか?
等倍で中央部を観察するとハイビジョンと比べてかなり広い範囲(原画像の約4分の1の面積)を本当の画素にて見ることができています。実際に目で見てみると、この4倍の画素密度の差は想像以上に大きいです。全く違うと言って良いです。

 ということで、K-1を買われた方はいずれ4KディスプレイのPCへ買い替えをされることをお勧めします。その満足感は購入以前の予想以上です。
K-1を買う前に迷っている方へ。
フルフレームを買うということは、レンズ以外にもこういう想像以上の出費に巻き込まれることも覚悟してください(笑)。いや、マジで・・・・・

もう一つ、フルフレームを買って想像以上の事態に直面してうんざりすることは、RAW現像時のソフトの処理速度の遅さです。
僕のRAW現像に使っているソフトは、一枚のファイルを立ち上げるまでに何と、1分53秒(!)もかかるようになってしまっていました。
これまで紹介してきた東地中海クルーズの写真はこういう苦労の末やっと現像した写真の数々なのですよ。

それが、新しいPCでは同じ条件で39秒で立ち上げられるようになり(それでも長いが・・・・汗)、まあ何とか現実的な作業環境になったと言えます。

K-1を買うという現実はこういうことであり、買ってしまった人は諦めて新規4K PC購入の準備をされることを応援します。
この4KディスプレイとPCのセットならば安くてお勧めできると思います。













0 件のコメント:

コメントを投稿