よく写真を一緒に撮る、同じくPENTAX狂いの友人N氏から、
「仕事で横浜に行く用事があるから山下公園で撮影でもして、中華街で美味いもん食おう!」
とお誘いを受けたので行ってきた。
このN氏、持ち歩けるかどうかも想像せずにHD PENTAX-D FA150-450mmF4.5-5.6ED DC AWなどというゴツイのを買ってしまい、しかも更にそれが1.4倍の画角で写せるようになるリアコン(リアコンバーター)までも買ってしまった御仁である。
彼は購入後現実に直面して、結局持ち歩くのを断念し自宅で月ばかりを撮影しているらしいのだが、今回は僕にHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWを持ってきてよ、とのご指定。彼は、リアコンを持って行くからそれに取り付けて撮ってみなよ、と親切の押し売りをしてきた。どう考えても、僕にリアコンの使い道を見出させて参考にしようとの魂胆見え見えなのだ。
ということで、今回は彼の親切(の押し売り)をありがたく頂戴し、HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW & リアコンでの撮影に挑戦した。
実は僕、リアコンは初めて。
確かにレンズの1.4倍の倍率で写るようになるため、今回のHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWに取り付ければ、最大280mmまでの望遠を楽しめるようになり、より大迫力が期待できるのだが・・・・・・
あれ・・・、なんか結構四隅減光が激しいで(汗。
しかも、リアコンの余分なレンズに光を通すことになるため、2段明るさが落ちてF2.8のこのレンズが開放でもF4となってしまい、しかもこの★レンズの最大の魅力のすっきりとしたヌケの良さが無くなってしまった。何となくモワッとしてるのだ。
下の写真がリアコンを付けて280mmとしたもの。確かに迫力の圧縮効果ではあるのだが・・・・
下の写真は別の日に撮影したリアコンを付けないHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW。天気も含めて色々と条件の違う写真の比較だけど、ヌケの良さの違いというのはこれか、というのが良く分かる写真ではなかろうか。
と、いうこと等に早々に気付いたので、今回の写真の多くはモノクロ、もしくは彩度を極端に落とした写真で現像している。このような現像によって、上で指摘したややもするとネガティブな特性(しかも曇天)も長所に変えてやろうという目論見だ。
こうした現像だと、四隅減光など気にならなくなり、その迫力の画角を存分に楽しめるのだった。
下の写真なども四隅減光がなかなか味になっていたりして、悪くないと思っている。
圧縮効果といえば、下の写真。
この現地を知っている人ならば、
「この場所で中華街の門がこれだけ近くに写るって、スゲー!」
と驚いていただけるかと。これぞ、フルサイズ280㎜の威力だ。
こうして写していると、見慣れた氷川丸もなかなか恰好良いんでないかい?
と言う感じで、僕のリアコンの使い方、としてはこんな感じでした。
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