2020年4月5日日曜日

満開の桜を超望遠レンズで撮る TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO

僕は有給消化率100%を誇ることを毎年の目標にしているのだけど、今年は仕事が面白かったため年初から全く有給休暇を取っていない。いかんな、このままでは年末までにとても休暇を使いきれない、と自明になってきたため、この日は何の理由もない有休をとったのだった。
とはいえ、この自粛ムードの中、東京まで桜を撮りに出かけるとどのようなお叱りを受けるか分かったものではないので、比較的近所の山下公園辺りに桜を撮りに出かけた次第である。散歩のような距離感なので、許されたし。

レンズはSP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROという超望遠レンズ。これで撮る桜、および春の花々というものに挑戦してみる。

超望遠レンズを使った写真と言うと、「引き寄せ効果」といって遠くのものをアップで写すことを主眼に撮っている方もいらっしゃるが、このようなレンズはどちらかというと「圧縮効果」を狙う方が迫力が出るものと思う。


群生する花々も、一つの画面に圧縮されていることが分かる。

圧縮効果を使うと、下の写真のように遠くの氷川丸がすぐそばにあるような迫力を出すことができる。
あとは、レンズの絞りによって氷川丸をぼかすか、はっきりと写すかという狙いを分ければ良いはずだ。

ちなみに、下の写真は引き寄せ効果を狙った写真。
これはこれで独特の迫力を感じる写真になっており、やはり超望遠レンズというのは1本持っておく必要があるだろう。

お勧めの超望遠レンズとしては、やはりDA★300mmF4ED[IF]SDMが素晴らしいと思う。300㎜だけの単焦点レンズなので、それなりに難易度は上がるけど、上手く撮れた時の満足感は高いはずだ。


下の写真は典型的な圧縮効果を狙ったもの。空間のあらゆるものが密にパックされた感じである。


以下は引き寄せ効果か。



ちなみにこのTAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROというレンズ。1.3kgと比較的軽く、描写も秀逸。ただし、もう新品では売っていないのかな? あと、ピントが若干遅いのでスポーツ撮影には向かないかもです。


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