2018年9月30日日曜日

スイス旅行記(9章) 朝日に輝く奇跡のゴールデンマッターホルン降臨

ここしばらくは山岳会のスーパースター マッターホルン三昧のブログになっています。
ツェルマットに到着してからマッターホルンはずーっと僕たちの前に姿を現していてくれたので、僕もそれが当たり前状態になっており、この贅沢さに本当に手を合わせたいぐらいです。マッターホルン特集はこれで最後になりますのでもうしばらくお付き合いを。
マッターホルンでこういう写真を撮りたい、という欲求はほぼ全て叶えられたのですが、あと一つだけ撮れていないものがあります。それは、山頂から徐々に朝日で赤く染まっていき、金色に輝くゴールデンマッターホルンです。その奇跡を撮れたら、この高かったスイス旅行でもお釣りがくるでしょう。
今回のレンズはあのsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedです。山岳撮影での望遠は、このぐらいあれば十分だと思いました。

一日目の朝、かなり暗い時間からスタンバります。
夜明け前から雲一つないので期待が高まります。この時は星がまだ残ってますね。

雲一つないということで、ホテルからちょっと離れた場所まで三脚持って行き、期待を込めたスタンバイ。いよいよ日の出の時間が来ました!

って、あれ?なんか、そのまま日が昇って明るくなったよ?どして?周りの人たちもガッカリ。
これほどピーカンでも全く焼けない。やはり、なかなか撮れない現象なのかも。この日はこれにて撤収。

そして二日目の朝。今回が最後のチャンスだ。

2018年9月29日土曜日

スイス旅行記(8章) 絶景チーズフォンデュ(舌 やけど注意ですわ)

ハイキングの後は流れ解散となったので、リッフェルアルプ(地図真ん中より少し右側にあります)まで電車で下りて絶景のレストランにてランチをすることになりました。この景色ですが、何か?(笑)

2018年9月27日木曜日

スイス旅行記(7章) 逆さマッターホルンと絶景ハイキング

ツェルマットからマッターホルンを間近に見るためには、ゴルナーグラート鉄道で、山頂のゴルナーグラート展望台(3089m)まで一気に登ります。
本日は天気も良いのでハイキングで逆さマッターホルン(昼間版)を撮りに行きました。もう、言うことないですわ・・・・

2018年9月26日水曜日

告知 世界の車窓から

そういえば今、世界の車窓からはスイス特集やってます。11月19日まで。

是非、ご覧ください。
首都圏でテレビ朝日をご覧になる方は、毎週月、火の夜11:15からです。
地方の方は、こちらを参照してください。

まずはお知らせまで。

2018年9月23日日曜日

スイス旅行記(6章) 夕闇と星空のマッターホルン特集

僕らが今回参加したのは、HISのパッケージツアーでした。
その中で特に素晴らしい企画だと思ったのが、
「マッターホルンを望む展望台での星空観賞ツアー」
です。このパッケージを選んだのはこの企画があったから、と言っても過言ではないかも。
リンク先のスネガ展望台(地図やや左下)まで夜のケーブルカーを我々のためだけに貸し切ってもらって行きました。贅沢なことだよ。
そして、近くのLeisee湖まで真っ暗な中を歩いて、逆さマッターホルンを撮ったのがこれです。

つくづく、全行程晴れてくれて本当に良かった・・・・という感想しかありません。
本日は、マッターホルン三昧の写真です。

2018年9月22日土曜日

スイス旅行記(5章) 唯一マッターホルンを望める街 ツェルマット

ついに来たよ。今回のクライマックスの一つツェルマット(下はその駅)。
ここは、マッターホルンを望める唯一の街として名高く、最終的には電車でしかこの街へアクセスできないのですが、ここに到着するまでマッターホルンは全く見れませんでした。

これは珍しい!
と何度もここに来ている添乗員さんがはしゃいだアルペンホルンの演奏。スイスに来たことを実感(今さら?)。幸運なことに現在この街では音楽祭をやっているようでした。

こじんまりとセンスの良い街、だけど、ややツーリスティックであるのはしょうがないところ。そしていよいよ・・・・

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ついに見えたよ、マッターホルン。やはり、初めて見ると感動は大きいです。山岳界の孤高のスーパースター。これを見ずして死ねるか、という気持ちになります。人生において、これを見られて良かったよ。
ホテルはマッターホルンビューの部屋だそうなので、後でゆっくりと撮影することにして、まずはホテルで体を休めることにします。

2018年9月21日金曜日

スイス旅行記(4章) 熱中症寸前の氷河特急とフルカ峠

本日はほとんどを移動にあてる日。
ただし、その移動手段は主に氷河特急です。
リンク先地図のサンモリッツからアンデルマットまで氷河特急で行き、そこからバスに乗り換えて有名なフルカ峠(アンデルマットとブリークの中間あたり)を超えて氷河のそばを通ってツェルマットへと向かいます。

今回もシャア専用機を用意してもらっています。

これがその、氷河特急の車両の証だ。

このような素晴らしい景色の中を列車は進みます。
そして、いよいよ・・・・・

いよいよ来ました。満を持してのランドヴァッサー橋です。
おおお・・・・これかあ。これがあの・・・
と言っている間に通り過ぎてしまいました。
なんか、世界三大なんとかに登録しても良いのではないか、と。

2018年9月20日木曜日

スイス旅行記(3章) サンモリッツをピッツネイル山頂から見下ろす

サンモリッツからレーティッシュ鉄道ベルニナ線でティラーノまで行き、バスでまた戻って来たよサンモリッツ。
これがその街の全景です。本当に美しい街。ある意味貴族の街です。

夕暮れ時のサンモリッツの湖は、早朝とはまた違う美しい顔を見せてくれます。

壁を削って作るこの街独特の意匠。こじんまりと高級な街です。

こちらは、オードリーヘップバーンの映画「シャレード」の舞台となったホテル。
 今は改装中のようで営業はしていませんでした。でもまあ、日本人が泊まるようなホテルじゃないね(笑)

この後、サンモリッツからケーブルカーとロープウエーを乗り継いで、ピッツネイル(3056m)の山頂まで行ってきました。これまた、トンデモナイ眺望。すみませんね。

2018年9月18日火曜日

スイス旅行記(2章) 4大名峰 ディアボレッツァ

ところで、今回はHISのツアーに申し込んだスイス旅行なんだけど、そのパッケージの名も、「スイス4大名峰を巡る旅」というもので、そりゃあすごい贅沢で長い距離を巡る旅だったわけですよ。
さて、第1峰目は、4000m級のディアボレッツァです。場所は、リンク先地図の右下のサンモリッツとティラーノとの間辺り)。比較的名前はマイナーだけど、その雄姿は大したものです。この山に魅了されて帰って来た村人はいないと言われる悪魔(魔女)の峰という意味だそう。
今回のレンズはHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRと、HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AW。全く違う表現ができる二つを使い分けてみました。

2018年9月17日月曜日

スイス旅行記(1章) 世界遺産レーティッシュ鉄道ベルニナ線

到着翌朝から、あの世界遺産であるベルニナ線に乗ることになりました。有名なループ橋のある、あれ、ですね。
夢のような、天国のような世界を窓全開で列車は駆け抜けていきます。
駅はサンモリッツからイタリアのティラーノまで(リンク先地図の右下参照)。
「世界の車窓から」のBGMを流して読んでください。
この番組はFUJITSU の提供でお送りします。
今回のレンズは基本的にほとんどHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRです。このレンズはこの旅では大活躍でした。これらの写真を見たひとりでも多くの人がこのレンズの魅力にハマりますように。

2018年9月16日日曜日

スイス旅行記(序章) 成田からサンモリッツ近くのホテル到着まで

ただいまです。
スイス旅行から戻ってまいりました。

これまで色々旅行に行ってきましたが、これはもう人生でトップクラスの素晴らしい旅行となりました。本当にすごかった。
さて、ではスイス旅行を皆さんにお勧めできるかというとちょっと微妙です。これから長期にわたってスイス旅行について本ブログにてアップしていくことになると思いますが、お天気によってはここにアップするような写真は全く撮れない、なんてことにもなり得るとわかってもらえると思います。その辺が、パリやロンドンなどの観光旅行とは全く趣を異にするところなのです。だから、
「自分は晴れ男(女)じゃい!!」
と、自信を持って周りに宣言できる方にお勧めです。
僕は家族から神と崇められるほどの晴れ男なので、これは賭けだと思いましたがスイス旅行を選択しました。そして今回もご多聞に漏れず全行程完璧なピーカン旅行となり、添乗員の人からも
「こんなこと、長く添乗員していますが記憶にあまりないです」
と驚嘆されることになりました。

さて、今回の海外旅行に持って行ったフルサイズカメラK-1用のレンズですが、
1)HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR(超広角)
2)HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AW(標準単焦点)
3)smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited(準望遠単焦点)
ってなセットです。ちょっと変わってるセットですかね?
でも今回、これらでまずまず正解だったな、と思いました。三脚プラスこれ以上のレンズを持って行くのは重量的に無理がありますのでね。これらの大まかな感想を言うと、
1)この超広角レンズ、山岳や風景には絶対必要なレンズだと再認識しました。あまり大きな声では言いませんが、大三元標準レンズであるHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRを買うぐらいなら、こちらを優先させて買う方が良いと改めて思いました(もちろん、今回のセットのように、別のレンズで標準域をカバーする、という条件付きですが)。
2)これは、最近買ったペンタックス最高峰である、この標準単焦点を使いまくりたかった、という理由からです。いざという時には、他のレンズとは全く違う写真が撮れるわけで、これがあればHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRは使う機会が無くなってくるなあ・・・と嫌な予感をはらんでます。ですが、基本的にはHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRの方が無難でしょうね。
3)望遠も必要だけど、まさかあのデカいTAMRON  SP AF70-200mm F2.8 (IF) MACROを持っていきゃしないですよ。そうなると、ペンタックスの神レンズsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedの出番です。とにかく、軽くて小さくて素晴らしい写りをするレンズ。こいつは絶対の必需品です。実際、要所要所で息をのむ写りを見せてくれています。上の写真はこいつで撮ったものです。

2018年9月7日金曜日

ペンタックスの露出初期設定はひどい

ペンタックスのカメラを買って露出に悩んでいる1200万ペンタキシャンのみなさん、グーテンターク(ペンタキシャンの数は何の根拠もない推定)。
本日、このブログの記事を見られた方はもしかすると運が良いかもしれません。
(ちなみに下の写真は、本記事とは全く関係ないです)

僕がいつもお勧めしている露出の教科書は多くの方々が購入されて非常に好評ですが、それでも上手くいかないという方もいらっしゃいます。そんな人の根本的解決策が本日提示できるかもしれません。
例えば、こんな経験はありませんか?
人の顔にピントを合わせて半押しのまま構図をずらし、空を画面の中心に持ってくると、露出が空に合ってしまい人の顔は真っ暗。凹。
本日は、この問題について悩んでいる方向けです。

先日、テニス合宿に行ってペンタックスカメラ好きな方々と富士山を撮ったりしたのですが、その際ペンタックスのAE-L撮影についてやり方をお伝えしていた時に、僕もその人のカメラ(KS-2)では露出が上手くいかなかったのです。
「あ・・・・? あっれ~・・・・???」
と10分ぐらいスッタモンダして、
「ああ、もういいよ。┐('~`;)┌」
と言われてしまいました。
うまくやり方を教えてあげられなくてしばらく凹んでましたが、ふと思い出しました
「ああそうか。ペンタックスの初期設定は露出が上手くいかないようになっているんだった。」
と。他メーカーのカメラの初期設定は知りませんが、ペンタックスを買った人は露出の達人になるために、まずこの初期設定値を変更しなければならないのです。
もしもペンタックス関係者の方でこのブログをご覧になってる奇特な方がいらっしゃったら、この初期設定についてもう一度社内会議で稟議にかけて考え直された方が良いかと思いますよ。マジで。

さて、設定は以下のようにするのをお勧めします。

2018年9月3日月曜日

D FA★ 50mmF1.4 新倉山浅間公園の世界的に有名な富士山ショットにチャレンジ! なのだが・・・・

今回のテニス合宿&富士写真撮影会に持って行った機材は K-1 & HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWのみ。
だって、このレンズだけで写しまくりたいじゃないですか。
しかし、結論から言うと、このレンズ用のPLフィルターは無くて忍野八海でこけるわ(今はフィルターが送付されてきてます)、今回はもっと広角が必要だったというオチでしたよ。

新倉山浅間公園って知ってます?
最近外国人観光客が多くなり、日本人があまり魅力的と思っていなかった場所が外人のインスタなどで人気が高まっていたりします。その代表的なひとつがこの公園。日本人が何故ここにそれほど魅力を感じていなかったかといえば、戦後に建てられたコンクリート製の五重塔、というより戦没者忠霊塔なのです。そういう最近建てられたコンクリート製の建物をみるために400段もの階段を登る気にはならなかったのでしょう。しかし、外人的には、いかにも日本に来た的な構図になる素晴らしいところだと発掘されたのです。

さて、本日の1枚目、ですが、塩釜神社からの鳥居越しの富士。
 え・・・・・、新倉山浅間公園からといえば1枚目はあれじゃないの?
と思う方。正解。
あれ、を1枚目に持ってこなかったのには訳があります。標準レンズであるHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWであれ、を写すとこんな感じでした。ジャジャン。

2018年9月2日日曜日

HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWで撮る 富士 忍野八海

今回、テニス合宿を兼ねて富士五湖の一つである山中湖近くの忍野八海(おしのはっかい)に行ってHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWの実力を試してきました。
このようにお得意のF1.4絞り開放では、圧倒的なレンズの実力を誇示してくれる素敵なやつです。若干、手前側ではグルグルボケっぽいテイストが見られます。これはHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWと同じ特徴です。
DFA★を手掛ける人たちが、同じレンズ設計の思想で、同じように高度な品質を目指した結果なのだということが表れているものと思います。僕は結構好きなテイストです。

ここ忍野八海では富士山の伏流水が8つの泉の底からこんこんと湧き出ており、美しい場所です。あまりにも透明な水なので、魚が宙を飛んでいるようでした。
ただし、この場所は中国などで何故か人気が出ているようで、ここはどこの外国か、と疑うような観光地と化していましたが・・・・