2018年9月21日金曜日

スイス旅行記(4章) 熱中症寸前の氷河特急とフルカ峠

本日はほとんどを移動にあてる日。
ただし、その移動手段は主に氷河特急です。
リンク先地図のサンモリッツからアンデルマットまで氷河特急で行き、そこからバスに乗り換えて有名なフルカ峠(アンデルマットとブリークの中間あたり)を超えて氷河のそばを通ってツェルマットへと向かいます。

今回もシャア専用機を用意してもらっています。

これがその、氷河特急の車両の証だ。

このような素晴らしい景色の中を列車は進みます。
そして、いよいよ・・・・・

いよいよ来ました。満を持してのランドヴァッサー橋です。
おおお・・・・これかあ。これがあの・・・
と言っている間に通り過ぎてしまいました。
なんか、世界三大なんとかに登録しても良いのではないか、と。



いやあ、今回この氷河特急にいまいち乗り切れていないのが、この車両(下の写真)、わかります?
天井までガラスで、直射日光浴びまくりなわけです。ビールやワインを頼んでも、直射日光ですぐにぬるくなるし、とにかく熱い。欧米人は日焼けしたくてたまらない人種だから平気そうだけど、日本人にはかなりキツイ。せめて、冷房はもっと利かせてくれよ、と。
以前は車両内で日傘をさした日本人ツアー客がいて、ジャパニーズはク〇イジーだと大評判になったことがあるらしいけど、その日本人の気持ちがよく分かったほど。下の写真を見ると、今でも息苦しくなります。
だから、せっかくこの後優雅な?鉄道で食べるコースメニューが出されたのですが、写真を撮る気も起らず(マー、撮ルホドデモナイというのもあり)、帽子を持ってくれば良かったとだけ考えながら、ボーッと食べました。
とにかく水を飲みたくてしょうがないのですが、水を注文すると700円ぐらいかかるので、意地でも注文するもんか、と。ホテルからの水をチビチビ飲んで、もう我慢くらべ。

また、写真撮影でも、確かに列車からの景色は良いのですが、この列車は前回のベルニナ線とは違って窓が開けられないため、窓の反射が映り込んで納得のいく写真にはどれもなりませんでした。だから、相対的にこの列車から撮った写真は少ないです。

こんな感じで、窓を開けられると良い写真になったろうに、と思います。

そんなこんなで3.5時間に亘った氷河特急をアンデルマットで下車し、バスへと乗り換えました。そこからツェルマットに向かうまでの急峻なフルカ峠を超えることになります。
すごい勢いでバスは標高を上げていきます。

ここは峠の展望台。氷河を間近に望むことができる、とのことで楽しみにしてたんですが。。。。

おーい・・・・・氷河がめちゃ無くなってるじゃん。地球温暖化おそるべし。
つい数年前までこの展望台から触れるほどのところに氷河があったらしいのですが、かなりな勢いで氷河は消滅しているようです。

今では氷河が解けていく水が滝のように流れているのを間近で楽しむ(!)ことができます。下が、盛大に氷河が解けていく滝です。
いやいや、ホントに地球温暖化って進行してんじゃん。ってことが実感できる場所です。
こんな力及ばずな僕が地球に対してできることは・・・・あの幻の花エーデルワイスを探すことぐらいだ。

おおお・・・・
あったよ、あった。エーデルワイスが群生してる。すごいところだ。
って、展望台の花壇じゃーん。
話によると、自然界に自生しているエーデルワイスなんて、スイス人ですら探し当てることは至難の業で、そのかわり、その辺の花壇を探せば比較的簡単に本物を見ることができるとのこと。ホントだった。
せっかくスイスまで来たんだ、花壇に咲いていようが本物のエーデルワイスってのを実際に見れて良かった。

明日はいよいよ、マッターホルンを望める唯一の街、ツェルマットに到着です。

今回の僕のスイス旅行記全体を読んでみたい方はこちらへどうぞ



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