2017年9月24日日曜日

ついに来たよ、黒部ダム の、破砕帯

白川郷を出発して金沢に滞在して、以前紹介した親方のところでごちそうを食べまくり(松茸はしばらくいらん、というぐらい)、金沢って以前紹介した内容ばかりなので、見返してみてあんまり面白くないということで、金沢の写真はすっ飛ばします。
金沢から富山を経由して、やってきました白馬。
もう結構な雨だったので、宿泊した白馬ハイランドホテルの写真が後で見返すと全くなくて愕然。このホテル、古き良き昭和のリゾートホテルでとにかく宿泊費が安い(八千円台)。で、食事はバイキング。
バイキングなんてどうせ、とにかく腹いっぱい食べさせときゃ客は満足するんだろ、というスタンスのつまらない食事形式だと僕はずっと思っていたけど、このホテルのバイキングはマジ美味しかったです。
試しきれないほど多品目の料理、どれも料理は手抜き無し。素晴らしい料理の数々で、デザートにはなんとソフトクリーム出し器がドンと置いてあって、ソフトクリームも食べ放題。始めてこの機械を存分に操作したよ。しかも、かなりうまいソフト。
うーん・・・すごいホテルだった。安くて素晴らしいホテルを白馬に求めている方は、このホテルお勧めです。眺めも良いし、お風呂も素晴らしいしね。今度は何泊かゆっくりと滞在します。
下の写真は、ホテルからちょっと歩いたところの眺め。本当ならば、八方尾根とか、素晴らしい景色が広がっている場所なんだけど、雨ばかりはしょうがないさ。
 ここに宿泊して、今日は黒部ダムへ向かいます。あの!!
実を言うと、予定していた黒部へホテルから出発する前、土砂降りになって来て
「こりゃもう、黒部ダムに行くの止めるか?」
とほぼ断念しかけたんだけど、僕は家族が唯一尊敬してくれている稀有な才能があって、つまり「晴れ男」なので、行く!と決めました。
天気予報自体、ずっと雨、なので、さすがに晴れるとは思いませんでしたが、かなり雨は弱くなると信じての判断です。

これが関電トンネルのトローリーバス。この写真は黒部ダム駅の写真だけど、雰囲気だけでものご紹介。
黒部ダムもすごいんだけど、この関電トンネルのすごさを予習していくと、黒部ダム並みにすげえ所に来たんだな、と感動すること請け合い。
石原裕次郎主演の「黒部の太陽」、観ましたか?観てから行くと、
「これがそうかあ!!」
と更に感動すること請け合い。


ここが!
ここがあの有名な破砕帯だ。「破砕帯」っていう看板があって、こうして青く光る部位が破砕帯領域です。ここでとても多くの方が亡くなっても工事を敢行し、艱難辛苦の末やっとトンネルを通すことができた場所ですね。
実際に現場を通り過ぎて唖然としてしまうのが、たったの80mなんですね。あっというまに通り過ぎてしまいます。たったこれだけの距離を通すためだけにあれほどの悲惨な苦労が必要だったとは!
これだけは現場に来てみないと分かりません。
黒部ダムに来る意義の、その1/3ぐらいはここを通ってみる、というところにあると思いました。

このトンネルを抜けるとそこは。
そう! 黒部ダム! 続く!






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