大人になって思うのが、福山というか瀬戸内の町というのは色々と風光明媚なところが近くに多いですよね。
今回はまず、しまなみ海道を通って、大三島というところへやってきました。
瀬戸内の島々を巡ったことがない人は、たぶんとても感動するんじゃないかと思いますね。島々に架かるこんな美しい橋をたくさん渡っていくのです。
今回大三島に渡りたい、と思った目的がこの大山祇神社への参拝。もう20年ぶりぐらいになろうか。
こんな立派な山門、あったかなあ?
木の感じからして比較的最近できたのかもしれません。
こちらの神社、境内へ入った時から気持ち良いクスノキの香りに満ちています。その親玉がこちら。なんと、樹齢2600年というから、屋久島の縄文杉も真っ青なわけです。
こちらの大山祇神社、なにがすごいってこの国宝館です。
普通、博物館に行っても国宝なんてお目にかかれることはあまりないですが、こちらでは展示品のほとんど、と言って良いほどの数が国宝もしくは重要文化財なのです。考えられないですよね?
それもそのはず、中世の頃には全国的にその尊崇を集めていた神社なので、特に平家物語に出てくるような歴史的英雄もこちらの熱烈な信者だったからなのです。だから、
源頼朝 鎧
源義経 鎧、刀
弁慶 なぎなた
平重盛 鏡台、刀
木曽義仲 胴丸
などが、当たり前のように陳列されています。
初めて観ると、
「これ、ホントか?w」
と失笑するようなすごいもののオンパレードですが、国宝や重文にいい加減なものが指定されるはずがないので、本当なのでしょう。
一番感動するのが、壇ノ浦の合戦後に寄贈された、義経の鎧。
あの絵巻物に書かれていた八艘飛びで着ていたと思われるやつです。
「ああ、これが!!」
すごいですよね。
撮影禁止だったので、国宝館の外観写真しか紹介できません。
Wikiから国宝を抜粋すると以下の八点になります。
- 紺糸威鎧(兜、大袖付) 1領 - 伝河野通信奉納、平安時代。
- 赤糸威鎧(大袖付) 1領 - 伝源義経奉納、平安時代、大鎧と胴丸の特色を兼ね備えた稀有の遺例。
- 紫綾威鎧(大袖付) 1領 - 伝源頼朝奉納、平安時代。
- 沢瀉威鎧(おもだかおどしよろい)(兜、大袖付(金具廻革所欠失)) 1領 - 伝越智押領使好方奉納。平安時代初期、日本式の大鎧としては最古の遺品。
- 禽獣葡萄鏡 1面 - 唐時代、白銅円鏡。
- 大太刀 銘貞治五年丙午千手院長吉 1口 - 伝後村上天皇奉納。刃長136cm、反り4.8cm。
- 牡丹唐草文兵庫鎖太刀拵 1口 - 伝護良親王奉納。鎌倉時代。
重要文化財は76点ですが、省略するのでWikiでご確認あれ。
本当はもっと色々書きたかったですが、ちょっと体調が良くなくて今日はこれぐらいで失礼します。
今回の帰省の写真はしばらく続きますよ。
ちなみに、今回のレンズは、HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRです。
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ちなみに、ランキングでの題名は、「どうして、ペンタのレンズは凄い写真が撮れるのか?」です。
大三島は行ったことないや、立派な神社があるんだね。
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