何しろこのsmc PENTAX-DA 50mm F1.8ってのは、これまでの高額レンズとは違って、なんとたったの1.5万円ぐらいです。
とはいえ、何度も繰り返して絶賛しているように、この安レンズは素晴らしいポテンシャルを秘めています。さて、高額レンズと比べて、どれほどのものでしょう??
実を言うと先日、とあるサイトのゲストのコメント欄で、どうも僕のブログを揶揄したようなコメントを読んでしまいました。いや、このサイトを名指ししている訳じゃなかったけど、どうもそれっぽい・・・・
気にしなきゃ良いんだけど、ちょっと嫌な感じの悪意のあるゲストコメントだったので、少し僕の女性を写すときの意図を解説しておきます。
僕はこのコンパニオンを写す一つの技法として、少しハイキーに写しています。場合によってはやや失敗して露出オーバーになっているのも(この企画では撮り直しがあまり出来ないので)あります。本当はこういうプロのモデルを写すならば、特にハイキーにする必要はないのです。
ハイキーに写すというテクニックは、われわれの周りにいる普通の女性を本当にきれいに写すテクニックとなるもので、プロの女性の美しい肌を写すのにはあまり必要が無い、という意味ですね。
でも、僕がこの企画でやはりハイキーに写しているのは、いつもの通りの女性を写す状態を再現して、どのように写るのかを確認したかったからです。
モデルではない普通の女性を本当にくっきりと写してしまうと、どうしても粗が目立ってしまう。そりゃあもう、素人だからどうしようもないのです。僕だって鮮明に色々と写してしまうことだってできますよ(笑)。
だけど、ここで紹介しているような柔らかな写りをするレンズのように、
「女性が写されてうれしい写真」
というのが存在して、それは、あくまでも本当のことをありのままに写した写真ではない、ということだと思っています。
また、超望遠単焦点レンズを(初めて)使ってあの混雑した会場で超短時間でモデルを写すというのは、少々(というか、かなり)無謀だった、というのもあります。
とまあ、言い訳はこのぐらいにして(笑)、
smc PENTAX-DA 50mm F1.8の写り、どうでしょうね?
実は、これまで写してきたレンズの写真とは違って、鮮明度が格段に落ちていることに改めて気付かされました。一番分かりやすいのが目元、まつ毛、です。アップにして比べてみてください。
ちなみに、このレンズの写真は全て開放値f=1.8で撮ってます。
いやあ、失敗した、と思ってるのが、f値 6ぐらいでも撮れば良かったと。そうすれば、このレンズはもっと鮮明な画像も撮れるんだぜ、という証明にもなりましたよね。
こんなんだから、あまりご理解頂けない方からお叱りをうけるんだよな、と反省。
ただ、あの混雑した会場であわただしくモデルをこちらに視線を確保して写す、というのはこんなもんです。難しい。
下の女性なんて、次はこのレンズでも写させて、とお願いすると、
「ああ・・・・はいはい(笑) (またコイツか・・・・ww)」
と苦笑いされてしまったのだった・・・・・・・
(でも、カメラを向けると笑顔は一流です。きれいな人ですね)
とにかく、僕はこのレンズはお気に入りだったし、女性がきれいに写るレンズだと大イバリだったけど、少なくとも開放絞りでは高額レンズには及びもつかない解像度だったことも判明。
ただし、女性をきれいに写す、という意味では、まあそれなりにその目的を果たしているのかもしれません。開放でのこの鮮明度の低さによって、お肌の細かな粗は見えませんからね。
ん~・・・・・・でも、やはり女性がきれいに写ってますよね? ね?
しかし今回の一連の実験で、高額なレンズってのはやはりすごいよな、違うよな、というあったりまえの結論が出て、少しほっとしました。
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ちなみに、ランキングでの題名は、「どうして、ペンタのレンズは凄い写真が撮れるのか?」です。
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