小田原城の国道一号線側の丘の上に、清閑亭という旧華族の別邸が一般公開されている。こちらは天気の良い日にぶらっと立ち寄るのが最高である。こちらの説明書きは以下の通り。
「清閑亭は、明治時代に活躍した黒田長成(ながしげ)侯爵の別邸として、1906年(明治39年)に神奈川県足柄下郡小田原町(現・小田原市南町)に建てられました。
旧小田原城三の丸外郭土塁の南向き傾斜地に位置しており、晴れた日は母屋から真鶴半島や大島を望む相模湾や箱根山を一望できます。
建物は、格式ばらない数寄屋(すきや)風の造りで、平屋と二階家が連なっています。建物内には板絵襖や網代組天井など優れた意匠も見ることができます。」
こんな建物の素晴らしい室内を格好よく撮るには、PENTAXの誇る最高レベルのレンズの一つである、HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWをお勧めしたい。K-1を持っていて、このレンズを持っていないという選択肢はないはずだ、と、常々僕は感動しながら撮影しているので強く主張したい。
芸がないと批判を受けようが、このレンズはF1.4という明るさを生かした開放にて何とかの一つ覚え的に撮ってしまいたい。それだけでカメラ道、レンズ道のオタクとしては幸せな境地に入れる。
ただ、下の写真は開放はやり過ぎたかと。焦点深度が浅すぎるので、枝ぶりなどがちょっとボケ過ぎてしまっている。まあこのレンズでは往々にしてこういうこともありなんなことだ。
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