2022年1月26日水曜日

小田原 清閑亭のような室内がこのレンズの白眉  HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AW

 小田原城の国道一号線側の丘の上に、清閑亭という旧華族の別邸が一般公開されている。こちらは天気の良い日にぶらっと立ち寄るのが最高である。こちらの説明書きは以下の通り。

清閑亭は、明治時代に活躍した黒田長成(ながしげ)侯爵の別邸として、1906年(明治39年)に神奈川県足柄下郡小田原町(現・小田原市南町)に建てられました。

 

旧小田原城三の丸外郭土塁の南向き傾斜地に位置しており、晴れた日は母屋から真鶴半島や大島を望む相模湾や箱根山を一望できます。

 

建物は、格式ばらない数寄屋(すきや)風の造りで、平屋と二階家が連なっています。建物内には板絵襖や網代組天井など優れた意匠も見ることができます。」

こんな建物の素晴らしい室内を格好よく撮るには、PENTAXの誇る最高レベルのレンズの一つである、HD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWをお勧めしたい。K-1を持っていて、このレンズを持っていないという選択肢はないはずだ、と、常々僕は感動しながら撮影しているので強く主張したい。

芸がないと批判を受けようが、このレンズはF1.4という明るさを生かした開放にて何とかの一つ覚え的に撮ってしまいたい。それだけでカメラ道、レンズ道のオタクとしては幸せな境地に入れる。

ただ、下の写真は開放はやり過ぎたかと。焦点深度が浅すぎるので、枝ぶりなどがちょっとボケ過ぎてしまっている。まあこのレンズでは往々にしてこういうこともありなんなことだ。


こちら清閑亭のガラスは、昔ながらのガラスなので波打っている。だから外もうねうねとして描写されているのだが、間違ってこちらのガラスを割ったりしないで頂きたい。今では生産されていないかなり貴重なガラスらしい。

このレンズは室内で本当の実力を発揮していると思っているけど、風景を撮るのもちょっと普通のズームレンズでは得難い絵面がゲットできる。こんな眺めの別荘が持てる身分、というのは本当に羨ましい。

こういうこのレンズでしか撮れない描写が、このレンズの白眉だ。実に気分良い。

これもそうだ。このレンズでなければ撮れない描写というのは、しっかりある。
このレンズ、本当に皆さんにあまねく買って頂きたいイチオシのレンズの一つというのは分かって頂けるかと願う。間違いなく、幸せになれるレンズ、というのはこういうものだと確信している。

*ところで、こちら清閑亭は今後料亭になって一般公開は中止されるらしく、今のように気軽に入れる施設ではなくなるらしい。今のうちに撮影に行きたい人はどうぞ。ポートレート撮影などにも使える場所かと思いますよ。



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