昨年撮った写真の中でお気に入りを再掲することで、レンズごとにどんな感じに撮れたかを振り返るシリーズ第三弾です。
去年はこのHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWというですね、多分K-1にとってはラスボスレンズと言えるであろうレンズを買ったのが、自分的にガッツポーズの出来事だったかと。
このレンズの所有欲満足感はハンパなく、これをカメラに取り付けて撮影地をウロウロすると、エッヘン、な感じだ。
もちろん、写真も自分的には満足な迫力のある写真となる。昔は超望遠ズームはタムロンのSP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROにて満足していたが、わりーがもう向こうには戻れないね。なんて言いたいところだが、あれはあれで実は写りは悪くなかった。どちらかというと品質感が安っぽいという違いが大きい。いや違うな、HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWの高級感が突出している、という方が正しいか。
写りが良ければ高級感なんてどうでも良いじゃん、って思うかもだけど、スターレンズの高級感は実際に所有して使ってみてくださいよ。そりゃ、違うから。満足感が。
そして何というかこのレンズ、いわゆるヌケが良いんだよね。通常の望遠レンズは望遠端だとどうしてもモヤっとした感じが出るのだが、これはそれがない。高級レンズとはかくあるものだと教えてくれる。
下は、よく撮影に同行してくれる友人を写したもの。本当はこんなちょいメタボおっちゃんの写真をベスト写真のひとつにしたくはなかったのだが、このレンズでどういう写真が撮れるかが如実に分かる写真だったのでこれを選抜した次第だ。
余談だが、この友人は先日HD PENTAX-D FA150-450mmF4.5-5.6ED DC AWというスゴイのを(つい)購入してしまったらしく、
「いやー、このレンズは持ち歩けんわ。どうしよ?」
とかいう感想を言っていた。下が彼のレンズ。
いやww、それ、買う前に想像できない?と思ったのは内緒だ。
しかし、男と生まれたからには大艦巨砲主義という生き様で行きたいものではある。
さて、去年はHD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AWを購入してしまったので、本来の断トツ単焦点レンズと思っていたHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWの出番は結構少なかった。
以下が撮例だけど、やはり好きだなあ、というのはいつもの感想。
開放で風景写真を撮る時の圧倒的な奥行きよ。こういうのはこのレンズならでは、よね。
カフェや温泉地なども雰囲気が出るよね。何故、皆さん買わないかね?このレンズを、ってぐらい好きなレンズ。
このレンズはもちろんこういう被写体が得意だ。ただし、開放(F/1.4)で写すのは慎重に。焦点深度が浅すぎて、何がなんやら、という写真になるので(以下はF/2)。
また、このHD PENTAX-D FA★ 50mmF1.4 SDM AWはポートレートにて素晴らしい実力を誇示してくれる。ポートレート皇帝レンズと僕は勝手に名付けてるのだが。ただ、ポートレートレンズとしてならばsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedの方が簡単に良い写真を写せるはずなので、どちらかと言えばそちらを推奨してますが・・・ね。このレンズは、あくまでも下のようにカッチリときれいに写したい場合に素晴らしい結果を残してくれるのだった。
今回の去年の振り返りとレンズ別撮例特集だが、以下で終わりとなる。使ったレンズはHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR。去年において、このレンズの使用頻度が一番多かったし、満足度も高かった。たくさんレンズを担いで歩きたくない、って自堕落な時は結局このレンズになったりする、という僕の心情を表している。
でもね、やはり良いレンズなんですよ。
何度も書くけど、24mmという広角端が良い写りなんですわ。このレンズの一番美味しい画角は24mmかもね。
最後の最後、仙台秋保温泉の宗園に行った際の愛車をアップしてこの特集を終わります。素晴らしい宿だったという良い思い出として。