2017年8月15日火曜日

奥日光 竜頭の滝を可変NDフィルターで撮る

今回は可変NDフィルターを使ってシルクのような滝の流れを撮ってみましょう。
NDフィルターって、明るさによって何種類か持っていたいところですが、荷物的にも予算的にもそんなにたくさん持っていけない。ところがこの可変NDフィルター、1枚でND2からND450まで変えられて、晴天時でも数十秒のシャッタースピードを得られるという優れもの。ついにゲットしましたよ(ちなみに例えばND4というのは、光量を1/4にするという意味です)。

僕が使っているのはこれ。
             
え?上の商品は高い?口径82㎜だし、高いですよね。
だったらこういうのがあります。ただし、安いのでやや画質が黄色っぽくなるらしいですが、こういう安いのでとりあえず遊んでみるというのが正しいかもです。
             

さてこの可変NDフィルターを使って撮るのは、中禅寺湖の北側にある竜頭の滝。ここって、茶屋の狭いテラスのようなところで撮るようになるので、ハイシーズンの休日なんかで三脚を広げて撮っていたらひんしゅくを買いそうなのでご注意あれ。僕の撮ったこの日は平日だったのでまあなんとか、という感じだった。
レンズはHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRです。
下の写真は0.3秒。あれ?0.3秒程度でも結構きれいに流れてますね?

では、このフィルターを使ってもう少しシャッタースピードを伸ばしてみるとどうなるかという検証をしてみましょう。
左側が1秒、右側が2秒です。




拡大して子細に見ても、滝の流れ自体にはあまり違いを感じません。2秒の方が右端の葉のブレがやや大きいだけの違いに見えます。
どうも、滝は1秒程度で十分なようですね。

とはいえ、折角なのでさらなる長時間露光に挑戦しましょう。今度は左の滝を使って4秒です。
ここではガッツリ日が照ってきました。この日差しで4秒露光ができるというのはこの可変NDフィルターならではなのです。
また、この時はほぼ無風状態だったので葉もほぼぶれることがなかったし、滝の奥への日光のスポットライトでお気に入りの一枚となりました。
でも、4秒も必要なかったかな、というのが正直な感想です。

このような滝を写すテクニックも、僕が当初教科書にしてきたこの本に書いてあります。やはりブライアンピーターソン先生は素晴らしいです。
これから何回かに分けて紹介する滝の撮影でもその辺を少し触れていこうかと思います。
                   

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    本当にそのフィルターを買ったのですか? (@_@)
    私は安いのを買ったのですが縞が出て使い物にならず。スマホでですけどね。

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    1. 安いのはあまり良くないらしいので、高いのにしました。
      遊びなら別に安いので良いんでしょうけどね。
      上のリンクの安い方は、それほどレビュー評価は悪くなさそうですが、どうなんでしょう?

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