2017年1月20日金曜日

smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedで撮る東京ビッグサイト

先日行ってきました、東京ビッグサイトで行われている展示会。
オートモーティブワールドとかウエアラブルEXPOとか、まあその筋の人たちが集う特殊な展示会です。普通の人はあまりそんな展示会には参加しないですよね。
とはいえ、あの広大なビッグサイトのスペースほとんどすべてを使った超巨大展示会となっており、僕も展示会にはよく参加するんですが、これほど大きな、しかも大盛況なのは初めてだったかなあ。

もう、とにかく疲れた。
広大な会場を歩くと、距離がハンパなかったのだ。
そんなところに、物好きにもフルサイズの一眼レフを担いできてしまった自分の軽率さを悔いた(ビッグサイトのことを知らない人のために書くと、下の写真の建物はただのモニュメントみたいなセミナー室です。本当の展示会場は見渡す限りの超広大な体育館みたいなところです)。
でもまあ、折角持ってきたんだし、帰路夕日に浮かぶビッグサイトを撮影しました。
今回、smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limitedとsmc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limitedの二つのレンズを持ってきたんだけど、この31㎜という中途半端な広角をこういう広大なところで撮る練習と思い、31㎜の方だけを使いました。

「やっぱ、この画角は難しいなあ・・・・」
と気落ちしながら撮ってたんですが、帰って写真を現像してみると、意外にも結構イケてました。結果だけを見ると僕は感動しちゃって、やはりこのレンズってなんか違うぜ!、と。
なんつって、ほとんど信者ですな(笑)



F:8ぐらいに絞ると、このレンズは超絶に高精細な写りになります。凄みを感じるほどです。

下の写真は空に雲があるともうちょっと雰囲気が出たんだけどなあ。
スコーンと抜けた夕暮れの空。上側が何もないのでちょっと物足りない写真ですね。下半分は好きな感じなので、あえて掲載しました。
ズームだともう少し構図を絞り込めるんだけど、こういうのが良くも悪くも単焦点レンズです。(あれ、ゴーストが・・)

夕日で金色に輝くビッグサイト。
この中途半端に広角な画角が、えも言えぬ迫力になっている感じです。やはりこの31㎜って、フルサイズで使って本当の実力を出すんだろうな、と少しずつ分かってきたように思えます。

出ました。
僕がこのレンズに求める、この画角で撮れるであろうと期待している構図です。
夕焼けがきれいだ。
木漏れ日からの光芒が、絞り羽を反映しててニッコリです。


と、ここで終わろうと思ってたんだけど、

(参考データ)
ここで、このレンズの開放(F:1.8)で撮ったものと、F:8で撮った高精細なものとの違いがはっきり出ている写真があるのでご紹介します。
まず、上側がF:1.8 の開放。
拡大してみてもらえれば分かりますが、結構甘い、です。もちろん甘いというのはこのレンズに対しての誉め言葉のつもりで、絞れば相当高精細になるこのレンズがここまで甘い描写になるということは、懐がかなり深い、ということを示してます。


この下の写真がF:8です。しゃっきりした感じが全然違います。一番違いが分かる箇所が観覧車でしょうか(拡大しないと分からないですが)?
4Kディスプレイで見ると観覧車の隣の窓枠とかでもそれ以上に違いが分かるのですが。
また、焦点深度が深くなったので、窓ガラスのワイヤーが視野に入っちゃってます(まあ、そりゃ当たり前だなということですが)。
意外に思えるのが、これほど真正面から太陽を入れてもほとんどゴーストやフレアがないこと(ちょっとあると言えばある)。
まあとにかく、評判ほど全然弱くないですよ。


          


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ちなみに、ランキングでの題名は、「どうして、ペンタのレンズは凄い写真が撮れるのか?」です。

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