2016年5月11日水曜日

K-1のシャドー補正が結構使える件について

今日は風が強かったですね。
強い低気圧が通りすぎたせいですが、こんな日の夕焼けはきれいになる予感満載です。

家に早めに帰ってカメラを持ち出すと、西の空がすごいことになってます。

まずは、普通に夕焼けをきれいに撮るモードで(JPEG撮って出し、シャドー補正なし)。
これだと空に意識と露出を合わせているので、手前の建物などはかなり暗く写っています。
でも、これでも建物はそれなりに写っているので驚きました。これぞフルフレームのダイナミックレンジの広さです。これまでのK5Ⅱsでは、手前の建物たちは軽く黒潰れでしたからね。
このダイナミックレンジの広さを期待した、というのもフルフレーム購入の大きな動機にもなってます。




ところで、K-1には強力なシャドー補正機能が付きましたよね。これは試してみなければなりません。
ということで、ここでシャドー補正の有り無しを比較するための撮影に入ります。
まずは、シャドー補正無しの撮影。
手前の丘を少し広めに構図に入れたため、やや暗いところに露出が広がり少し家並みがより見えるようになり、空がかなり明るめになってます。




次にシャドー補正を一番強い設定にして撮影してみます。
おお!これだよ、おっかさん!
HDRなんか使わなくったって、手前の家並みがはっきりと見えたよ。
すっばらしいですね!
と、言いたいところですが、1枚目と比較して夕焼けの美しさは数段減退しています。また、暗い家並みのノイズは結構大きいです。
手前の家並みをはっきり見せながら、1枚目の夕焼けを出せるかどうか、シャドー補正の次回の検証課題はそれになりますが、まずはここまでな感じです。

ちなみに、ここまでの3枚はJPEG撮って出しの画像です。




HDRなんか使わなくったって、と書きましたが、じゃあHDRを使ったらどうなるのか?ということと比較してみましょう。
HDR特有の強い発色はありますが、手前の家並みのはっきりとした写り込みは更に素晴らしいものになってます。これはもう、シャドー補正の比ではありませんね。

ただ、HDR画像は好き嫌いが分かれるので、この画像が良いのかどうか僕も判断つきません。
個人的には好きなんですけどね。


今回の写真は全てHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WRというフルフレーム用ド級レンズの広角端で撮っています。
結構な超広角ですね。
フルフレーム24㎜というと、APS-Cでの16㎜な感じと計算できます。

こうなると、超広角レンズを新たに、という気持ちはほとんど無くなっちゃった、という僕には同感してもらえる諸兄も多いと思ってます。

やはり、HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WRはすごいレベルのレンズだ、と使うたびに圧倒されます。
                   
                   

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ちなみに、ランキングでの題名は、「どうして、ペンタのレンズは凄い写真が撮れるのか?」です。

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