2022年8月21日日曜日

愛車を超広角で撮ってみると HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR

 愛車を格好良く写真に撮りたい場合、僕は超望遠(HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW)とかを使って圧縮効果で写すことが多いんだけど、意外に超広角レンズを使ってみると印象深い写真になったりするものだ。

特に、背景や空がきれいな場所ではなおさらだ。

下の写真では望遠端の30mmだけど、標準画角でありながらちょっと印象的な写真になっているのではないかと思う。このレンズの奥深さ故ではなかろうかと重宝している。

僕のこの車はもうかれこれ20年ほど乗っており、細かいところはちまちまと壊れてきている。例えば、ドアミラーが自動でたたまない、ナビが別のところを指し示す、ドアミラーが変色した、ルームミラーが下を向く、天井の布が垂れて来た、とか。それらどうでも良いところは自前で何とかしたりして、もうお金をかけて修理をしてない。もちろん、走り・安全に関係したところはきちんとお金をかけて直すけど、それほどエンジン・足回り・シャーシ関連では故障は無いので、長く乗っている割にはお金はかかっていない。

この車、クリスバングルという超有名デザイナーがデザインした車体であり、当時はあまりのアバンギャルドさから賛否両論となった。今になって時代の目が追い付いてきているから?なのか知らないけど、現在の目で見てもあまりデザイン的古臭さは感じないし、少なくとも僕は全くこの車に飽きていないのだった。デザインはもちろん、走りは今でも本当に素晴らしい。乗るたびに感動するのだ。なにしろ、BMWの3L直列6気筒ですぜ。身震いするほどしびれます。買った当時はお高い車だと思ったけれど、これだけ長年車を愛でて暮らせたのだから、結果的にはかなりお安い買い物だったといえよう。

次は後姿を25mmという準広角で撮ってみる。歪曲もほとんどなく、それでいてパースの効いた印象的な写真かと。このレンズを使って歪曲が嫌ならば、できるだけ日の丸構図で写真中央に車を持ってくるのが良いと思う。ただ、その場合は地面が下半分を占めるため、それなりの工夫も必要だ。

つぎに、これを超広角画角の15mmで撮るとどうなるかというと、

ややパースが効きすぎた感は否めないが、建物や周りの風景と一緒に車を写したい場合にトライしてみて頂きたいレンズだ。

最後に、横浜大さん橋上からの風景をもう少し。
この飛鳥もしっかりとしたパースで、巨大な船なのにきれいな収まり方をしてくれている。また、空が本当にきれいに撮れるよ、このレンズ。


逆光側にある日本丸。

このような場合、船に露出を合わせるか、空に露出を合わせるかで迷うところではあるけど、迷うことなく空に露出を合わせてみましょう。

この超広角レンズだと、きっと印象的な写真になるはずだ。


 


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