2022年8月18日木曜日

横浜の隠れた名所 大さん橋を超広角で撮る HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR

 ペンタキシャンとして何度も主張させて頂いているけど、K-1というフルサイズモデルを持っている御仁において、HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRというのは持たざるべからざるレンズだと思う。これで撮影をするといつも素晴らしい結果を残してくれるので感動させられる。


今回は横浜の隠れた名所である大さん橋からの風景で、この超広角レンズの魅力をお伝えしたいと思う。
このレンズは出目金レンズ過ぎてC-PLフィルターが基本的に取り付けられないのだが、青空をきれいに撮りたいというだけの目的ならば特に必要はない。とても発色の良いレンズで、大きな青空がこれでもかというぐらいきれいに写る。

飛鳥Ⅱがその雄姿を横たえている。
このレンズは望遠端では30mmとなり、下の写真のように普通の画角としても使いやすい。

もちろん、広角端の15mmではちょっと普通に撮れないような写真をゲットできる。向こうに見えるのは日本丸。2隻も日本を代表する客船が並ぶのも、ここ横浜大さん橋ならではだ。

大さん橋の頂上から、これら巨大客船2隻を同時に写す。なかなかこんな写真はよそじゃ撮れないですよ。エッヘン。
ウッドテラスの木の板の流れがパースペクティブを強調してくれて、この超広角レンズの特徴をさらに魅力的にしてくれる場所とも言える。

ここ横浜で最も美しい夜景が楽しめる場所を勧めるならば、この場所も一つの候補かと思う。

こちらはベイブリッジ側の風景。
日本丸の船尾と空がとてもきれいだ。それなりの逆光だが、レンズはよく耐えている。基本ポテンシャルが高いのだということが分かる。

そしてこれが海側端部の景色。
とても空がきれいに写っていると思うが、それにはやはり雲が重要かと。雲一つない晴天では、超広角レンズを使うとただ青いだけで何もない空間が写真の多くを占めてしまい、単調な写真となってしまうものだ。空が青く、そしてこれぐらいきれいな雲が空一面にある状況が好適だ。
超広角レンズを使って上手く写すコツのようなものがあるならば、広く写ってしまう空間をどれだけ密に埋めていくかということになろうかと思う。それによって、通常では得られない情報量が詰まった写真が得られようというものだ。

 


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