2020年1月6日月曜日

大三元標準レンズと超広角レンズを使って手持ちで滝を撮ってみるテスト(with K-1)

那須塩原と言えば、竜化の滝が有名ですね(多分)。
今回、PENTAXの大三元レンズの中の標準ズームHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRと、超広角ズームHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRとで滝の写りの違いを見てみました。
ただ、三脚を忘れてきた、という大失態付き。滝といえば長時間露光じゃないですか。

うむむ・・・どうしたものか、と思ったけど、考えてみればK-1の5軸手振れ補正ならば0.5秒程度であればほぼ手振れなく写せる自信があったので、脇を固めて撮る、ということでひたすら頑張りました。
 以前から滝は少しずつ撮ってきていて、
「0.3秒でも3秒でもほとんど変わんねーな」
というのは実証済みだったもので。ちなみに上の写真で0.3秒です。悪くはないですよね?

まずはHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRの標準レンズを付けて竜化の滝へと向かいます。こんな感じの山道を15分ほど登ったところにあります。
フルサイズの24mmって、あえて超広角レンズを使わなくても相当広角なんですよね。こんな感じで。

 まず現れるのが風挙の滝。これは5mほどの滝ではありますが、滝壺とその周辺の雰囲気がすごく良い滝です。

風景を撮る分には、このレンズは本当に雰囲気を出してくれます。
上と下ではちょっと構図を変えているだけですが、かなり違う表情を見せてくれていますね。


風挙の滝から少し登ったところの情景。
PENTAXには、HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRという安いフルサイズ用標準ズームもありまして、性能もなかなかの評判でもありますが、これだけの広角が写せるのがこの24-70㎜レンズの最大の魅力でもあります。

やっと着いたよ、竜化の滝。
3段?で流れ落ちるとても美しい滝です。空に昇る竜がうねっているようにも見えます。これは、那須塩原へ行った際は是非とも抑えたい滝ですね。
HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRでの写真はC-PLフィルターを使っているので落ち着いた雰囲気になっているかと。

しかし、滝を撮っていつも思うのが、あの本物の迫力がなかなか写真では再現しづらいんですよね。その大きさ感を比較する、よくあるタバコとか、そういうのがなくて。
あの中段辺りに人が立ってくれてりゃ良かったんだけどさ。


・・・・HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR・・・・

いよいよ?、HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRという超広角レンズに換装です。
って、滝撮影で超広角レンズを使うと、なにやら小さく写っちゃいますな、分かっちゃいたけど。
しかも、このレンズはデカすぎて基本的にはC-PLフィルターは使えません。だから、滝の周りの岩がやや白っぽくテカっているのが分かります。っても、曇りの日だったから、そんなに
声を大にするほどじゃないんだけど。

んで、川の景色はこんな感じになります。超広角レンズを使って広く写しゃ良いってもんじゃない、という典型例です。

超広角レンズを使う際には、こんな感じで近景に印象的なものを大きく写したいところです。
ちなみに、この流れの先が例の風挙の滝となります。C-PLフィルターを使ってないので、やや水面の反射が気になりますかね。

という流れで、最後に風挙の滝を超広角にて。
これは、滝という主人公がしっかりしているので、ただ広く写しただけじゃん、という批評は受けにくいだろうと期待しています。




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