今回、PENTAXの大三元レンズの中の標準ズームHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRと、超広角ズームHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRとで滝の写りの違いを見てみました。
ただ、三脚を忘れてきた、という大失態付き。滝といえば長時間露光じゃないですか。
うむむ・・・どうしたものか、と思ったけど、考えてみればK-1の5軸手振れ補正ならば0.5秒程度であればほぼ手振れなく写せる自信があったので、脇を固めて撮る、ということでひたすら頑張りました。
以前から滝は少しずつ撮ってきていて、
「0.3秒でも3秒でもほとんど変わんねーな」
というのは実証済みだったもので。ちなみに上の写真で0.3秒です。悪くはないですよね?
まずはHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRの標準レンズを付けて竜化の滝へと向かいます。こんな感じの山道を15分ほど登ったところにあります。
フルサイズの24mmって、あえて超広角レンズを使わなくても相当広角なんですよね。こんな感じで。
風景を撮る分には、このレンズは本当に雰囲気を出してくれます。
上と下ではちょっと構図を変えているだけですが、かなり違う表情を見せてくれていますね。
風挙の滝から少し登ったところの情景。
PENTAXには、HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRという安いフルサイズ用標準ズームもありまして、性能もなかなかの評判でもありますが、これだけの広角が写せるのがこの24-70㎜レンズの最大の魅力でもあります。
やっと着いたよ、竜化の滝。
3段?で流れ落ちるとても美しい滝です。空に昇る竜がうねっているようにも見えます。これは、那須塩原へ行った際は是非とも抑えたい滝ですね。
HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRでの写真はC-PLフィルターを使っているので落ち着いた雰囲気になっているかと。
しかし、滝を撮っていつも思うのが、あの本物の迫力がなかなか写真では再現しづらいんですよね。その大きさ感を比較する、よくあるタバコとか、そういうのがなくて。
あの中段辺りに人が立ってくれてりゃ良かったんだけどさ。
いよいよ?、HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRという超広角レンズに換装です。
って、滝撮影で超広角レンズを使うと、なにやら小さく写っちゃいますな、分かっちゃいたけど。
しかも、このレンズはデカすぎて基本的にはC-PLフィルターは使えません。だから、滝の周りの岩がやや白っぽくテカっているのが分かります。っても、曇りの日だったから、そんなに
声を大にするほどじゃないんだけど。
んで、川の景色はこんな感じになります。超広角レンズを使って広く写しゃ良いってもんじゃない、という典型例です。
超広角レンズを使う際には、こんな感じで近景に印象的なものを大きく写したいところです。
ちなみに、この流れの先が例の風挙の滝となります。C-PLフィルターを使ってないので、やや水面の反射が気になりますかね。
という流れで、最後に風挙の滝を超広角にて。
これは、滝という主人公がしっかりしているので、ただ広く写しただけじゃん、という批評は受けにくいだろうと期待しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿