要するに荒い岩肌の中で高温の硫黄分を含んだ温泉がいたるところで湧き出ている、という施設です。ちなみに、入場は無料です。
今回は、HD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRという超広角大三元レンズだけでのご紹介。空がきれいに写るんだよね。
思わず手を入れて
「温かーい」
と言いたくなる状況ですが、相当高温のようです。手を突っ込むのは止めておきました。
基本的に山の斜面に築かれた地獄施設であり、真夏に最上部までくると、なかなか汗だくになります。
雲仙は山の上にあるので、日陰は涼しいんですけどね。うーん、気持ち良い!
こちらが山頂部にある地獄の様子。
あらゆるところから温泉の湯気が立ち上っており、冬ならば暖かくて良いのでしょうが、夏はその湿度も合わせて結構つらいところ。
しかし、ここ雲仙を含めて島原半島ではとにかく色彩が鮮やかでした。大陸から続く高気圧のせいだ、と司馬遼太郎は本に書いてありましたが、関東とは全く異なる鮮やかさに心を奪われます。
下の写真は、山頂から降りて来てほっと一息。
確かに写真の現像もしていますが、本当にこういう鮮やかさです。
しかし雲仙では、正面に見える立派なホテルをはじめ、いくつかの主要なホテルが倒産したまま廃墟のようになっていました。この富来屋さんも、これほどの立地で経営が立ち行かなるなんて、気の毒な話です。
だからこそ、今回泊まった福田屋さんのように素晴らしい食事を出したりする経営努力をしているところしか生き残れないのでしょう。
最後は茶屋で一休み。
結構楽しいところでした。
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