まずは、犬好きにはたまらない写真から。なんか、じわる。この子はかわいい子だったなあ。
この写真は強い半逆光で、花の前ボケ。この条件で花の雰囲気を残しながら目の周りに露出とピントを合わせるのは結構難しいものです。このレンズのおかげ、ということにしておきましょう。
やっと気持ちが分かり始めた写真が下の写真です。
さて、レンズの気持ちが伝わってくるようになったので、お花畑でも写しましょうか。まずはF14でのパンフォーカスにて。むせ返るような花の匂いが伝われば、と。
次に、同じ場所からF2.8 の開放にして写してみましょう。
同じ場所、同じ構図なのに全く違う雰囲気になりましたね。しかしこのレンズ、本当に美しい前後のボケを表現できますね。また、このレンズの特徴として感じたのが、発色がとても良い。これはちょっと感動レベルでした。
夕陽に輝く横浜ベイブリッジ。200㎜の迫力です。
実はこの写真、F2.8の開放で撮っています。普通風景だと絞りを絞りますよね。しかも望遠端での撮影。ちょっと意地悪な条件でしたが、腰がしっかりした描写を余裕で見せてくれました。通常、望遠レンズの望遠端はちょっと腰が抜けたようなつまらない描写になりがちですが、このレンズは開放にしてこの描写力です。いやしかし、値段の高い理由ってのは望遠端絞り開放で分かりますね。
実を言うと僕は、風景を開放で撮るのが好きです。立体感が出るので。だから、開放で信頼性の高い描写力を示すレンズはすごく評価します。
1回目はこのぐらいで。
ここで使っている露出の技術は、この本に全て書かれてあるものです。露出を勉強中でこの本を持っていない方は、これを読まれることを強くお勧めします。
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