ペンタックスのカメラ酔夢譚（すいむたん）

副題　「どうして、ペンタックスのレンズは凄い写真が撮れるのか？」　　
横浜在住のマスター黒野です。
副題の通り、僕が大好きなペンタックスカメラ（Ｋ－１）とそのレンズを使ってどれだけ人の心に届くすごい写真が撮れるのか、ということに挑戦し続けています。
コメントは大歓迎。少しやる気が出てきます。
なお、本サイトはリンクフリーですが、著作権は放棄していません。写真検索は定期的に行っております。もし、写真の盗用が発覚した場合の僕の対応はこちらに書いてあります。悪質な盗用（特に人物写真）には訴訟で対応いたします。→　http://masterkurono.blogspot.com/2018/02/blog-post_25.html

2018年1月2日火曜日

「新年おめでとう。みなさんとともに新年を祝うことをまことに喜ばしく思います」　一般参賀体験記

皆さん。あけましておめでとうございます。
今年は、念願だった陛下に直々にお会いしたいという想いを叶えた素晴らしい年始めになりました。
そうです。新年の一般参賀に行ってきたのです。

苦労の末、これほどのおひざ元に近づいての撮影をさせていただきました（ややクロップしてます）。レンズはもちろん、TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROです。
題名は、私に直接頂いた陛下からのお言葉の出だしですが、皆さんにも慶賀としてお分けいたします。
今回は、あれやこれやの一般参賀記です。

天皇陛下に興味ない方は読み飛ばしていただいて結構ですが、興味ある方には是非参賀への参加はお勧めします。しかも、今上陛下が天皇としてお話されるのは次回が最後です。この記事で興味を持たれた人は、次回はぜひ行かれることをお勧めします。衝撃を受けるほどの感動をします。

あ、ちなみに重量を減らすために、今回の装備はK-1とTAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROだけです。って、一番ごついセットなんですけどねｗ。いや、マジできつかった。

さて、今回は箱根駅伝のスタートが大手町であるのでまずはスタートを観戦してからです。8時のスタートに備えて、7時過ぎには東京駅に着いておきたいところです。

皇居から大手町の近くでは、すでに参加校のチアリーディングが行われています。これは中央大学。

こちらは隣の神奈川大学。

スタート地点まで近づいてみたものの、この時間ではとても現地まで行けるはずもなく、やむを得ず引き返して大手町駅近くからの観戦です。
しかし、スタート地点付近での現地応援はお勧めしませんね。団子になって走ってるので、目の前を通り過ぎるのは一瞬です。なんのこっちゃという感じ。
うおー!　がんばれー！

さて、一般参賀の方に並ぶぞ、と並んだのが8時10分ごろ。
すでに大変な列。

皇居前広場辺り。ここで9時過ぎごろ。この辺りはまだ疲れも余裕。

さて、二重橋を渡り（！　東京だよおっかさん）ついに一般参賀の会場「長和殿」の広場に入ってきました（9時半ごろ）。
おおお。まだそれほどたくさんの人に満たされていない。向かって左側に入りたかったものの、警官に誘導されて向かって右側の方へ。やはり左側が良かったという、後からの感想。

さて、10：10。いよいよ1回目の参賀です。
あ、言い忘れましたが、1枚目の写真のように最前列近くまで近寄るには2回目まで残る必要があります。そう、さらに50分待たなければならないのです。まず1回目がどれほどの距離だったかと言うと・・・・

おおお！！陛下～！
目視では、これでも比較的近くまで寄れたと感じたんですが、TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACROという巨大レンズをもってしてもこの程度の大きさです。
しかし、これは初めての陛下との直接の対面。大感動して撮ってます。

もうですね、下のような写真の感じ。人の頭とスマホの隙間からやっとこさ少し見えるとかいうレベルで、カメラとレンズのブログでまともな写真をアップするというレベルには遥か彼方です。みんなが撮ってるスマホなんぞだと米粒ほどにしか映らないので無駄なんだけどねえ。それでもみんな一生懸命スマホで撮ってます。

1回目の参賀が終わりました。
さて、ここからです。すでにかなり疲れ果ててますが、ここからあと一時間頑張れるかどうかが勝負です。上のような写真で終われるか！と。
帰ろうとする多くの人の流れに逆らって、とにかく前を目指します。特に入れ替え制ではないので、この行為は問題ありません。たどり着くとそこは前から3列目ほど。やった！
一般参賀の一番のコツは、1時間前に行くよりも、1時間残って2回目の参賀にも参加する！です。

さて、参賀で大事なのが望遠レンズでもありますが、もう一つ大事なのがPLフィルターです。近づくと目立つのがベランダ正面の防弾ガラスの反射です。普通に撮ると陛下のご尊顔がかなり反射で飛ぶことになります。PLフィルターを使ってやっとここにアップしたような感じに写ります。

また、今回の場所は素晴らしかったですが、ほぼすべての写真でガラスの継ぎ目が陛下の顔に重なったため、本当のベストショットは1枚目のもの（１つ上と同）というかなり貴重なことになりました（これ、実際行かれた方は、上の写真がどれほど撮りがたいかということも分かっていただけるかと）。