2021年8月28日土曜日

北海道旅行6日目 礼文島4時間コース(岬めぐりコース) 前半 HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR

ちょうど10年前に北海道を1か月近く旅行する機会に恵まれたことがあり、その中で一番感動したのがここ礼文島だった。
その時は、「愛とロマンの8時間コース」というトレッキングに挑戦してしまい、8時間というタイトルは嘘で12時間近くもかかって死ぬ思いで歩き切ったのだが、控えめに言ってすごく感動した。ここは日本か、というぐらいに。

 だから、今回もここでトレッキングをするのが一番の目的の北海道旅行だったのだ。

だだし、前回は8時間コースの過酷さにホトホト懲りたので、今回は4時間コースに挑戦することにした(ちなみに通称4時間コースは、4時間じゃ歩けないじゃないかと中高年から文句多数だったため、最近では岬めぐりコースと呼ばれるらしい)。

ちなみに、カメラはK-1にHD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WRだけを取り付けて歩いた。本当はHD PENTAX-D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WRという超広角レンズも持ってきたかったが、間違いなく膝を壊しそうだったので断念した。

まずは、下の地図(地図はこちらのサイトのものを使わせて頂いた)のスコトン岬近くの宿 星観荘から浜中まで車で送ってもらってのスタートだ。4時間コースは浜中から西上泊に行き、鉄府、ゴロタ山を通ってスコトン岬を目指すコースとなっている。

まずは浜中から延々と西上泊にある澄海(すかい)岬に向かって舗装道路を歩く。比較的なだらかではあるけど最初から微妙にしんどい登りだ。



澄海岬は車で行けるとても海のきれいな展望台だ。


これが有名な?澄海ブルーだ。とはいえ、この時はまだあまり晴れていなかったのでもうちょいの青さ。


澄海岬から南側の撮影。8時間コースでは、スコトン岬から4時間かけてここまできて、あの山を越えてずーっと島の南端まで歩いて行ったのである。ホント、死んだ。
ところで今回は、前回歩いたここまでの8時間コースを逆向きに(北へ向かって)スコトン岬を目指して歩くのである。

さて、西上泊にある神社からの階段を上って、いよいよ本格的に山登りのトレッキングを始めるぞ、と。結構階段が急だ。
ここまで登ると西上泊とさっきの澄海岬が右下の方に見える。

これらの山です。8時間コースはこれをずーっと行くのです。よく歩き切ったな、と改めて。

よし、やっと一つ目の山の稜線に出た。遠くに難関ゴロタ山が見え、素晴らしい景色が広がり始める。こうして、トレッキングコースには踏み分け道だけがあるのだ。


いよいよ、澄海岬北側の岬が見えてきた。ここがきれいなのだ。

稜線の踏み分け道を歩く気持ち良さよ。

おおおお!雄大な景色だ。しかも、これが澄海ブルーだ。彼方に見えるのがゴロタ山である。

お分かりいただけただろうか?岬には神社があるのである。あそこには到底行けそうにないのだが、どうやって管理されているのだろう?

山の稜線から北側を見ると、鉄府(てっぷ)の町が見える。これからあの海岸線を延々と歩くのだ。


こうして、山の稜線を歩いているときの幸福感よ。こんなに美しい体験って、日本ではなかなかできないように思う。

鉄府の港。海の美しさも澄み方も半端ない。むろん、レンズにはC-PLフィルターを取り付けてこその海の描写なので。取り付けはお忘れなく。

鉄府の町中を振り返っての写真。そういえば、人っ子一人見なかったな。皆さん、漁に出ていたからか?
この日は結構暑く、そちらの意味でもへばりつつあった場所。

鉄府の町を抜けてからゴロタ山を写したところ。

そういえば、この場所はその昔、フォレスターのCMに使われた場所らしい。こんな感じで。

いよいよ、ゴロタ山のふもとに到着した。右に急な階段が立ちはだかっている。これからこれを登ってあの雲の中に入っていくのだ。
前半はここまで。


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